朱砂会のブログ

朱砂会のブログ

朱砂会 すさのかい と申します。朱砂は赤の顔料の原料となる赤い石のことです。緋袴の巫女装束と白拍子装束で宴を催すことに由来しています。
古事記や古典の朗読と、箏の生演奏、巫女舞を組み合わせた「宴」シリーズ、「源氏物語」の上演を旨としています。

ご無沙汰しております。

今年は源氏物語関連の展示が多く、あちこちに行っているので書きかけで下書きに入っている記事が日に日に増えております。

が、今日は、「紫の宴」の公演案内を発送しましたので、チラシのQRコードからブログへ飛んでくださる常連さま方もいらっしゃるだろうと、今日こそは更新したいと思います。




瀬戸内寂聴先生の「女人源氏物語」シリーズも、いよいよ完結編となりました。

5周年記念公演の時と同じく、六条御息所が斎王とともに過ごした斎宮の復元建物、さいくう平安の杜正殿にて上演致します。



こちらは今年5月に斎宮に行った時の写真です。

普段は正殿は立入不可ですので、ご来場の皆様には正殿内部までもご堪能頂きたく存じます。


下で履き物を脱いでお入り頂く形になります。

12月の公演ですので、お足元の防寒にもお気をつけ下さいませ。お席は椅子席を御準備致します。

尚、受付にてカイロをお渡しする予定でおります。


明和町は空が広くて、気持ちが穏やかになります。

この時は斎宮歴史博物館にて「光る君へ」の巡回展もありました。


女人源氏物語シリーズでは、衣装に袿を着ておりました。

が、大河ドラマも最終回の頃の「紫炎」なので、一年間皆様の目も肥えていらっしゃるだろうと、今回は衣装を一新致します。




斎宮歴史博物館では、亀卜せんべい(木槌付き)も販売されてます!

ご自宅で卜定できます乙女のトキメキ


いつきのみや歴史体験館では装束体験もできます。

是非宴にお越し頂いて、瀬戸内寂聴先生の「女人源氏物語」の世界とともに、明和町の斎宮も堪能して頂きたく思います。




ソウルフードの昆布だしをかけたあられ茶漬けは、斎庵にて召し上がっていただけます。


瀬戸内寂聴先生の「女人源氏物語」(集英社文庫)は、今年「決定版」が新しく出版されております。

源氏物語に登場する女人たちが、独白体にてそれぞれの帖を語る作品です。

また、初演からずっと尺八や高麗笛などを、新田みかんさんが生演奏してくださっています。

演奏と語りのセッションをどうぞお楽しみに。


ご予約・お問い合わせは

朱砂会 090-5108-1051 susanokai.info@gmail.com までお気軽にどうぞ