これで決まりかもしれない。
- キャリー・アンド・ローウェル/ホステス
- ¥2,561
- Amazon.co.jp
あまりにも私的な題材を用いながらも,聴き手に共有することを拒まない。この感覚が何とも不思議。
サウンドはきわめてシンプル。だけど,自然がもたらすような豊穣さに満ちている。眩しくて美しい。
と,こんな感じでまともに語れる言葉が用意できない。言葉が追いつかないほどの素晴らしいアルバムだと思います。いつもは違う媒体で書いているんですが,一人でも多くの人に聞いてもらいたくて,書きました。
これで決まりかもしれない。
あまりにも私的な題材を用いながらも,聴き手に共有することを拒まない。この感覚が何とも不思議。
サウンドはきわめてシンプル。だけど,自然がもたらすような豊穣さに満ちている。眩しくて美しい。
と,こんな感じでまともに語れる言葉が用意できない。言葉が追いつかないほどの素晴らしいアルバムだと思います。いつもは違う媒体で書いているんですが,一人でも多くの人に聞いてもらいたくて,書きました。
第5位 Real Estate
最近は、終始こういう音が好きなのでこのポジションです。どこまでも甘いんだけど、明らかに強烈な苦みを経てきた音。簡素なギターをベースに、ひたすら甘美なメロディーが続くので、その苦みを感じられるかどうかで、好き嫌いが分かれそうなアルバム。僕は大好きです。
第4位 Avi Buffalo
At Best Cuckold [帯解説・歌詞対訳 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤].../SUB POP/ TRAFFIC
前作も大変素晴らしい作品だったけど、これもいいです。天性のメロディーラインは、やや洗練された感があるけども、個人的に好きだった(こんな人は僕以外にいないと思うけど)ギターサウンドは健在。曲のメロウさに隠れて、実は無軌道でたまらないギターソロを弾くんです。誰か一人でもわかってくれたら嬉しい。
第3位 Ben Watt
ここまで来て「この順位に意味なんてあるのか?」という気分になってきたんですが。昨年EBTGの旧譜をまとめ買いした影響もあって、この位置に。正直言うとそれらのアルバムより、今作の方がずっと好きです。幅広い音楽素養を持っている人だけど、根本はきっとここにあるのだろうと感じさせてくれるシンプルで力強くて美しい楽曲が並んでいる。
第2位 Beck
Beck久しぶりの新作。Beckもまた多彩な音楽性を持っているけど、やはり表現者としての根源はここにあるという、揺るぎない強さを感じる作品になっている。明け白んでいく空のような穏やかなグルーヴは、音楽の豊穣さを感じさせ、まだまだロックにしか為し得ないものがあることを教えてくれる。次の第1位のアルバムとともに。
第1位 Spoon
They Want My Soul/Republic
この1位だけは直ぐに決まりました。僕は前々作からのリスナーなんですが、こんなに普遍的なフォーマットのサウンドになぜここまで惹かれるのか、未だにわかりません。もう抗えない魅力があります。The Nationalにも通じるストイックさがあったり、Walkmenのような揺るがない美学があったりと、拾い出したらきりが無さそうです。そのときそのときの僕の欲求を常に満たしてくれるようなアルバムであり、今年のダントツの1枚です。
生きてます!
率直に言うと、ブログ、しばらくは全く書く気が起きませんでした。
しかしながら、毎年自分の中では恒例のベストアルバム、これはどこかに記しておきたい。何か感じたものがあるなら、魂を交えたい。そういう思いはまだあります。
ということで、ここで2014年のベストアルバムを書き記しておこうと思います。今年は短くまとめます。
第10位 Twin Peaks
1枚は直情的ロックンロールバンドを入れたくなるって、毎年書いているような気がするけど、今年はダントツにこれかな。CIRCA WAVESがアルバム出していたらわからなかったけど。最初はTelevision直系の音を期待したんだけど少し違った。だけど、みんなで一発バーンと合わせてみようぜ的な、ピュアな衝動に心躍らされるのです。
第9位 La Sera
Hour of the Dawn (ボーナストラック1曲収録/歌詞対訳つき)/Yacca / Inpartmaint Inc.
これは夏によく聴いた一枚。元ヴィヴィアン・ガールズのケイティ・グッドマンのソロユニット。もう3rdになるらしい。往年のレモンヘッズ(It’s A Shame~辺りの)を思わせるような疾走感とメロディーのバランスの良さ。もちろんどちらもちょっと壊れかかってる。こういう危うさをはらみながらも走り続けるNoブレーキな感じ、素晴らしいです。
第8位 Coldplay
Ghost Stories/Parlophone (Wea)
A Sky Full Of Starsだけはどうしても好きになれないけど、ほかの曲は実によく練られていて完成度が高い。初発の感想は「U2っぽくない?」これは、僕にとっては好印象を意味する言葉です。アッパーに世界を求めるのを止めながらも、1曲1曲の世界観が深化している。さすがです。
7位 Mac Demarco
Salad Days/Captured Tracks Rec.
「やっとMac Demarcoの良さがわかったー!!」という喜びで入れてしまったような所もあるけど、巧いところ黄金律の隙間を抜けていくようなギターと歌がどんどん癖になってゆく。これはやっぱり天才でしょうね。
6位 St.Vincent
彼女本来のエキセントリックな要素は若干後退したものの、やはり唯一無二の存在であることを見事に証明しているアルバム。彼女の音って、聞き手の脳をダンスさせるような、暴力的な誘引力を持っています。もっともっとすごいアルバムが作れそうな気がするのですが。
「Crazy Crazy/桜の森」(初回限定盤)(DVD・スリーブケース付)/ビクターエンタテインメント
なんなんだ、この開きっぷり!!
ポップ感 高揚感 これまでのトラックと比較にならないくらい。
メインストリームを堂々と闊歩する、破格のシングルだと思う。
彼のキラーウェポンである、ほっこり感 ゆる感を捨て,
ジャズ、ダンスクラシックをベースとした、実にかっちりとしたポップ。
でも、根底に流れる、「『異形』であることへの覚悟」は相変わらず漲っている。
実に爽快です!
今週はとにかく暑かった北海道。
35℃をこの時期超えたことなんてない。
勤務する学校では、今週遠足があったんだけど、
暑さのために延期にするかどうか、かなり議論しました。
こんなこと初めて。結局やることになりましたが、コースや時間をかなり短縮。
しかし、北海道人。この暑さに怖じ気づいたのか、
子どもたちだって、この炎天下の中では無茶しない。
木陰でしっかり水筒握りしめていました。
よって事故もなく終わりました。
暑さのせいなのか、今週リリースされたツェッペリンのリマスターには食指が伸びず、
このアルバムをじっとりと聴いていました。
近作の彼らから知った人は、びっくりするくらい地味に聞こえるかもしれません。
ベースラインが強調されたサウンドで、雄大かつスロウに展開していくこのアルバム。
新しいことに挑戦しているのはわかるけど、どこか懐かしさを感じるんですよね。
2ndあたりまであった、シンプルさでどーんと勝負する感じがあるんです。
好き嫌いは分かれるかもしれません。
僕はどのアルバムも好きなんだけど、
一枚挙げろと言われたら、迷わず1stを選びます。
そして今のところ、二枚目はこれですね。
なんていうか、僕らの期待に真っ向から応えるアルバムにはなってないところがいいんですよね。
陳腐な期待やステレオタイプにはまっていくようなものなんか、作ってない。
聞き手の期待感をぶっ壊せる、そういう力をまだ彼らは持ってる。
A Sky Full Of Starsだけ妙に浮いちゃっているんだけど、
久しぶりにトータル感のあるアルバムでもあります。
いや、いいなぁ、これ。
修理に出していたPCが無事に帰還しました。
買ったときから,ブルースクリーンが頻繁に起こり,そのたびに電源を入れ直すということを繰り返していました。
そして先日,今度は「ポータブルデバイス」が認識されなくなりました。
つまりは,デジカメやiPhoneが接続できない状況に。
また同時にWindows updateもできない状態に。
自分で数日頑張って直そうと努力したんですが,Windows7の再インストールさえできない。
キーッ!となって,結局PCを買ったパソコン店に修理を頼みました。
運の悪いことに保証期間が切れたばっかりだったので,修理費用はかなりかかりました。
原因はメモリの不良。
ってことは,買ったときにすでにおかしかったということ。
自分の判断ミスでした。
実は買った当初に,すぐ光学ドライブが壊れていて,交換してもらいました。
そのときにブルースクリーンはすでに起きていたのに,そのことを店員さんに言わなかった。
言えば何てことはなかったのに。
再インストール後は,まずitunesの復興に時間がめちゃくちゃかかりました。
曲がダブったり,ちゃんと入らなかったり。
元の状態に戻すのに,一週間以上かかりました。
そして,ネット接続が実に不安定。
すぐに出てくる「!」のマーク。「制限付きアクセス」という状態になり,つながらなくなります。
あー,もー,本当にめんどくさい。
最近こればっかり聴いている。
こればっかり聴いているものだから、全然レビューが書けないでいるんだけど・・・
ここのところ体調が悪くて家に居る機会が多いせいかもしれないけど、本当よく聴いている。
まず収録曲が素晴らしすぎますね。After The Gold Rushの曲が満載。
全編ニールのギターかピアノの弾き語りなんだけど、彼のメロディーに寄り添えるのは
結局のところ、自身の奏でる音しかないんじゃないのか、と思わせるくらい素晴らしい。
見事な完結ぶり。
音も良いんです。さすがニール「ポノ」ヤング!アコギの音の瑞々しさやふくよかさが良いバランスで聴けます。
こんな文章じゃ全然伝えられないんですが、聴くたびに心が打ち震える瞬間がある一枚です。
The Flaming Lipsもやってきます!
http://www.fujirockfestival.com/artist/
フジは初めてなんじゃないかな。
野外であのスペクタクル&サイケデリックな音空間。最高です。
ついにやりましたー!!!
http://www.fujirockfestival.com/news/?id=2085
念願のアーケード・ファイア
フジに懸けて、よかったぁ!