今季53年ぶりの日本一に輝いた中日ドラゴンズ
昨年と同じ顔合わせで、
見事リベンジが成功しました。
その勝因は?いくつかあるでしょう。
ブログでは素人の僕が、僕なりに考えて書いていきます。


僕が勝因として挙げるのは、第1戦に先発した川上だ。
実際は唯一の負け投手となったが
シリーズの流れを引き寄せたのは
まさしくエース川上だったと思う。


第1戦、日本ハムがダルビッシュ
中日は川上という両エース先発で幕を上げた。
その川上の立ち上がりの1回裏。
まだ硬さが残っていたのだろう。
1番・森本に四球を与えると
3番・稲葉にも際どいコースを突きながらも
結局は四球、これで1死2塁1塁。


打席には4番・セギノールをむかえた。
2球で追いこみカウント2-0。
そして3球目、内角高めを狙ったが、その意に反して
球はシュート回転して真ん中へ。
右翼席へ特大の3点本塁打を喫した。
序盤で重すぎる3失点、しかしそこからエースは耐えた。


直球カットボールシュートが甦り
コントロールも抜群。
日本ハム打線を次々と打ちとっていく。
そう、1回裏の被本塁打の後は
1人の走者も出さずテンポ良く3人で打ち取った。


結局8回裏の1死まで
21人を完璧に封じてみせた。
これはもうエースの意地だった。
しかし打線の援護が1点しかなく、
川上の力投は報われなかった。


だが後々に見てみると、この敗戦は意味のある敗戦だったのだ。
エースの力投が、仲間の闘志に火を着けただけでなく
捕手・谷繁が、打者1人1人の打ち取り方を
再確認
したのだろう。
この試合の被安打を2に抑えたのは、川上だけでなく
捕手・谷繁リードも大きかった。
それが第2戦、第3戦と生きてくる。


今季の日本シリーズの流れ土台を築いたのは
間違いなくエース川上だったと僕は思う。


それでは、また♪