外国人選手 | 373blog

外国人選手

日本の球団で活躍する外国人選手は、

誰もがメジャーで活躍してた選手ではありません。

メジャーで実績のある選手だからといっても、

日本で活躍できるとはまったくわかりません。

確かにMLB(メジャーリーグ)とNPB(日本プロ野球)とを比べると、

MLBの方がレベルも人気も上です。

ただ、日本の野球にどうアジャストするかによって、

超VIP待遇で来日した外国人選手でも、

すぐにリリースされてしまう例がよくあります。

今、横浜ベイスターズにブレット・ハーパーという選手がいます。

このハーパーは今年6月終わりに横浜の入団テストを受けて、

急遽加入した選手です。

ハーパーはメジャー経験は1度もなく、マイナーや独立リーグでプレーしていました。

正直、日本でプレーする外国人選手の中でも、最も実績のない選手の一人でしょう。

しかし彼は今大活躍しており、先日は巨人の守護神クルーンから

逆転サヨナラ満塁HRを打つなど、横浜では貴重な戦力となっています。

球団もある意味予想外の活躍で、かなりお買い得な選手だったことでしょう。
(年俸1000万円)

また、オリックスに先日加入したフランシスコ・カラバイヨも同じことが言えます。

カラバイヨは、アメリカでの実績はぜんぜんありません。(2A止まり)

NPBでプレーすることを目標に、日本の独立リーグ(月給15万程)でコツコツプレー

し、実力を証明して、遂にオリックスが今シーズン途中に、格安で獲得しました。

そしたらいきなり1軍でHRを打ち、NPB1軍レベルでも通用することを証明しました。

巨人のようにメジャーでバリバリ実績がある、超高額外国人選手を獲るケースもあれ

ば、横浜やオリックスのような格安外国人で成功する例もあります。

それにしても巨人の外国人選手は失敗が多いようです。

ラミレス・グライシンガー・イスンヨプのように、他球団で活躍を証明した選手を

獲るケースが多いが、巨人自体が発掘した外国人選手って、本当に少ないですよね。

ゲーブ・キャプラーを覚えてるだろうか?

2005年にセンターの補強で巨人に期待されて入った選手です。

彼は、メジャーでの実績も十分だったにもかかわらず、

まったく成績を残せず、期待外れで1年で巨人をリリースされました。

しかしアメリカに帰国すると、再度メジャー契約を勝ち取り、

今もなお、タンパベイ・レイズで活躍しています。

中日にいる、トニー・ブランコは、私自身一緒にプレーしたことがあるんですが、

彼もアメリカでは大成できず、伸び悩んでいました。

ただ、彼のBP(打撃練習)の打球は信じられない程の速さで、

サードなんて怖くて守れなかったことを思い出します。

メジャー経験は若干あったけど、マイナー暮らしが多い選手でした。

ただ、日本ではいきなりHR39発をかっ飛ばし、HRキングを獲る程の大活躍。


日本で活躍する外国人選手に共通することは、

日本野球を見下さず、真面目に野球に取り組む姿勢を持つ選手なのですグッド!

個人的には、阪神のマートンが、ベンチで毎回相手投手の癖や特徴について
メモ帳に記入してる真面目な姿勢が好きですニコニコ