毎日ツラいと思いながら生きていた。
自分には向いていない仕事がツラい。
苦手な人とのつきあいがツラい。
もっと楽に生きられないものか?
現在の仕事やめて、他の仕事をはじめようか?
苦手な人たちと関わらなくてもいい仕事はないか?
マンション売って、どこか、引っ越そうか?
もっと、割のいい仕事はないか?
そうやって、いろんな嫌なことから逃れることが出来れば、
このツラさから解放されて、もっと楽に生きられると思っていた。
仕事を変えれば、
苦手な人を避ければ、
引っ越せば、
一時的には、ツラさから解放されて、楽になることが出来る。
でも、長続きはしない。
また、同じツラい生活がやって来る。
嫌なことから逃げることを肯定していた。
逃げなければ自分は、精神的に潰れてしまう。
だから、逃げるしかない。
逃げることは正しいのだと。
でも、逃げることなど出来ないものから、
自分は逃げようともがき苦しんでいたと気づいた。
自分にとって得意で、自信を持ってやれることだけやっていればいい仕事などどこにもない。
仕事でも、プライベートでも、苦手な人がいない人付き合いなんてあり得ない。
だから結局、どうすればいいのかわからなくなってしまう。
答えは一つ。
逃れることができないのだから、もう逃げようとしないこと。
その現実を受け止めて、腹をくくること。
自分をツラくさせているものは、
苦手な仕事や、苦手な人ではなく、
その仕事や人間関係がうまくできないというコンプレックス。
自分自身のコンプレックスが原因なんだと。
だから、今よりもっと楽に生きるためには、
そのコンプレックスを少しでも少なくすること。
苦手なものを、少しでも、苦手ではなくすること。
苦手なものが、苦手ではなくなった時の良いイメージを持ちながら、
あえて、苦手なものに前向きに取り組むこと。
そうするほかない。
そう覚悟を決めれば、
自ずと自分が何をすべきか見えてくる。
やっと、このことに気づいた気がする。
そう覚悟を決めれば、
自ずと自分が何をすべきか見えてくる。
やっと、このことに気づいた気がする。