マックの異物混入問題がテレビを賑やかせている。
マックが悪。というイメージで、記者会見での記者の質問はマック側に謝らせるための質問。いつも思うのは、いつの間に記者たちは「正義の代表」になったのかということ。
そしてネットでも多くの人がマックの悪を訴える。
それはテレビでは視聴者が望むから「マックを悪」と言い、視聴者はテレビが言っているから自信をつけて「マックの悪」を書き込む。そしてテレビはより一層、マックの悪を…さらには他の企業の異物混入を悪として取材する。
本気でマックを潰したければ、非買活動をすればいい。誰も買わなければちゃんと潰れます。
でもそれは誰もやらない。
そこまではするのは面倒だし、活動などしたらどんな傷を受けるかわからない。
テレビやネットで書き込まれる「正義」が薄っぺらくて嫌になる。
ネット社会になり、人は「正義」を簡単に振りかざせるようになった。匿名や相手の名前を伏せれば、痛い思いをすることなく「正義」を書き込めるのだ。
こんな「正義」は同じレベルの人が同意するくらいで、結局は相手になどされない。
本当の「正義」は自分が傷つくし、非難も必ずされるもの(完璧な「正義」など実際はないと思う)。
「正義」を振りかざすなら、どうすれば問題がなくなるか…マックに提案するぐらいしてほしい。
異物混入は問題だとは思うが、人が「正義」になるのが嫌だという話。異物混入があった人は多いに怒るべき。怒る権利を持っているから。
もう一度言うが、嫌なら絶対にマックを買わなければいい。企業は社会のためにあるのではあるが、本質は利益を出すためにある。さすがに変わるはず。
ただし自分がもしもマックの社長ならば、きっと細かい異物混入は発表せずに終わったろう。自分はその程度なのです。
マックは直営店とフランチャイズ店があったと思う。異物混入があったのはどっちなのか?直営店の場合とフランチャイズ店の場合ではマック本社側も考え方が違うのではないか?
異物混入…問題にしなくてはいけないのは、直営店とフランチャイズ店の管理の仕方ではないか?と思う。
昼はあえてマック。
異物混入問題の解決を応援するため、あえてマックにしました。