STUDIO F+

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映像製作スタジオ STUDIO F+ スタジオエフプラスの公式ブログ

(2024年7月3日追記)

フランスの映画祭

Clown International Film Festivalでの

公式セレクションからワンランク上の

ファイナリスト(最終候補作品)に

選出されました!

 

 

海外の映画祭のルールについては

以前のブログでも書きましたが

 

落選(選ばれなかったということ)

公式セレクション(Offical Selection)

ノミネート作品(Nominee)

ファイナリスト最終候補作品(Finalist)

入賞(Award Winner)

 

このような5段階での選出方法をとる

映画祭が多いようです

 

 

(以下の記事は7月2日に記載したもの)

 

STUDIO F+製作の自主映画

香港來的Diana(香港から来たダイアナ)

が3つの国で入選とファイナリストに

選出されました!

 

次にネパールの映画祭

Humro Cinema Film Festにて

フィアナリスト(最終候補)に選出されました

 

 

 

最後にアメリカのマイアミで開催される

Miami International Gold Awards 映画祭にて

Offical Selections(公式セレクション)

されました!

 

 

出演者の皆さま、作曲家のIce9さん

ロケにご協力頂いた店舗の皆さまに

心より御礼申し上げます

 

皆様のご協力のおかげで海外の映画祭で

各賞の入選、受賞をする事ができました

ありがとうございます!

 

香港來的Diana(香港から来たダイアナ)

の予告編(バージョン6)はこちら

バージョン6以降は今後制作する予定です

 

 

 

ネパールの映画祭は惜しくも

ファイナリストで終わりましたが

これは映画の内容を考えると

仕方がない事だと思っています

一部、政治的な内容が含まれて

いるからです

 

アメリカで開催される映画祭にも

出品をしていたのですが

まさかマイアミの映画祭での選出とは

予想外でした

 

私自身、アメリカのアラスカ州、

ネブラスカ州、シアトル州、

カリフォルニア州、オレゴン州には

行ったことがあるんですが

 

東海岸側やマイアミ州のフロリダなどに

行ったことがないので

映画作品が代わりにマイアミに飛んで

いってくれました

 

マイアミと言われて

私が真っ先にイメージするのは・・

 

ドン・ジョンソンと

フィリップ・マイケル・トーマスの

刑事コンビが活躍するTVドラマ

「特捜刑事マイアミ・バイス」

(Miami Vice)1984年〜1989年です

 

マイケル・マン監督版の2006年の映画

「マイアミ・バイス」(Miami Vice)

もありますが

 

やはりマイアミ・バイスと言えば

ドン・ジョンソンと

フィリップ・マイケル・トーマスの

テレビ版ですね

 

余談でした(笑

 

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最後に

ロシアの独裁者プーチンに鉄槌を!

プーチン支持者に厳罰を!

ウクライナに平和を!

イスラエルとガザの紛争が

早急に終結しますように!

今回は自分の映画のお話です

 

 

STUDIO F+製作の自主映画

香港來的Diana(香港から来たダイアナ)を

撮影したロケ場所を2年ぶりに

行ってきました

 

東京都墨田区にある言問橋でのロケは

佐藤ダイアナさんと私の二人で行い

LUMIX GH6で撮影していきました

 

撮影当時、季節外れの暑さで

ジリジリと照り返す日差しの中

ダイアナさんに何度も言問橋を

歩いてもらったのですが

 

ダイアナさんもかなり暑かったと

思います(すいません)

 

私もカメラを回しながら

演出をしていたのですが

かなり日焼けしたのを

覚えています

 

 

(ロケ場所のひとつ、東京の隅田区にある言問橋をスカイツリーから眺める)

 

なぜ今回の映画のテーマが

「香港」だったのか?というと

 

2019年〜2020年に香港で起きた

大規模なデモが関係しているからです

 

中国により一国二制度が事実上なくなり

「香港国家安全維持法」が施行されると

香港の民主派と言われた人々は

次々と逮捕され

 

有名なのは

香港で民主化運動の「女神」と呼ばれ

現在はカナダに滞在している

周庭(Agnes Chow Ting)さんや

 

わずか1ドルの所持金で香港にやって来て

その後、アパレルブランドで大成功し

蘋果日報(アップルデイリー)という

自由主義を掲げたメディアを立ち上げ

今も拘束されている

黎智英(Jimmy Lai Chee Ying)氏など

 

香港民主派の政治家、活動家の逮捕や

逮捕状が出されるなど

香港に言論の自由はなくなりました

 

最近では

日本で活動する香港の民主活動家たちが

日本の政治家と会ったり、大学で主張を

展開していた様子が報道されていました

 

私の映画

香港來的Diana(香港から来たダイアナ)の

脚本は2017年ごろから執筆を開始しており

まだ中国による「香港国家安全維持法」が

施行される前でした

 

当時はまだ映画のタイトルも未定で

私が当初に構想していた内容は

日本に住むアジア系の若い女性の視点で

現代の日本社会の矛盾を描く

といったものでした

 

しかし、脚本の第1稿の完成後

アジア系女性のキャスティング

が難航してしまい

 

そこから

今回の主演を務めてくれた

佐藤ダイアナさんに出会うまで

かなりの時間がかかってしまったのです

 

その間

香港のデモが激しくなり

2014年香港反政府デモが収束した後の

2019年逃亡犯条例改正案に反対するデモ

いわゆる香港民主化デモが起き

 

私が2017年〜2018年に書き上げた

脚本の見直しが必要になってきました

 

私は香港民主化デモについて映画で

取り扱うべきかどうか?

佐藤ダイアナさんを含めた出演者に

アンケートを複数回とり

出演者の意見、考えをなるべく脚本に

多く取り入れようとしていきました

 

そこで

新しい脚本が完成したのが

2019年の半ばでした

 

その後も

出演者全員との打ち合わせも

続けていたのですが

 

今度は悪いことに

コロナウィルスが世界中で蔓延し始め

映画の撮影そのものがストップしてしまう

事態になってしまったのです

 

コロナが蔓延し始めた当初は

まずは半年は撮影を止めて

コロナが収束の兆しが見えた時点から

撮影を再開する予定でした

 

しかし、そうこうするうちに

コロナの感染状況は悪化し

さらに香港では2020年に

国家安全維持法が成立するという

なんともタイミングの悪い事が

続いてしまったのです

 

私は完成していた脚本をどうするか?

このまま撮影を止めてしまうか?など

かなり悩みました

 

私は出演者の意見を再び聞くため

ZOOMなどのネットミーティングを

何度か行い

 

香港民主化デモについて

それぞれどう思うか?について

意見を出してもらいました

 

佐藤ダイアナさんは

自分の考えを自分の言葉で伝えたい

とのことでしたので

 

私は完成した脚本に新たなシーンを

付け加えることにして

コロナウィルス感染対策をしながら

ようやく撮影を開始したのです

 

「香港來的Diana」(香港から来たダイアナ)

の詳しいあらすじはここでは書きませんが

 

2019年〜2020年に起きた

香港民主化デモを背景に日本を舞台にした

ドキュメンタリータッチのドラマが展開する

内容になっています

 

私個人の考えですが

国家が言論の自由を奪うことは

許されない事だと思っています

 

かつて戦時中の日本でも

「治安維持法」という悪法があり

国家神道に反する宗教、思想家は

根こそぎ弾圧されたという

暗黒の歴史があります

 

香港では

2020年の「国家安全維持法」に続き

2024年にはスパイ行為など国家の安全を

脅かす行為を取り締まる「国家安全条例」

も施行され

 

香港の言論の自由は完全に消えてしまいました

 

佐藤ダイアナさんが映画のなかで

「香港の問題は中国の問題です」と

言うセリフがあるんですが

 

確かに

それは間違いではない事でしょう

 

しかし

表現・言論の自由がなくなった国の未来は

どうなっていくのでしょうか?

 

 

 

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最後に

ロシアの独裁者プーチンに鉄槌を!

プーチン支持者に厳罰を!

ウクライナに平和を!

 

イスラエルとガザの紛争が

早急に終結しますように!

今回は自分の映画ではなく

マーティン・スコセッシ監督の名作

キング・オブ・コメディ(1982年)

について書きます

 

なぜ今頃?

1982年の映画なのか?

(日本公開は1984年)

と言いますと

 

現在、7月7日の投開票に向け

様々な問題を起こしながら行われている

東京都知事選挙の様子を見るにつけ

 

一部の立候補者のポスターが猥褻だったり

今もNHKで放送され続けている

カオス状態になった政見放送などなど

 

これまで考えられなかった事が

次から次へと発生し

 

何でこんな状況になっているのか?

と冷静に分析をしたところ

 

ロバート・デニーロ主演の映画

キング・オブ・コメディのラストシーンの

セリフが思い出されたからです

 

「どん底のまま終わるより、一夜限りの王になりたい」

 

映画「キング・オブ・コメディ」の

あらすじはあえて書きませんので

ぜひ、まだ観ていない方にオススメできる

映画の一本です

 

 

私にとってこの映画は

マーティン・スコセッシ映画のなかでも

「タクシー・ドライバー」(1976年)

を抜いてダントツ、ナンバーワンの

映画なんです

 

映画館では観ていないのですが

私が大学生だった頃にVHSで観て

衝撃を受けた映画の1本でした

 

 

 

 

現代の

SNS世代、SNS時代の申し子たちは

YouTubeやTikTokなどで自分の姿を

さらすことへの抵抗がないようで

 

TVに出演して

自分を猛アピールしている姿を見るにつけ

 

一体、彼ら(彼女ら)は何がしたいのだろう?

と疑問に思わずにはいられませんでした

 

かつて

故 内田裕也氏が都知事選挙に出馬し

NHK政見放送に出ていたのを

覚えてます

 

内田裕也氏はいきなり歌を歌いはじめ

最後に決め台詞を言って

おしまい

 

内田氏の視聴者を煙に巻くやり方に

当時、かなりの話題になったのですが

 

今年の一部の都知事選挙の政見放送は

そんなレベルではなく、観ていられないほど

やりたい放題の混乱ぶり

 

彼らの目的は「知名度」を上げること

なんでしょうね、結局

 

SNSで「バズる」=有名人になれる

しかも「お金」も入る

 

無名だった人間が一夜にして

日本中、世界中の有名人になり得る

という時代

 

このシステムを自分の都合のいいように

利用している人たちがいて

政治にほとんど興味がないのに

こぞって都知事選挙に立候補している

という現実

 

映画のなかでデニーロ演じる

キング・オブ・コメディの主人公

ルパート・パプキンは政治家を目指して

いるわけではありませんが

 

現在の状況は皮肉にもスコセッシの映画

キング・オブ・コメディで描かれた内容に

かなりの類似点を見出す事ができます

 

いずれ法規制が入り

現在のようなSNS出身者が

知名度アップのためにやりたい放題する

選挙活動は消えてなくなるとは思いますが

 

2024年の現代を遠い未来の人たちが

過去の歴史として振り返ったとき

なんて愚かな時代だったのだろうかと

語るのではないでしょうか

 

 

 

 

 

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早急に終結しますように!