一歩ずつガンバー!

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器械体操を頑張っている息子(シー)の応援をする母の呟きブログです。
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体罰学校の体育科入試中止判断の真意を橋下市長解説
 体罰問題を起こした大阪市立・桜宮高校について橋下徹市長は同校体育科の入試を中止すべきとの見解を示し..........≪続きを読む≫


こんばんは星空



私的に・・・



このブログでは日常生活の事か、息子の体操の事を綴っていこうと思って楽しんでいますので、あまり個人的な意見は記事にしてきませんでしたが(色んな考え方があるしねあせる)



ここ最近の橋下大阪市長の言動には、あまりにも「独裁者的」な危険な臭いを感じて腹が立っていたので、私の意見として記事にしていきたいと思います



あくまでも私個人の考え方なので、気になる方はスルーしちゃって下さい









自死を選んでしまった少年には、心からご冥福をお祈り申し上げます




本当に悔しかったことでしょう。学校の大人の中で一番と言っていいほど信頼するべき顧問の先生から体罰という名の暴力を受け、精神的にそこまで追い詰められたというのは計り知れない悔しさがあったことと思います。








私は、体罰では、表面上は強くなれても、本当の強さは得ることができない






と思っています。




だから、このバスケ部の顧問がした事については、私も決して許すことはできない。ましてや、校長をはじめ、周りの教師が見て見ぬふりをしていたということも、顧問に意見を言えないような環境を作り上げてきたことも許せることではありません。







そこで、今回のことについての橋下市長の対応は




1.すべての部活動の当面の活動停止

2.校長、教頭も含め全教職員の総入れ替え

3.今年度の体育科の入試中止




を訴えています。




1について・・・




私は調査の為の活動停止ならありだと思うし、その間、子どもたちも納得できると思うのですが、橋下さんは



「仲間が死んだのだから、今何をすべきか考えてもらいたい。この状況で部活をやったら、人間としてはダメだ」



という持論を展開しています。



えっ?悪いのは子どもたち?悪いけど、子どもたちの方が仲間に何もしてやれなかった!止めることができなかった!というやるせなさと後悔の念をもって日々苦しんでいると思うよ



だから、わざわざ市長にそんな事言われなくても、ただのうのうと部活動をしていられる状況でない事ももちろんわかってると思う



公の場で、あえてそんな風に言われたくないよ!きっと・・・



公の場でもっと声を大にして言わなければならないのは、顧問、校長、教頭、その他の教員、教育委員会、そして首長である自分が、こんな大変なことになるまでそんな指導方法のまま何も改善できなかったこと!

そして、子どもたちに、大人が間違っていたせいで、暫くそれぞれのクラブ(スポーツ)に打ち込めなくなって申し訳ない!という事



なんじゃないかなぁ・・・



2について・・・



「入れ替えをしないと、教育委員会の予算を執行しない」「人件費も出さない」



とまで言い出した。

おいおい・・・そりゃ、当事者である顧問は勿論、管理職くらいは責任とる事はわかるけど、



そこまでいくと、なんか方向性が違うんじゃない?そりゃ、総入れ替えしたら取り敢えずは前の体質を引きずる先生はいなくなるわけだけど、でも言い出せなかった環境があっただけで、そんな指導法ではいけないと思ってた先生は必ずいるわけで(確証はないけど、そう信じたい)



それに、きれいさっぱり切ってしまうんじゃなしに、この少年が自ら命を絶つ事によって一石を投じてくれた事で、その子に詫びるつもりがあるなら、同じ場所で、二度と同じことを繰り返さないということを自分自身を振り返って反省するということが大事なんじゃないかなぁ・・・



在校生の事も考えてないよ!

一人一人がそれぞれの家庭や友達関係など、どんな事を抱えて登校してきているのか、引き継ぎはするにしても、把握できている先生は全くいなくなるわけで・・・



3について・・・



入試中止って・・・「受験生のことを考えてるからこそ」とか言ってたけど、今はもう1月!!4月に新入生が入学してくるまでに、十分とは言えなくても、受け入れができないくらい反省できないの?それに、今後の方向性も「体罰での指導は絶対にしない」という事の体制くらい整えられないの?



今まで義務教育で、ほとんどの子が地域の学校に行っていたのが、

子どもにとって、人生初の分岐点!精一杯考えてこの高校を受験することを決めていた子がどれ程いるのか、

それに体育科という特殊な科であるからこそ、この学校の〇〇部でもっともっと部活を頑張りたい!と思って中学三年間、一生懸命部活を頑張ってきた子がどれ程いるのか



もしも入試を実施したとしても、今となっては、「あんな体罰校・・・」とか「殴られる高校によく行くよな」とかの世間の声がある以上、実際には入学してくる生徒は少ないかもしれないけど、そんな声を気にせず、それでも入りたい!という子たちは絶対にいるはずだと思う!





結局、子どもの声を反映して決定したことってどこにあるんでしょう?何もかも大人の都合で決められていることにしか見えないのは私だけ?



まだまだ言いたいことはあるけど、まとめると(何もまとまってないって?あせる)こんな感じです

実際に、大阪に行って文句をいう事もできず、私ができるのはこれくらいかな~と思いまして・・・





という事で、最後まで読んでくださった方、長々とおつきあいしてくれてありがとうございました。