一姫二太郎 in San Jose

一姫二太郎 in San Jose

カリフォルニア州、サンフランシスコ、サンノゼの事。こども達の事。

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私は子供の頃たくさん習い事をしていたけれど、親に送迎してもらった事なんてない。

全て徒歩か自転車で行ける距離だったし、兄も妹も同じように色々レッスンを受けていたし、母は家で晩御飯の準備が忙しかったから各々勝手に行くしかなかった。


ここアメリカは違う。子供は法律により12歳か13歳(年齢は地域によって違う)までは12,13歳以下の子供だけで行動してはいけない(留守番もダメ)し、ほとんどの場所が車移動なので送って行かないといけない。


ジャイ子のピアノのレッスンは親も見学して家での練習を手伝ってあげないといけないし、車で20分かかる日本語の学校は送って行った後2時間Cheekyと買い物したり、公園行ったりして時間を潰さないといけない。
唯一バレエは今土曜日のクラスなので、Zeroが家にいる時はCheekyを預けて私とジャイ子だけ。バレエは普段のレッスンは見学禁止なので送って行った後私一人の時間がある。1週間に1時間半だけ、私だけの時間。


何が苦痛ってどこに行くにもCheekyを連れていかないといけないこと。

ピアノの見学なんて3歳男児に楽しいわけもないく、毎回脱走しようとしたり、ひと悶着ある。



ピアノはジャイ子も最近楽譜も読めるようになって一人でも練習できるようになった。
どの曲にも先生と連弾できるように連弾用の楽譜もついているので一緒に弾いてあげるとすごく喜ぶ。

バレエに関しては私はど素人なので何もお手伝いできない。


このバレエというのがめちゃくちゃ厳しい。お教室のポリシーに何度も「親は一切口出すな」と書いてある、だからわからなくて丁度良いのだろうけれど。

スパルタバレエについてはまたいつか。。



アメリカでは送迎に辟易して、子供が運転できる16歳になると車を与えて送迎から解放されたい!という親もたくさんいる。子供が5人いる私の知り合いはわざわざ人を雇って子供の習い事の送迎をしているくらいだし。


16歳の「こども」に運転させる勇気は私にはないし、この先もまだまだ送迎生活が続くのだろうな。



ちょっと前までは私の仕事復帰、とか夢見る時もあったけれど最近はそんな事考えもしなくなってきた。無理だから。


Zeroはガチガチの日系企業勤務でサービス残業、休日出勤当たり前だし、海外出張から帰ってきたその日だって空港から職場に直行で勤務、というような状況で「こどもの学校の行事があるので数時間抜けます」という事だって言えないような雰囲気だし、接待で週末家にいない時だってあるし、親のうち一人はシッカリ家を守らないといけないな~と思う。


週に数日は自宅勤務OK、毎朝子供を学校に送って行って、更に定時の5時には帰れます、というクラスメイトのパパさん達を見ていると羨ましくもなるけれど仕方ない。


あれ、送迎の話をするつもりがいつの間にか主婦のグチになってしまった。


専業主婦送迎班のみなさん、一緒にがんばりましょうぐー



ちなみに今日は日本語の学校の日。
Zeroは明日日本出張から帰ってくるよ。(朝到着、その後出勤)


そんな我が家の日常。

全然いやじゃない、幸せだけれど子供たちが巣立ってしまった後、私には朝起きる理由がなくなってしまうんじゃないか?てそれが心配。



私から「こども」と「送迎」を取ってしまったら何が残るんだろう?

その時は盆栽でも始めますか・・・盆栽