人が、死後や転生について思いを巡らすのは、
蟻んこが高層建築について思いを巡らすのと変わりなく、
概ね妄想といえるかもしれません。
それでも、私は物心ついた頃からそのテのことが大好きで、
大人になってからは様々な手段で研究を重ね、楽しく妄想に耽って参りました。
が、歳を取り、次第にいろんなことが(いい意味で)何でも良くなりそうなキザシがあるので、
ここに、これまでわかったことを書いておこうと思います。
自分のための覚書に近いかもしれません。
●死後の意識は、ある。
人の意識は、脳味噌発ではないようです。
したがって、脳が機能しなくなっても、意識は残ります。
ただし個人差があって、死後ぼんやりしていたり、
「無」を感じているだけの人もいるようです。
スピリットを回収するのはハイアーセルフですが、
そうなってくると、回収に手間取る場合があるようです。
●転生は、ある。
転生は、あります。
しかし、転生の主体は、個人ではなく、ハイアーセルフです。
ハイアーセルフは、多くの人生を通して、様々な経験から学んでいるようですが、
もしかしたらただ楽しんでいるだけなのかもしれません。
●転生の仕方
死後暫くすると、(人によって差が大きい。数年~50年程度)
個人の人格は解体され、ハイアーセルフに統合されます。
ただし、人格としての記憶はハイアーセルフにファイリングされるので、
必要とあれば、何千年も前の人格にもアクセスできるようです。
正確には、人格であった時の記憶に、ですが。
解体後、ハイアーセルフ内で新たな人格が形成され、転生します。
転生は一度に複数、または時間差で重複することもあるようです。
●転生時に起こるバグ
突然前世の記憶を話し始める子供・・・。
そういうのは、突然死などでうまく処理されなかったスピリットが、
通常の転生をしてきた赤ちゃんの意識に入ってしまうケースのようです。
そういったスピリットは、納得するとそこから離れ、後に通常の転生サイクルに入ります。
●地球と転生
これは他の記事にも書いたと記憶していますが、
地球では生命体の寿命が大変短く、
また何度体験しても地球人の人生が面白すぎるため、
ハイアーセルフは、転生に夢中になってしまうようです。
本来経験を十分積んだハイアーセルフは、転生を終えて
次のステージに移行するはずのところを、やめられなくなる・・・
もしかしたら、そのような、地球型転生システムを上手く作動させるために、
ハイアーセルフのような存在が出来上がった可能性もあります。
鶏と卵のように、どちらが先かわかりません。
●転生時の人格形成のされ方
ハイアーセルフが主体で転生をするのですが、
ハイアーセルフはハイアーセルフの集合体を形成しており、
その集合体もさらに大きな集合体を形成していて、
最終的には宇宙の生命体全て、動植物はもちろん、
惑星や鉱物(も生命体)とも繋がっている、巨大な命の網目があるようです。
その網目を通して、転生時の人格形成には、生命体(の記憶)間に、
シャッフルが起こるようです。
そうやって形成された人格には、ワンコやニャンコはもちろんのこと、
他の銀河系のどこぞの星の岩石が混ざっている、なんてこともあり得るようです。
既存のもので形成される人格ですが、そのブレンドは新しく、また
転生後は新しい経験が出来るため、ハイアーセルフに新経験をもたらすことが出来ます。
●まだわからないこと
そのシャッフルが、ランダムに起こるのか、それともそこに何らかの法則があるのか、
法則があるとすれば、それを司っている存在があるのか、
あるとすれば、それはハイアーセルフなのか、もっと大きな・・・何か神的な存在なのか。
それとも法則そのものが法則を司るのか(おそらくこれではないかと思います)。
その法則が、広義の「神」なのかもしれません。
以上であります。