香港での忙しい日常から少し抜け出すためにフェリーで30分足らずで行けるラマ島(南Y島)を訪問した。フェリーに乗ってもずっと茶色く濁った海の色が到着の途端に青く変化していたのには驚かされた。島に主要な港は2つあり到着した港からもう1つを目指すという、約1時間のハイキングコースに従いながら島を楽しむ人が多いようで私もそのコースを歩く事にした。港には漁港ならではのシーフードレストランが立ち並び観光客が食事を楽しんでいるが私はそれよりも香港島では味わえない綺麗な海や広い空、そしてノンビリとした時間の流れでリフレッシュされた気分に浸れた。観光地としてはアトラクションは少ないだろうがこう言う所に足を伸ばしてみるのも良いかもしれないと思える1日だった。
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この街をあるいていると良く感じる事がある。聖と俗であったり、新しい物と古いもの、洗練と混沌。すべてがグチャグチャと混ざり合っている。ビルや人、食べ物、全てが二極で上手くまざりあっている。まるで太極のマークのように。それがこの街の大きな魅力なのだろう。まだ私には摑みきれないが混沌に身を委ねるのは悪くないと思う。
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先日、ご両親が藍染と更紗などの染色などをご職業にされている人とお知り合いになった。主に関西地方でご活躍されているみたいだが悩みの種は認知度と後継者不足という伝統工芸共通の悩みをお持ちらしい。クールジャパンが叫ばれ外国人からの価値で初めて伝統文化の価値を知る日本人。職人になる為の修行に今日の若者は耐えられない。政府がお金を援助するなんてつまらない考えではなく、作り手の社会的地位を理解しもっと上げていける社会に何とかできないものか?
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有名な観光地よりも路地裏や街角の小さな店に心に残る風景や、ちょっとした出会いがある。Peelストリートという探し出すのも大変な通りにあるジャズバーにはもう2年近く通っている。常に最高のバンドがという訳ではないが、少し自分の時間を過ごしたり、隣りに座った人と話したりするには最高の隠れ家だ。この日は幾つかのローカルバンドが演奏していたが気に入ったバンドもあればまあまあのバンドもある。そんなところだろうか?音楽はともかく海外旅行中や仕事中に自分を少し落ち着かせてくれる場所を作ってみるのも旅の楽しみだと思う。
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香港の街を歩いているともの凄く小さい店や古そうな店に行列を作っていることがある。よく見ると小さくミシュランの星獲得の証明書などが貼られている。餃子の店やお粥、ワンタン麺など日本のミシュランからは考えられない店ばかりだが、人混みやざわめき、店や作っているオヤジの雰囲気など独特の空気感などを醸し出している。そう言えばミシュランはトラベルガイドだった!そう考えるとこれらの店はまさに訪れるべき店なのかもしれない!
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