・セトリ
~名古屋・大阪共通~
青空プロローグ
Hello Brand-new Girl
わたしのパレット
永遠ほどじゃなくても
まだ言えないけど、○○○
Stargazer
Love Motion
キミへの帰り道
始まりたいカノン
KISS!KISS!KISS!
あなたがいたから
<アンコール>
片想い接近
7月29日
<ダブルアンコール>(※2部のみ)
KISS!KISS!KISS!
・名古屋公演
自分の中では『Love Motion』から始まるイメージがあったりっぴーライブでしたが、記念すべきツアー最初の曲は『青空プロローグ』。この日は少し暑いぐらいの快晴で、のちのMCでは「りっぴーのライブは快晴になるっていうジンクスがあるってことにしちゃおう!」と自分で自分をわっしょいするほどでした。
他にも最初のMCでは自身がデザインした唇型ペンライトにも触れたのですが、第一の感想が「気持ち悪い」。ちなみにペンライトを唇型にしてほしいと要請したのは誰であろう「気持ち悪い」と言ったりっぴー本人です(笑)いつも通り無邪気なりっぴー。ただ、ツアーの約1週間前にはμ'sとしてのファイナルライブもあり、喉の調子が悪かったみたいです。だからこの名古屋公演はファンの皆にも一緒に歌ってほしい!ということになりました。
『まだ言えないけど、○○○』では直前のMCのくだりで、「名古屋の人ー!」「大阪の人ー!」「その他(東京、千葉)の人ー!」「女の子ー!」「男の子ー!」と元気そうにコールを要求し、ファンの皆様も懸命に応えていました。また『Love Motion』が終わった後はテンションも上がってきたのか「ライブって楽しいねぇ!」と本調子を取り戻してきたかのような眩しい笑顔でした。
MCの方ではライブでは初披露となる『キミへの帰り道』について。この曲はラブライブ!の数々の曲を手がけている畑亜貴さんが作詞された曲です。りっぴーとファンの距離感をイメージして作詞されたラブソングなのですが、今のりっぴーにはもう一つ考えてしまうことがあるそうです。それはやっぱりμ'sメンバーのこと。歌詞を読んでいただければ分かるとは思うのですが「キミがいたらいいなって」「ちょっと離れて気がついた こころでつながりたい」など、りっぴーがμ'sメンバーに対して抱いてるであろう気持ちが書かれています。りっぴーにとってのμ'sのつながりの大切さを改めて実感させられて、自分も1週間前のことを思い出してしまいました。
『KISS!KISS!KISS!』では新作グッズである唇ペンライトを使った振り付けがありました。りっぴー側から見るとやはり気持ち悪い光景ではあったようですが、皆が振り付けしてくれたことが嬉しかったらしく疑いようのない笑顔でした。
本編最後を飾ったのは『あなたがいたから』。この歌に関しては東京公演のところで詳しくお話ししたいと思います。
アンコールでは、もはやりっぴーライブのマスコットキャラクターじゅんじゅんの姿も!恒例のくす玉を持ってきました。そしてマリさんのドラムに合わせて開かれたくす玉から出てきたものは2ndシングル『片想い接近』の発売と秋ライブの開催決定のお知らせ!ツアーが始まったばかりだと言うのに早くも決定した秋ライブの存在に会場は大盛り上がりでした。そしてアンコール1曲目には『片想い接近』をなんと初披露!残念ながら全部の歌詞を聞き取ることは出来なかったのですが、「ブレーキがない」などの片想いを言い表した表現やセリフパートなどもあって第一印象は良さそうな曲でした。最後はおなじみの『7月29日』を歌って1部は終わりました。
1部でエンジンがかかったのか2部は最初からイキイキとした姿での登場。衣装も1部のデート風衣装(※この衣装でデートしていただけると確実に死ねるということから勝手に命名しました)から夜の雰囲気にあったパジャマパーティーを彷彿とさせる(?)衣装になってたのも個人的なポイントでした。
2部のMCでは名古屋弁についても触れて「でら楽しいがやー!?」("でら"は"とても"の名古屋弁)と名古屋ならではのコール&レスポンスもやってくれました。名古屋以外の人達も多かったため、最初こそ一体感が少し足りてませんでしたが曲による盛り上がりを挟んだ後にりっぴーが再度やってみると一体感が出来上がっていて、りっぴーも「おぉ!」ってなっていました。
また、ガールズメンバーとの絡みも。ツアーからの新メンバーとなるけいちゃんに「天むす何個食べたの?」と聞くりっぴー。なぜか恥ずかしいからという理由で実際は6個食べたのに5個と嘘をついたけいちゃん。ちなみにりっぴーは唐揚げを食べていたそうで「何個食べたのー!?」と聞いたところ「3個!」と答えた後に「ここは6個って答えた方が良かったね」と笑いながら言ってくれました。
2部ではなんとダブルアンコールも!ツアータイトルということで再度『KISS!KISS!KISS!』で会場が盛り上がりました。2部の『KISS!KISS!KISS!』ではりっぴーも唇型ペンライトを手にしてファンの皆と同じ振り付けをして、一緒に楽しんでいました。
上の方にも書きましたが今回のりっぴーは喉を痛めていて本当に心配でした。「ファイナルライブが終わってソロとして頑張らなきゃいけないというのに体調を崩してしまいた」と本人も悔しそうに言ってました。けれども「ファイナルライブの後に何もなかったら抜け殻のようになっていたかもしれない。だから、こうやってファンの皆と会えて本当に良かった」とも言ってくれました。体調を崩しても全力でパフォーマンスしてくれるりっぴー。だからこそ全力で楽しんで「ツアー楽しかったよ!」と言ってあげたいなと自分は考えました。また名古屋に対しては「いつかリベンジしにくるからね!」と宣言してくれました。
・大阪公演
名古屋の翌日には大阪公演。自分を含めファンの中では「連日だけど喉は大丈夫なのか」と心配されていましたが、名古屋で元気を貰えたのか大阪のりっぴーは元気ハツラツ!関西には有名なりっぴーたーも多いのですが、その人達の顔を見て「大阪に来たんだ~!」という実感を感じたそうです。
MCでは「ワイ関西弁うまいんやで~」と関西弁を披露。自分は関東の人なのでそのクオリティが本当に高かったかどうかは分かりませんが、とてもノリノリでした。またファンの皆さんのレスも活気に溢れたもので少し騒がしすぎるほどでした。2部では「せやろ」「せやな」「せやで」でのレスが非常に多く、りっぴーも楽しそうにファンの皆に無茶振りをしてたりしました。
また、大阪公演ではガールズバンドの方々との絡みが多くなった印象がありました。とりわけマリさんは大阪出身であり、サポートメンバーとして大阪へ戻ることが今回のツアーが初めてだったらしく皆で祝福したり、「乙女なんやで…」という大人っぽい関西弁に会場は大興奮でした。2部の方でも「(休憩時間中に)タピオカ飲んだんだろ!」「お前(バンドメンバーでは1番後輩らしいけいちゃん)がやったんだろ!」などと仲の良い茶番が見られました。参加経験のある方はわかると思いますがりっぴーライブはバンド演奏が本当に素晴らしいです。もし、まだ聴いたことがないよって人がいたら是非とも足を運んでみてください!
名古屋から恒例となりつつあるのか今回も『まだ言えないけど、○○○』のイントロでは『まだ言えないけど、アンケート』(※勝手に命名しました)がありました。1部では学生層と社会人層の人が分かったり、遠征組は比較的多いはずなのに2部でたこ焼き食べたよーって人は意外と少なかったり、タピオカ飲んだ人?って聞くとバンドメンバーが熱唱していたりと楽しいコーナーでした。個人的にはかなり気に入ったので『まだ言えないけど、アンケート』この先もどんどん使っていってほしいです。
アンコール後には名古屋では公開されなかった情報も解禁。一つが秋ライブが東京と大阪の二箇所開催であること。大阪での発表であったこともあり、会場は歓喜の声に包まれました。そしてもう一つはツアーでのアンコール衣装(ライブTシャツ)は公演を重ねるごとに生地の面積が減っていくということ。現に1部では袖の部分がオシャレに切り刻まれていたり、2部では既にノースリーブになっていたので東京公演では一体どうなってしまうんだ!?というファンとしては見過ごすことのできない重要な問題(?)となりました。
(※大阪ではじゅんじゅんの姿は見ることが出来ませんでしたが公演終了後にバックステージ参加者を誘導するじゅんじゅんを確認することが出来ました)
大阪は音響が違う影響だったからか『片想い接近』が非常によく聴きとれました。「嫌だ、こんな気持ちになりたくない。けれども堪えることが出来ない」という片想いの切なさが表現された非常に良い歌詞です。りっぴーも「この中にも恋してる人といるかもしれないもんね」と少々からかっていました(笑)
2部ではダブルアンコールの『KISS!KISS!KISS!』がありましたが、活気溢れる大阪公演を〆るに相応しい超大盛りの1曲となりました。りっぴーは『KISS!KISS!KISS!』でペンライトを振る際にイメージカラーであるターコイズブルーに設定していたのですが、このダブルアンコールの『KISS!KISS!KISS!』ではピンク色にしていて、活気がみなぎったよ!と言ってるようにも感じました(りっぴーがそこまで考えていたとは思いませんが(笑))
名古屋の時はどことなく体調を崩してしまったことに悔しさと申し訳なさを感じているようなところがありましたが、大阪ではそのような様子はなく、思いっきり楽しんでる様子でした。大阪でのこの空気、絶対に東京へ繋げていくよー!と宣言して大阪公演は幕を閉じました。
・2日間を通して
自分にとってはファンミ以降となる遠征でした。ファンミの時も思ったのですが、追っかけをすることで知らない土地に行ったりのはやっぱり楽しいもんですね。普通に旅行しろよって話ですが、自分はやっぱりきっかけがないと旅行とかに行きたがらない性格なので(苦)そういった意味でも今回のツアーには凄く感謝しています。
ライブについて、正直最初はりっぴーが体調を崩していて凄い心配していました。しかし公演を重ねるごとにファンと楽しんでいつもの調子に戻っていくりっぴーを見て凄く安心しました。来週はいよいよツアー最後となる東京公演!ファンとして全力で応援してきます!

(撮影:小財梨佐さん)