「低温殺菌牛乳のこと①」 で、

低温殺菌牛乳の方が生乳に近く、自然な味わいを楽しめて、
超高温殺菌牛乳よりも、断然良いことをお話ししました。

では、今回は、

それなのに、それなのに……
何故⁉低温殺菌牛乳が少ないのか⁉……

のお話し✨


低温殺菌出来る生乳には条件が有るのだそう❗

清潔な生乳……細菌や体細胞数等が基準値以下で、抗菌性物質などの薬物が検出されないこと。

新鮮な生乳……牧場で搾取してから工場へ運搬し、
加熱殺菌するまでの時間が短いこと。

生産者が明確……生乳の生産者と、搾取した時間、搾取した牛などがはっきりしていること。

なるほど~~~~


それでは、大半の牛乳が超高温殺菌になる理由は⁉

ローコストで出来るから‼……生乳を低温殺菌するためには、牧場で乳牛を健康に育て、クリーンな環境で搾取し、速やかに製造行程に運び、工場での品質管理を徹底する事が条件で、それにはコストと労力がかかり、コストアップに繋がるので、それを嫌がる牧場やメーカーが多いということ。

生乳の質を気にしなくて良いから……大手乳業メーカーなどは、沢山の牧場から生乳を集めてくる。それぞれの牧場の衛生的乳質にはバラツキがある。また、何日間かタンクの中に貯めておくので雑菌も増える。
超高温殺菌は、全ての菌を消せるので安心‼

大量の製造が出来るから‼……超高温殺菌は、数秒間に大量の生乳を殺菌出来る。製造量の多い大手メーカーにとっては、便利で効率的手法。

賞味期限が長いから❗……低温殺菌牛乳よりも長く、スーパーや家庭でも扱いやすく歓迎される。


安くて長持ちは、有り難いですけどね………┐(-。ー;)┌


違いを知ると……………⁉

勉強になるわ~~~


次回は、いよいよのぼりべつ牛乳のお話し✨