また、前回の更新から間が空きました。
3ヶ月振りの更新です。
今回は韓国野球とは一切関係ありません。

先日行った香港の野球について書いて行こうと思います。
香港は野球は盛んな地域ではありません。
日本で言いますと多分チーム青森がマスコミに取り上げられる前のカーリング位ではないでしょうか。
マイナー競技ではありますが香港棒球総会のHPも存在します。
http://www.hkbaseball.org/

とある公園にあった野球大会の案内。

2011年に神奈川で行われたアジアAAA級野球選手権では8か国中7位でした。(8位はパキスタン)
私は香港対パキスタンの試合を観に行きましたが、香港代表のレベルは高校野球の地方大会の1回戦で勝てるか勝てないかレベルだと思いました。

後述するバッティングセンターに置いてあった冊子を見たのですが、
リトルリーグあたりですとアメリカや日本、韓国あたりの駐在員の子供のチーム等があり、それなりには活動しているようですが、年齢が上がるにつれて続ける環境が無くなってしまうような印象を受けました。

無野の城という香港野球代表チームを扱った映画も出ています。（日本未発売）
内容はマイナースポーツである野球代表メンバーの奮闘ぶりが描かれています。
この映画の凄い所は下半身のバットが映っている点だったりするのですが…

まずは野球場です。
事前に調べた限り、二つの野球場がある事が分かりました。
野球場とは言っても草野球で使うようなグラウンドです。
まずは晒草湾棒球場です。
MTR觀塘線(緑)藍田駅D1出口を出て左に登り坂を10分程歩くとあります。

草野球でしたらかなり良い方の野球場ではありますが、
サッカーと兼用であり、ここが一番良い野球場となりますと香港の野球事情が見えて来る気がします。

もう一ヵ所は同じくMTR觀塘線の黄大仙駅からタクシーで10分程にある
獅子山公園棒球場です。
タクシーで行く場合獅子山公園と書いて見せれば通じると思います。
料金は25香港ドル(約300円)程度です。

BASE BALL COURTという表記も少し違和感があります。

こちらは野球専用ではありますが、草野球レベルでもお世辞にも良いグラウンドとは言えないレベルだと思います。

上記二つの球場では2011年にフェニックスカップという女子の国際大会が行われています。
http://phoenix2011.tripleplaycom.net

上記の二ヶ所以外では野球用では無いグラウンドや学校の校庭等も使われている模様です。

次回は香港のバッティングセンターについて紹介したいと思います。