もともと仏教系の祭りだそうで、スリランカ中の寺院、神社で様々な時期にベラハラという祭りが行われるのだが、このキャンディのペラハラが最大で有名だ。
ブッタの歯が納められているという仏歯寺を中心に街中を電飾を付けたゾウが練り歩く…
これだけでも壮観なのだが、さらに
こんな感じの行列が2時間以上続くのを、みんな沿道から眺め合掌し拝む。
さすがに人ごみの中立ちっぱなしは辛いので、通り沿いの店が用意している座席を買ってもよい。
ペラハラ開催の一週間ほどの間、沿道の軒先に座席を売る店が増えてくる。おそらく観光用に1万ルピー(約九千円)ぐらいふっかけてくるが、これはメインの日の価格であって、その前期間の暇そうな日は交渉で値切れるようだ。
祭り自体は宗教的なものもあるが、かなり芸術的で楽しめるだろう。
また、開催期間中、なんとキャンディの街中を…
基本、ペラハラは夜だけなので、お昼間はスリランカ中から集められたゾウたちが、散歩したり、ペラハラダンスの稽古したりしている姿がみられるのだ。
それも、
かなり近い距離で、
このゾウ達は野生ではなくスリランカ中の富豪たちに飼育されているゾウだから危険ではない。
おまけに交通の便の悪いジャングルプレイスまで行かなくても、キャンディの街中でゾウの餌やり(別途象使いへのチップ要)などができてしまう、かなりお得な一週間だと言えそうだ。
興味ある方は、ぜひご連絡を。
【トラベルマスター】
アンパーラを中心にセイロン島東部の古代遺産、史跡を探し活動している。これまでスリランカ旅行者から脚光を浴びなかった、ガイドブックにも載っていないスリランカ東部地区を紹介しています。
スリランカ文化三角地帯にも負けない古代史跡の眠るセイロン島東地区(アンパラ)にご興味のある方は、お気軽にご相談ください!
あ、もちろん、普通の(?)スリランカ旅行のご相談もお待ちしております。
【筆者について】
筆者は2015年現在、スリランカ東部州アンパーラ県アンパーラ市に在住。Ampara general hospital(国立アンパーラ病院)にて脳神経理学医として勤務しながら現地のアーユルヴェーダを研究するかたわら、元スリランカ教育省アンパーラ事務所ディレクターであるウパリ氏らとともに、トラベルマスターとしてセイロン島東部地区の古代遺産の研究に加わる。