中古住宅リフォーム工事について思うこと
中古住宅を購入すると通常はリフォーム工事を行うことが多いと思いますが
3月に放送された、テレビ東京「ガイアの夜明け」の中古住宅の再生を見て、
日本の中古住宅の市場が伸びない原因が見えたような気がしました
中古住宅の再生の内容は2本の特集になっておりました
1本は、中古住宅の梁、柱などの建材を利用する特集でした
内容としては素晴らしい内容でした だだもう1つの特集が
2本目が「K」と言うと中古住宅の買取会社が中古住宅を手直して再販する内容でした
テレビの中では「K」には特殊なノウハウがあると
私が見た内容は、
関東郊外の 駅まで30分ぐらい 買い物まで車で10分ぐらいかかる
住宅地で親が住んでいた築30年以上の木造住宅があり、
その物件を売却しようとしている息子さんが
不動産会社に連絡しても、建物取壊しを進められるが
k社だけが中古住宅を再生し再販したいとのことでした
その付近の新築住宅価格のは2000万円ぐらいが相場でした
K社はこの物件を買い取り、200万円のリフォーム工事をして
1075万円で販売するという内容でした
リフォーム工事としては、外観を塗り直し、外構を舗装工事
キッチン取り換え トイレ取り換え 内装塗りかえ クロス工事
ホールの壁張替工事だったと思います
この工事で200万円は安いと思います 個人がすると220~230万円はすると
思いますが、さすが業者が発注しておりますので工事費用が1割以上安く
なっていると思いました
この物件の再販価格は1075万円でした
リフォーム工事 200万円
消費税、不動産取得税、登記料、金利で 約150万円でしょう
K社の利益 200万円から250万円でしょう
買取価格は 500万円ぐらいでしょう
これが価格内訳です 大きく違うことはないでしょう
この物件を個人が買い リフォーム工事を直接 工務店に依頼すると
500万ぐらいのリファーム工事で
外壁に窯業サイディングを張り 屋根塗り直し 外構工事
トイレ キッチン 風呂取り換え 内装材取り換え
ホールの壁張替工事などが出来ます
自分で購入して、自分で業者に発注すと
業者に支払う 利益 消費税 不動産取得税 登記料 金利が要りません
最近は中古住宅購入時に銀行で中古住宅のお金以外に
リファーム工事のお金を貸してくれるところもあります
私はK社を責めているのではないでですが
200万円の工事の、どこに特殊なノウハウが有るかわかりません
500万円ぐらいかけたイノベーション住宅には特殊なノウハウかもしれませんが
私の知識でもがわかることがノウハウなのか知りませんが
このぐらいの工事なら不動産会社と工務店が協力して、
個人で不動産の物件を見つけ、リフォーム工事を完成して
中古住宅に住んでもらいたいと思います
そうしたら中古住宅が安くもっと市場がもっと活発になると思うのですが
長谷川裕也行政書士事務所
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