ウチのダンナ、結構しつこいんです…。
これは、不動産探しをしていた頃の感想。あしからず(笑)。しつこいというか、執念深いんです。
コレは、物件が決まるまで、そして現在もたびたび感じていることなのですが。良く言えば、マメってことなのかなぁ?
不動産業者には休日のたび飛び込みで行っていましたが、並行して、夫は私たちが希望する地域にある業者へひたすら「物件情報を下さい」という旨のメールを送り続けていました。ネットで検索しては送っていたようです。返事が来れば、怒涛の質問攻め。この方法で、とある業者の営業マンさんと出逢い、そこの仲介で契約までこぎつけたんです。
後で詳しく書こうと思っていますが、私たちが手に入れた物件、実は当初は手が届くには少しだけ上の価格だったんです。それを手に入れられたのも、夫のメール攻撃を始め、数々の粘り強さと執念により、売主さんが最終的に折れたんだと思います(笑)。
でも、誤解がないように書いておきますが、決して「こうしたから私たちは値引きできた」ということではなく、あくまでも、業者の営業マンさんとのコミュニケーションがうまくいっての成果だと思います。
結婚準備~小物類~
私がイメージしたものは、
挙式では、ヘアはアップにロングベール。髪には生花を飾って、清楚で正統派花嫁。披露宴入場~中座までは、ベールを外したマイナーチェンジ。お色直しでドレスは白ドレスのままに、ブーケやヘアスタイルを挙式とはガラリと変えてキュートに。
そんなイメージをもとに、
挙式
ヘアスタイル…アップにして前髪もすべてあげました。
ヘアアクセサリー…ブーケとおそろいの生花。
ベール…ロングベール(小花のモチーフが縁どりされたかわいらしいものでした)
ネックレス…パール
ピアス…一粒パール(ハタチの成人のお祝いに母からいただいたプレゼント)
お色直し
ヘアスタイル…ダウンスタイルにして前髪はナナメにしました。
ヘアアクセサリー…思いっきりキュートにしたかったのでミニクラウンをナナメに
ネックレス…パール(挙式と同じ)
ピアス…ウィンドサーフィンをモチーフにした揺れるピアス
このピアスは、夫からのプレゼント。シルバークラフトも得意な夫が、アーティスト顔負けの作品を作ってくれました(手前味噌じゃないよ)。カジュアルかなっと思ったけど、これはこれで好評でした。
お色直しのポイントは、ドレスにつけたコサージュ。腰のところには、赤いバラの大きめなバックコサージュ。スカート部分には赤い小バラを散らして…。後姿がキュートになって、好評でした。私も、ドレスは1着だけど大満足なチェンジだったと思っています。
後姿はコチラ
それから、ミニクラウンはアトリエフリゴで購入。ネット通販なので、手にとって選ぶことは出来ないけれど、間違いなくどれもかわいい!!
運命の出逢い??
それは、逗子からバスで約10分。とあるバス停留所で下車して、さらに山に向かって坂道を歩くこと10分弱。坂を登りきって、さらに細い路地に入ったところにある平屋の中古物件でした。高台にあるので見晴らしも良く、オーシャンビューとはいかないまでも、2階からは海が見えそうでした。私たちはそこを買い取って新築してしまおうと考えたわけです。
いくつか物件を見ているうちに、私たちの予算では海が見える物件なんてムリ…と思い始めていた頃だったので、手が届きそうな価格のその物件は、まさにうってつけでした。車は入らないけれど、近くで駐車場を借りればいいや、という気持ちにもなったんです。
アクセス悪さや急な坂道、駐車場がないなど、色々なマイナス点に目をつぶってでも、当時の私たちはそこが欲しくてたまりませんでした。
ただ、そこを新築するには色々な問題が山積みでした。
たとえば、接道幅が2メートルに満たないという点。現在の建築基準法では、公道に2メートル以上接していなければならないのだそう。行政から許可をもらうには、時間もかかりそうでした。
また、車も入らないということは、工事用の車両も入りません。資材の運び入れなど、すべて職人さんの手で行うことになるのだそうです。それは大きなコストアップにつながり、結果的に予算内で新築するのは難しいかも…という、ハウスメーカーの見解でした。
そうこうしているうちに、なかなか買い手が付かないため、売主さんも業を煮やしたのか、そこの物件を賃貸で貸し出すことになってしまいました。
私たちは泣く泣く諦めざるをえなかったのですが、今思えばそれも運命。
ひとつ失っても、またもっと素晴らしいものに出会える。
恋愛と一緒ですね(笑)。
境界線の確認と打ち合わせ
Uさんと別れた後は、建築事務所の方と打ち合わせ予定だったのですが、待ち合わせの時間まで少し余裕があったので、
神奈川近代博物館の中のレストラン、オランジュ・ブルーで休憩して一色海岸をお散歩。
その後、建築士さんと合流し、ランチを食べながらの打ち合わせでした。ランチは逗子のイタリアンレストラン、ラ・ベルテでいただきました。前菜に鰯のマリネ、岩海苔とアサリのフリット、パスタはゴルゴンゾーラのクリームスパゲティ。超美味!大満足でした。
写真はオランジュ・ブルーで撮影。そう、私たちはカフェでもビールを飲んでしまいました(笑)。葉山ビールは美味しかったです。
結婚準備~リング~
私も夫も、結婚指輪を付けてもOKな職場なので、毎日身に付けるなら、気に入ったデザインのもの、永く使えるもの、と考えていました。私は若干金属アレルギーなので、プラチナ素材のものを探していました。
現在の私は、家事をする時も身に付けているので、プラチナは金属の中でも最も丈夫なものだし、ヨカッタかな。
私たちが結婚指輪を購入したのは、ハワイアンジュエリーのワイレア
自然をモチーフにしたデザインが素敵。
私たちのリングは、全く同じデザインのペアではありません。ふたりとも微妙に好みが違ったので…。私はプラチナ製で、4ミリ幅。夫はホワイト&イエロー・ゴールドのコンビで6ミリ幅。彫ってもらった模様は同じ、フラワー・リーフ・ウェイブをデザインしたものです。
ハワイアンジュエリーらしく、刻印はハワイ語で入れてもらいました。私は学生時代にハワイ語のゼミに所属していたのですが、もう覚えていないあたりが悲しすぎる…。
写真は、挙式の時のリングピローに載せた結婚指輪。リングピローは手作りですが、クマさんは既製品です。ちなみに、このような手作りアイテムに着手したのは、結婚式の約3ヶ月前くらいだったかな…。
結婚準備~ドレス~
音羽の森 はドレスサロンが併設ではないため、提携のショップからレンタル・持ちこみすることになります。提携外のショップの場合は、持ちこみ料がかかるとのことでした。
私たちが訪れたショップは、全部で4店。最初はレンタルで考えていました。各ショップ10着前後は試着したかも。私はドレスが着られるのが嬉しくて、毎回ワクワクでしたが、一緒に行く夫には、少し退屈な思いをさせちゃったかも(笑)。
でも、自分が着たいと思うものと、似合うものって違うんですね。冷静な判断をするためにも、夫と一緒に見に行って良かったと思います。
3店回った段階で、どうしてもコレ!というドレスにめぐり逢えなかった私。だんだん焦ってきました。この頃すでに、挙式まで4ヶ月を切った3月下旬。予約でうまったドレスもたくさんありました…。すると、3店舗目で担当してくださった店員の方に、同じ系列で、オーダー出来るショップがある事を教えてもらいました。同系列ということで、音羽の森とも提携しており、持ちこみ料は発生しないとのこと。それが、シンセリータ
さっそくシンセリータに訪問して見せていただくと、とっても素敵なデザインのドレスに出逢い、若干予算オーバーの気もしたけれど、こちらでドレスをオーダーし買い取ることにしました。
光沢のあるオフホワイトのAライン。胸元はハートカットと呼ばれる形にしてもらいました。トレーンは憧れの長めでオーダー。
ちなみに、私は気に入ったウェディングドレスを一日着ていたい、という理由から、カラードレスへのお色直しはせず。ヘアスタイルと、ブーケや小物でアレンジすることにしました。
現地見学と平行して…
不動産会社数社訪問し、現地見学をするとともに、注文住宅を建てるべく、平行してハウスメーカー・建築事務所の検討も始めました。
それから、ローンのこと。実際に、金融機関で開催される土日の相談会にも足を運びました。あとは、雑誌を読んだりネットで調べたり。一通りは行っていたかな。
実は、まだこの時点でも、私は家を建てることにあまり積極的ではありませんでした。ローンを背負うことも怖かったしね。また、なかなか希望の物件が現れないので、意気消沈していたのも事実。本当に建てられるのかな~って思う毎日でした。
ハウスメーカー(建築事務所)の検討
最初は、大規模ではないものの、私たち好みのテイストの家を建てる某ハウスメーカーさんで、と考えていました。実際にモデルハウスも見に行ったし。当初はそこで、と決めていたので、不動産屋さんから土地を紹介されると、まずはこのハウスメーカーの担当者に相談していました。
結局は、予算との兼ね合いで、そのメーカーさんにお願いすることはありませんでしたが、この時得た知識や希望などは、後に随分と役立ったのでした。
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ローンのこと
避けては通れないお金のこと。
私たちは、贈与なども一切受けず、ふたりの預貯金とローンで家を建てるつもりでした。共働き夫婦ですから、そんなにお金なんてないんですけどね。
私は都内で働いていましたが、引越後、逗子・葉山あたりから通勤するとなると、結構タイヘン。そりゃ通えないこともないけれど、家事のほとんどは私がするので、現実的にフルタイムで働くのはチョット厳しい…。となると、退職することになります。退職したら収入もなくなるし、これから子供が出来てさらにお金がかかるようになるかもしれないし…。こんなことを考えてたら、怖くなったのも事実です。
ふたりの収入を合算すれば、金融機関からお金を借りるのも割と簡単なんです。ところが、今後のライフスタイルを考えると、そうそう大きな借金は背負いたくないし。話し合いの末、夫一人の収入で返済できる範囲でのローンにしよう、と決めました(当たり前のことだけどね)。
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