昔、昔の話。

田舎に住んでた子供の頃、家の前の空き地で大きな声で鳴く大きな鳥がたまにいて、

それが「キジ」って鳥であることは知ってて、特に珍しくもなく、「あぁまた来てる」ぐらいに思ってた

田舎で数年間住んだ後、また神戸に戻り、結婚して大阪へ。。

あれほど簡単に見てた「キジ」は、田舎を離れてから30年以上見たことも、噂に聞くこともなかったけど、それも特になんとも思ってなかったのです、2年前までは…

ところが、鳥見に行くようになって、いろんな鳥を追っかけるようになって、写真を撮るようになって、「キジ」ってなんて綺麗な鳥なんやろ、撮ってみたい

となったわけです。

ですが、いざ撮るぞとなると、そこらにはいないではありませんか

あれほど見てたのになぁ。。。

1、2度山でチラッと見たけど、なかなかまともに姿は表してくれません

そんなある日。

ついにその日が…

先日の鳥見に行く途中、車の中から発見

です。

田んぼのど真ん中に普通にいるではありませんか

「キジーーーーー」と叫んだのは言うまでもありません

こっちの様子を見ながら、、

横へ移動。。

何回も首を伸ばしてこっちを見ます

水の中をジャブジャブ移動。。

やっぱりこっちを確認

途中、ブルブルっとして、、、

また進みます

最後にもう一回確認して、、、

やや前へ。。。

このあと、ゆっくりと畦の下の見えないところへ。。

ほんの2〜3分の事でした

可愛いとは言えない顔やけど、やっぱり綺麗

嬉しい偶然でした

もう一回、田舎に住みたい

でも、きっと働きもせず山に籠るでしょうね

あかんかぁ。。

ちなみに、

キジはケンケンと鳴くって言うでしょ。

実際は、ケンケンという短い感じではなく、「ケェーーーケェーーー」って長く伸ばすような感じかな

しかも、ややハスキーな声でね。

次はいつ会えるのか、、、

今度は鳴く姿も見てみたい、聞いてみたい、な

ケンケン？