熊谷綾乃 (ソプラノ)同志社女子大学音楽学科卒業。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。京都芸術祭 第26回新人賞 第30回京都新聞社賞受賞。文化庁芸術祭新人賞受賞。関西二期会準会員。びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー。
既に記憶が曖昧な部分もありますがこれ以上忘れないようにざーっと書き留めておきます。*********************************2024.06.24am 3:00寝ていると、突然ぱちっと目が覚めてじょーっと何かが出る。お昼頃にぶるんとしたおりものがあったのでこれがおしるしってやつ?とか呑気に思っていたことを思い出す。トイレに行って液体を確認すると薄ピンク色。"あー、これが破水ってやつかもしれないなぁ"と思い、産院へ電話連絡。多分破水だと思うので、入院の用意を持ってきてください。と言われる。さてここで、プチ関門。我が家は、究極のエコスタイルのため夫も私も運転免許証を持っていない。そのため、毎日GOアプリと睨めっこして何時までならタクシーが捕まるかを観察していた。am1:00-4:00が厳しいことはあらかじめ想定できていた。よりによって、現在3:30。とりあえず、地元の1番大きなタクシー会社にタクシー依頼の電話をするも、1:00〜5:00は受付をしていない旨が自動音声で流れる。困った!致し方なくGOアプリただいまのお時間は車がありません!なんて出てくる。 困った!○○(住んでいる地域) タクシーとググると、1社だけ営業時間が4:00までの会社を見つける。助かった!現在3:30即電話をすると、電話をとっていただきタクシーをお願いしたい旨と住んでいる地域を伝える。しかし、その地域は今はいけないと言われてしまう。いつもの言うのはタダ!精神で"何分でも待ちますから、どうしても今から病院に行かなければならないのです。"とお話し(いや、ゴリ押し)したところ今から20分くらいで着きますと言ってくださった。助かった!この20分の間に夫を起こし、陣痛鞄・入院鞄の最終チェックを。妊娠後期のお散歩中、肌身離さず持ち歩いていた破水セットを開封し完全破水に備えた。割とすぐにタクシーが到着。夫と共に、ドキドキしながら産院へ向かう。とても良い運転手さんで、私の身体に負担がかからないようにゆっくり走ってくださった。産院へ到着。夫はタクシーで待機。意味不明に重い荷物も、助産師さんがひょいと持ってくださり、処置室へ。検査をしてうん。破水っぽいね。子宮口はうっすら開いている。このまま入院しましょう。とのこと。このことを、病院の外のタクシーで待機していた夫に電話で伝え、夫はそのまま帰宅。私は入院。うっすら生理痛のような痛みが既に始まっていた。これが陣痛なのかな?と思いながら、念のため陣痛アプリで感覚を記録。とはいえ間隔はバラバラで、助産師さんからも、とにかく今は寝ること とアドバイスを頂く。5:30ごろから、生理痛の痛みが少し強くなってきて、寝ようにも寝れない。。。間隔をちゃんとつたえなきゃ!と思い陣痛アプリと向き合う。様子を見にきてくださった助産師さんに陣痛アプリで履歴を見せるも、まだまだやね。もうアプリつけなくて良いよ。とのこと。うっすら1時間弱の睡眠を取り、朝を迎えた。8:00部屋に朝食が運ばれてくる。夢にまで見た産院でのお食事♡とっても美味しそうな朝食で写真に撮って夫に送りつける余裕アリ。そして、完食。9:00日勤の助産師さんと対面。先生の診察。ほんまに破水かー?子宮口は1センチ強空いてるけど、まだまだ高くて厚い。と言われる。陣痛が来たら良いけど、来なかったら問題なので薬を使います。まあ、ゆっくり過ごして。と言われる。助産師さんからも、寝てるよりも座ってる。座ってるよりも立ってる。立ってるよりも歩いてる方が陣痛が進みますよ と言われる。まずまず強い生理痛が定期的にくるものの、感覚も定まらず、とりあえず動き回ろう!と決心する。昼前くらいから痛みのレベルが強くなる。あーーーーっと声が出るほどの痛みがある時と息を吐くだけで耐えられる痛みの時と2パターンの痛みが交互にやってる。いよいよ陣痛だ!と思い、再度陣痛アプリで記録。診察に来てくださった助産師さんによると、陣痛を起こす脳と、アプリを記録する脳は別々だから、もうアプリはつけなくて良いよ。これをしている人、お産が全然進まないからと言われ、もうアプリは触らなくなる。12:00美味しそうな昼食が運ばれてくる。陣痛の間に、半分くらい食べる。声を我慢できないくらいの生理痛。助産師さんに教えていただいたふーーーーーーーーーー鼻から吸うはーーーーーーーーーー鼻から吸うの呼吸をひたすら繰り返し陣痛の合間にはウトウトする。それでも痛い。相変わらず痛い波と我慢できる波が交互にやってきている。昼過ぎ?診察してくださった助産師さんの手により完全破水。子宮口4センチひたすら座った体制ではーーーーーーーーーーふーーーーーーーーーーの呼吸を繰り返す。そして寒くて部屋の冷房を消す。15:00ごろ診察してくださった助産師さんによると子宮口は開いていないけど、薄くなってきているそして今の診察で完全破水。とのこと。早かったら明け方に赤ちゃんに会えるかもね!髪の毛ふさふさだよと言っていただき、期待を持つ。晩御飯を食べた記憶はない。だけど多分食べたんだと思う。そうこうしているうちに夜勤の助産師さんに交代する。診察するも、4センチあたりで停滞。夜のうちにお産が進むかもしれないので、LDR室へ移動する。ここなら声が出ても大丈夫と言ってもらい少し安心する。相変わらずあぐらをかきながらふーーーーーはーーーーーー呼吸。そろそろ本当に痛い。もう生理痛の域を超えている。トイレに行こうものなら内臓の位置が変わるのか激痛が襲って来る。トイレの中で悶絶。また、体制を変えても痛みが増す。0:00ごろ交通手段のない夫を心配してくださり急にお産が進む可能性もあるので夫到着。夫による立ち会いが開始される。今までずっとあぐらの姿勢で陣痛に耐えてきたけれど姿勢を変えた方が良いとアドバイスいただき右を下にして横になる。悶絶。捻れるような痛みに耐えられずあーーーーーーーーーーと声が出る。声帯を傷つけたくなかったのでなるべく声門を開いで呼吸に声が乗ることを意識した。(これは陣痛のいきみ逃しではなく、完全に自分の楽器を守るための手段 笑)ここで息を吐く時に、どうしても腹直筋でコントロールしようとしていることに気づく。力を抜くための呼吸が、逆に力みになっている。これは、歌う時に何よりも邪魔な運動であることを痛みに悶絶しながら再認識した。この例えようのない痛みの力を借りて、なんとか力まずに息を吐く練習にしようと自分に言い聞かせる。しかし、痛い。夫に腰を円を描くようにさすってもらう。トイレに行こうとして、姿勢を変えるたびに激痛が襲う。陣痛の波とか関係がない。動くと痛い。そして他にお産が進んでいる方が現れたため、LDR室から陣痛室に移動する。移動も激痛。そして、なぜかずっと寒い。寒くて震える。仰向きになると、足がガクガク震えるので痛みに耐えて右を下の体勢で明け方まで過ごす。ちなみに、夫はその間もずっと付き添って腰をさすっくれていた。まさに、不眠不休の付き添い。寒い寒いという私のせいで、エアコンのかかっていない部屋でNSTのモニターを見ながら、お腹の張りに合わせてさすってくれていた。陣痛の間は夫もウトウト。。。私は、襲ってくる陣痛の波で起きれるが夫は私の呻き声に起こされ精一杯腰をさすってくれる。これを明け方まで。。。思い返しても、もう二度とできそうにない。明け方、助産師さんの診察で子宮口は5,5センチくらいだと告げられる。破水してから24時間が経ったので、そろそろ感染のリスクが上がる。朝になって先生の診察で、陣痛促進剤を使うかどうか決まることが告げられる。8:00朝ごはん。いつLDR室に戻ったのかもう覚えていないがいくらなんでも今日中には分娩になるので少しでも食べられるものを食べようと牛乳、スープ、ぶどう3つ、パイナップル(大好物)を食べる。残りは夫に食べてもらう。(よくYouTubeで見るやつ)9:00先生による診察。陣痛の進みが弱いので、促進剤の点滴を開始するとのこと。もうこの辺りから記憶が曖昧。時間やNSTの値を気にすると陣痛間隔が遠のきそうなので数字を気にしないようにする。陣痛促進剤の投与が始まってから痛みがいっそう強まった。しかし、この痛みを否定しては一向に出産は進まないと腹を括り受け入れる決意をする。仰向きに寝ると、足がガクガク震えるし寒いし。。。右を下に横になり頑張ろうーーーーーーー頑張るーーーーーーーーと言い聞かせる。助産師さんにずっとここにいてくださいと無茶な要求もする。夫はひたすら私の腰をさする。どれくらい時間が経ったのか体感はないがいよいよ、いきんでいいよのお言葉が。いきみ方なんてサッパリわからないけれど自然に下腹部に力が入ることが何度かあった。でも、毎回上手にいきめたわけではない。仰向けになりベッドは平のまま、お腹が痛くなってタイミングで2回深呼吸。3回目で目を開けていきむ。目を開けいきむのとっても難しい。夫は私の頭を支えてくれる。そして、よく見る足を上げてお股を開いてって体制じゃないことに気付き「私、何をしてるんですか?いきむ練習ですか?」と珍質問。なんどいきんでも、何にも進展しない。そのうちに、陣痛間隔が開いてきてしまったので促進剤の量が増える。また痛みも増す。もう帝王切開にしますか?と自分から謎の提案。「ううん、赤ちゃん元気だからしなくていいよ。」と冷静な助産師さん。そしてよくYouTubeでみる出産シーンの体制へ!ああ、お産が進んでるんだ。これで生まれる、と安心するも、全然産まれない。ベッドの大きさと私の体の大きさが不釣り合いで効率的に力が使えていない気がした。先生が来て、何度かいきむ。アミーナもルチアもヴィオレッタも歌った気持ちでいきんだけど全然出てこない。。。夫も私のいきみに合わせて全力でずっと頭を支えてくれている。やっぱり歌の時も私の身体の使い方が悪いのか。。。と極限状態でもソプラクートへの執着は手放せなかった。多分また時間が経って先生から「そろそろいきんで2時間が経つので、分娩時間も長時間ですし、医療の力でお手伝いします。」と伝えられる。「え、もう2時間も!?医療の力ってなになに!?」とプチパニック。そしてゾロゾロと人が増える。今まで上の手すりを掴んでいきんでいたけど下にも手すりがあることを教えてもらえる。「えーはよ言ってやー。こっちの方が力入れやすいし。。。」と内心思う。そして、einを切開され、いきむ。出ない!あきらたとき「おなかいたいならもう一回いきむ!」と助産師さんに喝を入れてもらい渾身の力でいきむ。声が漏れる。。。「声出さない!」と再び喝を入れられ声を漏らさずいきむ。高音とか歌とか関係ない。「もういいよー、下見て!!!」の声で下を見ると、我が子が半分出ている!!!!!!!そして我が子の全てが出て大きな産声が聞こえた。私が陣痛中叫んでいたのと同じような声で。2024年6月25日 14:14。長かった。こんなに時間がかかると思っていなかった。とにかく無事に我が子を出産できてよかった。そして胎盤の排出。身構えていたけれど、これは想定よりは痛みは少なかった。その後処置。これが非常に痛い。もうちくちくちくちく、想定の20倍の長さを縫われている気がした。もう終わるかと思った頃、先生が「糸追加で40センチ」と仰っているのを耳にした時「ここから40センチも縫うの!?」と気が遠くなり「先生、痛いです。」というも「先生は処置中です」と怒られる 笑処置が終わり、2時間ベッドで横になったまま過ごす。我が子を見たいけれど到底ベットから動けそうになくずっと横になっている。晩御飯が運ばれてきて食べれるものだけ食べる。夫は帰宅。こんなに長時間立ち会う夫も珍しいだろう。大変だったと思う。トイレに行けたら部屋に帰れるのだが肝心のトイレが行きたいのに何も出ない。。。困ったなと処置をしていただき、もうしばらくLDR室にいることに。うつらうつらし、ある程度時間が経ったところで助産師さんと共に自室に戻り爆睡した。完*********************************もう忘れているところもあり完全に誰得レポです。しかし、歌ってるから呼吸法はokってことはないし高音を出す感じでいきんでも産まれないことは声を大にしてお伝えしたいです!!!!!!!!!!!
先日、娘を出産いたしました。母になること を夢みながらも同時に一流歌手になること を夢みている私です。(何を以て一流とするかの定義づけは曖昧)歌手になることと母になること の間に少なからずの葛藤があったことは事実です。この葛藤も含めて、正直に綴っていこうと思います。完全に自己満足の駄作となりますが自身の備忘録も兼ねて。
4月14日 びわこアーベントロートさんの定期演奏会でのロ短調ミサを歌い終えることができました。バッハ大先生の作品はやはり偉大で壮大で厳格で出来なかったこともたくさんありますしこんなはずではなかった!と冷や汗が湧き出ることもありますが音楽への尊敬とあこがれだけは持ち続けその場に存在することはできたと思います。竹内先生が導かれる音楽はとても端正で団員さんも唯一無二の音楽を作り出されていてこの場に居合わせていただけたご縁のありがたみを感じていました。この本番をもっていったん演奏活動はお休みさせていただきまた10月に元気に舞台にもどってきたいと思います。10月は私の大切な故郷である同志社アルママータの定期演奏会です。一昨年から少しづつ指導に関わらせていただくこととなり本年もご縁をいただいています。憧れつづけたジョンラターのマニフィカートのソプラノを歌わせていただく予定です。(予定です。予定。)桜が終わって少しさみしい気持ちもありますが、藤の花が立派に咲いていてとてもうれしい今日この頃です。ayano⋆
有難いご縁をいただきびわこアーベントロート合唱団さまの演奏会で歌わせて頂きます。ayano*
びわ湖ホールでのロビーコンサート昨日終演いたしました。びわ湖の春音楽祭2024 の関連イベントとして開催されました。テーマは、夢と憧れ夢ち憧れといえば一番に思いついたジュリエットのワルツそして、ピアニスト掛川歩美さんからのアドバイスで歌うことを決めた山田耕筰先生の 唄一度歌ってみたかった木下牧子先生の先品から 風をみたひと木下牧子先生の作品は大好きなのですがいざお客様の前で歌うとなるとどのように構築して商品にすれば良いのか思い悩むのが目に見えていましたので今まで歌ったことはありませんでした。(練習室で一人気ままに歌うことはよくある。)一番時間をとって研究したといっても過言ではない曲。ああでもない こうでもない と長時間付き合ってくださった掛川さんには感謝してもしきれません。そしてずっと歌ってみたかったコルンゴルトの歌曲。甘美な旋律とは裏腹にソルフェージュの難しさ。自分の中に全然引き出しがなかったものである意味パワープレーで歌い切りました。。。次回のリサイタル(いつになるかは不明)ではコルンゴルトの歌曲を是非ともツィクルスで取り組みたいのでよい機会でした。プログラム中盤の2曲が私にとって山場でした。30分のロビーコンサート。リサイタルの3分の1ほどの分量でしたが分量の問題ではなく膨大なエネルギーを費やしました。ですがいつも聴きに来てくださるお客様おそらくご存知ない曲なのに朗らかに聞いてきださるお客様現役生のみんな 先輩そんな方々に見守られて幸せな時間でした。来週は、初挑戦のバッハ。がんばります!ayano*
明日ですが、もしよろしければお越しくださいませ。入用無料です。夢と憧れこれらを見つけることができたならきっとこれから先も進んでいけるのではないだろうかそんな風に思います。ayano*
びわ湖ホール オペラへの招待 フィガロの結婚の初回公演を無事に終えました。学部生時代に日本語で取り組んだスザンナ。当たり前ですが全幕となると読んでも読んでも終わらない譜読み。ひいてもひいても終わらない単語調べ。整理しようと思っても自力じゃ難しいドラマの読み解き。今まで出会ったどの役よりも難解でやらねばならぬことが多くこれ、間に合うのか、、、とかなり追い込まれながらの準備期間でした。。。びわ湖声楽アンサンブル在籍中には沢山のスーブレット役をいただいてきました。さまざまな役を経て、スザンナに向き合うことができてとてもうれしかったです。公演は、今週末もまだございます。どちらの組もスペシャルゲストに引っ張っていただきながら、熱い作品に仕上がっています。お時間ございましたら是非ともびわ湖ホールまでお出かけくださいませ。✳︎写真はびわ湖ホールのTwitterからです。私はこの中休み中に、次作の譜読みを進めなければなりません。。。(この譜読み地獄ループ、いつになったら抜け出せるのか、、、自分が悪いんだけど、、、)ayano *
ボイストレーナーとして関わらせていただいていた、京都ミューズのカルミナ・ブラーナが昨日終演致しました。カルミナ・ブラーナは私にとって特別な作品でこの作品に出会っていなかったら私は歌の道に進んでいないと思います。はじめてこの曲に出会ったのは中学一年生のころ。京都芸大の定期演奏会で演奏されることになり所属していた京都市少年合唱団で児童合唱を歌わせていただきました。その時のソプラノソリストの先生に釘付けとなり私もあんな風に歌いたい!と憧れるようになりました。昨日の京都ミューズの演奏会でも京都市少年合唱団のメンバーがお世話になりました。終演後、顔を輝かせる彼らの表情から今回の体験が彼らにとってかけがえのないものになったことがよく分かりました。そして、京都ミューズの皆さんの演奏。これほどまでに、本番中に祈り続けたことはなかったと思います。毎回のお稽古に真剣に向き合われる皆さんの顔が思い起こされどうか、うまく歌い進めていただきたい!と何度も願いました。毎回のお稽古の積み重ねそしてマエストラやオーケストラのお導きで集中力の高い演奏だったと思います。『音』というものをどのように捉えるか大切なことを皆さんと共有しながら過ごせたこの半期間は私にとっても大切な時間となりました。また修行を重ねてお目にかかりたいと思います。追伸)演奏会後はびわ湖ホール フィガロの結婚のコレペティ稽古へ。美女ケルビーノと脱出ゲームソングを歌い自分のレチタティーヴォをびしびし鍛えていただきました。やる事がいっぱい!頑張ります!
3月に退団したびわ湖ホール声楽アンサンブルのオペラシリーズに出演させていただきます。しかも、す、す、す、す、スザンナ!正しい認識かどうかは分かりませんがスーブレット役はやはり特別です。(スカートが長くない役っていう括りが私の中で存在しています。どうしても、スカートが長い役って構えちゃうんだなぁ。。。)同志社女子大学の学生の頃4年間頭の中はフィガロの結婚でした。先輩方のお稽古をずっと舞台袖でみていたり花娘をさせていただいたり先生方から沢山のことを教えていただいた作品です。また、大学院でお世話になった松本重孝 先生の演習で歌えることとても嬉しいです!すでにプレッシャーに押しつぶされそうになっていますが(勝手に感じているだけ)全力で頑張ります!なんと6日間公演。一つの作品で、こんなにたくさんの本番の機会を頂けて嬉しいです。スザンナへの道もぼちぼち書いていこうと思います。ayano*
先週 相愛大学の教員コンサートが終演いたしました。3人の先生方と日本歌曲、アリア(オペラアリアとはあえて言いません )、フランス歌曲を演奏させていただきました。スペシャルな先生方と一緒に演奏させていただいたおかげで、ウタウワタシを思い出せたように思います。林光先生の四つの夕暮れの歌は、学部生の頃から憧れてずっーと眺めていました。眺めているだけでは、いつまでも歌えないと自分を奮い立たせる、取り組むことに決めました。森は生きているの時にも感じましたが、楽譜ズラは簡単に見えるのです。自分の旋律も、ピアノを叩きながらある程度歌えるようになるのです。ですが確固たる動機やイメージがないと音にならないのです。。。言葉にならないのです。。。乗り越えられない壁にぶち当たることでウタウワタシが帰ってきてくれたように思います。それにしても相愛大学の講堂はとっても立派なパイプオルガンがありすごくゴージャスな気が流れているような気がしました。そして、音もよく響くのです!また歌ってみたいなぁ。ayano*
憧れの打楽器アンサンブルのコンサートに出演させていただきます。大学時代、打楽器専攻生のアンサンブルコンサートを見に行き、とっても面白かったのです。今回、このようにご縁をいただくことができとても嬉しく思っています。私も打楽器の一員になりきって頑張って歌います!9月9日は米原文産会館イベントホール9月10日はホームであるびわ湖ホールでの公演です!よろしくどうぞ。ayano*
びわこのこえフェスティバルに参加させていただきます。現役の時は、勤務が多忙のため参加できなかったのですが、今回念願叶いました。繋いでいただいたご縁を大切に歌いたいと思います。11:00 と17:00の2公演頑張ります!ayano*
本年度から演奏助手として相愛大学にお世話になっております。伴奏法の授業に参加させていただいております。私自身がとっても勉強となる日々で有意義な時間です!そんなスペシャルな先生方と演奏させていただきます。入場無料ですのでよろしければ是非。ayano*
2023.03.29びわ湖ホール小ホールで行いましたリサイタル。無事に終演いたしました。お越しくださいましたみなさま、お心を寄せてくださいましたみなさま、ありがとうございました。あら。こんなに大変だったのか、リサイタルというものは。。。というのが率直な感想です。青山バロックザールでの初めてのリサイタルは訳もわからずポイっとやってしまった感があります。それに比べてなんと大変だったことか。。。曲の仕上がりもなかなか遅く制作的なことなんてとっても散漫。当日の体力ももうギリギリ。リサイタル行くよ!というとっても嬉しいお声に励まされてなんとか終えることができました。そして、ここからが大切。一つやり終えたところでぼーっとせずリサイタルで歌った曲をもう一度歌い直してみる。ここまでフィードバックすることが大切とのこと。(偉大な先生からのお言葉ですので、ご覧になった方、是非やりましょう!)そして、5年間所属したびわ湖ホール声楽アンサンブルを任期満了退団致しました。1つ1つの経験が私にとっての宝物になりました。これからも、この経験を糧に邁進していきたいと思います。これまでは、びわ湖ホールに広報活動もお任せしていたのですが、これからは自分でしないといけないのでブログもちゃんと更新しようと思います。さて、リサイタルを終えてびわ湖ホールも退団し、しばらくはちょっとゆっくり過ごそうと思ったのですが、、、全く休みがない。。。やらねばならぬことを全て後回しにしておりましたので、今必死に生きております。新年度やこれからのことも少し落ち着いてからこちらでご案内、ご報告させていただこうと思います。(誰得?)これからもどうぞよろしくお願い致します。可愛い子が撮ってくれた写真で気に入っております。ayano*
枚方混声合唱ハーモニーさまの30周年記念コンサートに出演させていただきます!私が出演させていただく曲はヴィヴァルディのグローリア。びわ湖ホール声楽アンサンブルの大先輩である森季子さんと一緒に歌わせていただきます。ヴィヴァルディのグローリアは、びわ湖ホール声楽アンサンブル入団1年目に本山秀毅 先生の定期公演でも扱った作品です。その時はソプラノ2のソロを歌わせていただきました。ソプラノのアリアは、息の長ーい なかなか大変な曲ですが、そんな曲をも朗らかに歌えるように努めたいです。指揮者の松元佐和子先生とは、CCDアルママータからのご縁です。まさに葡萄の枝のように広がっていくご縁に感謝してもしきれません。今週末と迫りましたが、お時間がございましたらどうぞよろしくお願いいたします。
いつか いつか とは思っていましたが自分の中で決心がつきましたので書かせていただきます。3月でびわ湖ホール声楽アンサンブルを満期退団しますので4月から少し時間にゆとりができます。以前から興味があった「お伝えすること」にエネルギーを注いでみたくなりました。もしも私で、歌うことや声を出すことのお手伝いができるのであればお声がけいただきたく思います。京都市内、大阪市内のスタジオにてレッスンできればと思っております。ご興味ございましたら各種SNSでコンタクトいただければと思います。ayano*
4月はこちらの公演にも出演させていただきます。とっても久しぶりに、湖南の方や、木之本で歌えるのでとても楽しみです。本気のハルウタばかりをあつめたコンサート。コンマス先輩の本気度がビシビシ伝わっています。ayano*
びわ湖春の音楽祭の関連公演としてびわ湖ホール声楽アンサンブル ぶんさんサンクスコンサートに出演させていただきます。ぶんさん会館はびわ湖ホール声楽アンサンブルに所属してからさまざまな公演でお世話になりましたのでとても嬉しく思います。また、ソプラノの脇阪法子ちゃんと司会も務めさせていただきます!ブッとび系ソプラノにならないように一生懸命頑張ります。こちらもどうぞよろしくお願い致します。ayano*
びわ湖ホール 森は生きている 終演いたしました。日本語のオペラですので演じている私たちもお客様たちも隅々までわかってしまう作品。どんなメンタルで舞台上に立っているかすぐに表れてしまう作品。そして連続公演の難しさ。今回もたくさんの学びがありました。次回は3月25日、26日に兵庫芸文でも公演させていただいます。少しの期間ワーグナーに没頭してまた新たに林光先生の世界に身を置きたいと思います。ayano*
昨年度文化庁芸術祭の新人賞を受賞いたしましたのでびわ湖ホール声楽アンサンブルの卒団のタイミングでリサイタルを開催することにいたしました。びわ湖ホール声楽アンサンブルメンバーにもお手伝いいただき受賞のきっかけとなった歌劇「つばめ」のひと場面も演奏いたします。ピアニストは掛川歩美さんです。掛川さんは、京都芸大の大学院時代にお出会いし凄い人やなあと眺めていたところ私を関西二期会にも、びわ湖ホールにも導いてくれた恩人です。この人がピアノを弾いてるところで歌いたいなと。年度末の平日でお昼の開催ですのでご多用の方も沢山いらっしゃることと思います。現役時代の一つの節目として一生懸命歌います。どうぞよろしくお願いいたします。ayn.kumagai @ outlook.jpまでお問合せくださいませ。ayano*