温カフェ (福島県福島市飯坂町) | アンダンテ♪・・・ゆっくりと

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先の記事の続きです。

福島の観光地は、大震災後は集客数が減少しています。
隣県の茨城に私は住んでいますが、茨城の小中学校の遠足先や宿泊学習先、そして修学旅行先が、福島県から他県に変更しているという事実がございます。小さいお子さまをお持ちのご家庭においては、確かに不安は拭えません。大切なお子さまを預かる学校側も、やむを得ない決断だと拝察します。
福島の人、そして日本全ての人が安心して暮らせる日々を、取り戻していただきたい。原発事故の復旧が一刻も早くなるようにと、願ってやみません。
滞在時間2時間とちょっとの間でしたが、温泉2軒のはしご。そして、その後に1軒のカフェ。
いつもなら楽しむ気分でいっぱいなのですが、この日は楽しむ気持ちよりも私のささやかな応援の気持ちが優先していました。
ひとりでも多くのお客さんが居るってことは、この場所にとっては一番嬉しいことなのかもしれないですよね。

前置きが長くなりました。さて、カフェのご紹介を・・・・・



温カフェ








木の格子窓は、観音開きのようです。あたたかみがあって、いいですね。













窓から、先ほど入湯した鯖湖湯が見えますよ。
































温泉はしごの後なので冷たいものをと思ったのですが、はじめにサーブされた水を飲んだら喉の渇きがすっかり癒えてしまったのです。
やっぱり温かいものを・・・私は冷たい飲みものを好まないのです(注・アルコール イガイ ) 夏でも、温かい飲みものをいただきます。
理由はありません、温かい飲みものが好きなのです。(注・アルコール イガイ)

正直申しまして、コーヒーの味はまったく期待しておりませんでした。温泉街にある1軒のカフェですから、そこそこの味かなぁ・・・などと。
私の勝手な憶測、ひじょうに失礼な思い込みでした。たいへん美味しいコーヒーです!
香りも高く「まろやか」という言葉がまさにぴったりのお味。







同行者は、グリーンスムージー。
小松菜、レタス、キウイが入ったビタミン豊富なヘルシードリンクです。見た目はあの青汁を彷彿とさせますが、お味はそれと違って美味しいのです。たいへん飲みやすいので、お野菜嫌いの方には最適ですね。






お食事は外で済ませていたので、スィーツを・・・

紅茶のロールケーキ


柿のシャーベットが添えられています。
お味は、すみません・・・食べていないのでわかりません。同行者曰く、美味しいとのことです。





ぷりんプリン



ネーミングがいいですね、ぷりんプリンですって。かわいらしいなぁ・・・
黒蜜のカラメルと卵の風味がたっぷりと閉じ込められたプリン、喉越し滑らかでおいしくいただけます。





店内を見渡しながら、思いました。

なんだか面白いね・・・
明らかに観光で来たと見える若いカップル客が居たり、地元のおじぃさん3人組が居たり。
あ、温泉がえりかな?地元の方と思われる老婦人が濡れた髪のまま、オシャレなワンプレートランチをしているよ。
地元の人の憩いの場でもあるのかなぁ・・・



それもそのはずです。
ここは、「NPO法人いいざかサポーターズクラブ」が運営しているコミュニティーカフェ、地元有志の結晶の1つなのです。

熱きまち、いいざか。

至る所で目にするのぼり旗。熱きの意味は、お湯の熱さだけではないのですね。
地元の方の想いも熱いのです。なかむら屋旅館の女将さんの言葉、そしてこのカフェも・・・きっと私の知らないところにもたくさん。
また熱きまちに再訪したいと思いながら、帰路につきました。



【温カフェ】
福島県福島市飯坂町字湯沢26