体力と精神力
こんにちは。心のソムリエ 橋本文隆です。
体育の日にちなんで、体力について書いてみます。
体力というと、筋力をイメージする人が多いようですが、筋力だけが体力ではありません。
昔、武道家(武道研究家)の南郷継正氏は、神経体力、認識体力、内臓体力などと区分して、武道修行論を構築していました。
重いものを持てても、針の穴に糸を通せないのであれば、神経体力は無いし、
あと、1メートル泳げば岸にたどり着くのに力尽きるのは、認識体力が無い。
私は、高野山で加行(泊り込みの修行)をしているときに、熱が出てきて、全身のあちこちに痛みがありましたが、これは、認識体力と内臓体力の無さ。(たぶん)
( リタイアすると成満できないので、体力が有っても無くてもやり続けるしかないのですが )
ボール投げとか体力測定の結果がいろいろ言われていますが、もう少し広い観点から体力を考えた方が、健康にとっても、ものごとの上達にとっても、有効だろうと思います。
筋力があるから健康というわけではないし、速く走れるから健康というわけでもありません。
体力と精神力という風に、2分する考え方もありますが、そのように綺麗に2つに分けることは実際には困難です。
両者は密接に関係しあって働いているので、統合的にアプローチすることをお奨めします。
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