岡山県のヒメボタル(キンボタル)の本場では、ヒメボタルの乱舞まではもう少しかかるだろうが、県南では、既に舞い始めている。

 昨年の台風で、スギやヒノキが倒れて、今は草原になってしまっているが、その周りでピカピカと飛んでいる。


 夜の見回りをしているが、最近、ヒメボタルの舞を画像に収めるために、3脚構えて、30分~1時間の露光をしている写真家がたくさん来ている。撮影するのはいいけど、ホタルを見に来た人に、


消せ~~~!


点けな~~~!


っと、突然、叫ぶのはどうなんだろう?

蛍狩りに来られる方は、子供づれもいたりして、真っ暗な中で、山道を歩いて見に来るんだから、足元の安全は必要だと思う。暗闇で、突然、大声を出されると、距離があっても、ビビッてしまうものだ。山道の入口にでも、


 『撮影中につき、消灯のご協力をお願いします。』


の看板くらい用意していてもいいのではないだろうか?


 見学にこられる人は、22時くらいまでの方が多いので、撮影は23時以降にでもしていただきたいとも思う。タイムゾーンで、目的が一致する人たちが同じ場所に来るなら、それぞれのマナーがお互いに理解できるだろうと思うからだ。よくご存知の写真家の方は、24時くらいから来られて、撮影されているので、めったに大声を出すことはないそうだ。出しても、同業者にだそうで理解してもらえる。


 ここのホタルは、夜の2時頃までなら、大丈夫だと思う。