新鮮な野菜を生かした加工へ | 添田町特産品研究会のブログ

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惣菜やドレッシング、おやきにジャムなど様々な加工品づくりをおこなっています。

特産品研究会では、春先から地元の野菜を使った加工品の開発を目指して、外部講師を交えた加工研修を行っています。


参加しているのは地元の農家の女性、加工にチャレンジしたい女性、調理経験のある男性、社会福祉法人の加工部門を担う職員さん、事業をスタートしたばかりの農産加工グループなど様々です。


「添田の野菜を使いたい」というのは皆さんの共通目標だと思います。

季節のもので生かし切れない素材は、町内にはいろいろあるという意見が結構あります。


例えば、小タマネギなどは、これまで町内でもなかなか使えないものでした。

農家からすれば、小ぶりな育ちのタマネギは青果としての出荷商品にはなりにくいと言われます。


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研究会では、小ぶりでカワイイ、食べやすさを丸ごと生かす方向で試作を進めてはどうかと考えて、これを酢漬けにしていくことで保存性と加工の歩留まり維持を目指すことにしました。


野菜の「漬け物」は通常、塩漬け、醤油漬け、味噌漬け、粕漬などが多いですが、シャキシャキした食感とサラダ感覚でいただける野菜の新鮮さをウリにした酢漬けも結構美味しい。


調味酢の配合を慎重に行い、塩で水を適度に抜いた小タマネギを漬けていきます。


保存性を高めるための加熱処理を施して、日持ちが可能な惣菜品への変身しました。


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なかなか美味しいです。