あめのです。
①の続き。

バキバキになった足腰を引きずって、今度はくしふる神社に向かいます。

と、その道中に偶然あまのを発見しました。


井戸〜〜〜

そして、くしふる神社。


バスセンターへはここから徒歩10分、残された時間は20分ほどだったのですが、目の前に現れたのはこちら。


あ〜長いねぇ〜〜

でももう、慣れたんです。この旅は階段を駆け上がる旅なんです。
関節が勘弁してくれと騒いでいましたが、聞かなかったことにして階段を駆け上がっていきました。

疲れましたが無事参拝できました。

ここで、昼ごはんを食べていないことを思い出しました。帰りの道すがら、見つけたお肉屋さんで手羽先を購入します。
写真をあげたかったのに、空腹過ぎて我も忘れてかぶりついてしまいました。美味しかったですブロイラー。

無事空腹を紛らわせ、バスセンターからバスに乗車。延岡を目指していきます。

いい天気に恵まれ、気温22°Cの中3時間歩き倒したので、さすがに疲れていました。バス車内の記憶がありません。

延岡に着いたのが16:00。私はもうひとつ、どうしても行きたい場所がありました。しかし徒歩だと30分かかってしまうのに、そこが閉まるのが17:00です。
困った!

ネットでレンタサイクルを調べたのですがヒットせず。ダメ元で観光案内所に聞きに行くと、近くの自転車屋さんがレンタサイクルサービスもやっているとのことでした。これ、ネットで全然見ない情報だけど出した方がいいよ確実に。
16:00~18:00まで借りて、500円でした。

鍵がこれだった。


佐伯に縁があるのかもしれない。

さて、自転車を借りたらこっちのもんです。京都では何処へ行くにも自転車を使う身。ビュンビュン飛ばしていきます。


加工無しだよ!!!!すごく綺麗な景色でした。

そして、自転車で走ること10分ほど。たどり着いたのは、千徳酒造。
焼酎の製造が盛んな宮崎県で、唯一日本酒を作っている酒蔵だそうです。

お店のおばちゃんとおしゃべりしながら、気になった新酒を購入しました。帰京後の飲み会に持っていくとしましょう。
せっかくだから、と甘酒を頂き、めちゃくちゃ美味しかったので甘酒も買ってしまいました。営業上手なおばちゃんです。


道すがら完飲。

さて、これで延岡に心残りはありません。
しかし延岡〜佐伯間の電車はまだまだ来ません。せっかく足も手に入れたのでそこらへんを探索します。


延岡城址へ到着。
珍しく(?)城そのものは焼け落ちており、一部だけが残っています。


ネーミングセンスがいたく気に入りました。

本丸跡からの景色がこちら。


海、山、川、空、街。
こんなに良い風景が他にあるでしょうか。(いやない)
ちょうど時刻は17:00。5度の鐘の音を聴きながら、景色を楽しみました。

レンタサイクルの時間もあるので、余裕をもって出発しました。
気温が低くなってきて、たくさん陽を浴び上がった体温を風が下げてくれます。心地いいサイクリングでした。

おしまい!
のはずだったんですが……


あ〜
神社見つけてしまいました……

出会った神社はすべて踏破するという裏ルールのある本旅。なんでそんなルール作ってしまったの、と半ば後悔しつつも、何だかんだ楽しくお参りしている気がします。

今山八幡宮、良きところでした。
何せ階段が多いこと多いこと!!やっぱ呪いだね??
今回の旅では最も段数が多かったのではないでしょうか。阿智神社も比じゃないくらい。凄まじい石段でした。雨上がりだったのもあり、滑り落ちないかと緊張しながら登っていました。

今山八幡宮参拝後、下山途中の写真。


私、この「神聖な場所に今はいるけど、ちょっとしたらもう日常に戻っちゃうんだ……惜しいなぁ……」って気持ちになる景色大好きです。鳥居の存在が心に訴えてくる感じしますよね。

そういえば話は逸れますが、こうして有酸素運動を繰り返すこと4日、ちょっと痩せた気がするんですよね。帰ったら体重計にのってみるとしましょう。

さて、お参りを終えたら今度こそ本当に延岡散歩はおしまいです。自転車を返して、延岡駅に戻ります。

1時間ほど、待合室で晩御飯を食べながら電車を待ちました。

そして、行きと同じ車体の日豊本線佐伯行きに乗車します。やはり一般的な活動時間帯の電車なだけあり、私含めて車内には12人の乗客がいました。行きは2人だったのにね。

佐伯駅着。
宿へ向かいます。

昨日宿の話をしませんでした。今します!

昨晩、結構夜更けに宿に着いたのですが、オーナーのおっちゃんは温かく出迎えてくれました。
市内最安値を誇るビジネスホテルで、その中でもバストイレ共用の一番安いプランで予約していたのですが、おっちゃんが声を掛けてくれます。
「2泊ですね?今日明日と男性のお客さんが多くて、気になってお風呂入れなかったら可哀想やからと思って。風呂付きのお部屋をサービスします」
お値段据え置きで、部屋風呂にありつけました。本当に嬉しい。まあ確かに知らないおっさんが入ったあとの湯舟は少しばかり気になる。その辺考えていませんでした。反省。値段以外も見た方がいいですね。

今日宿にもどった時も、おっちゃんが出迎えてくれました。しかしながら昨日に比べると穏やかな感じ。
多分、昨晩は酒気を帯びていらっしゃったんだと推測しています。

さて。これで4日目も終了。
本来この日程で予定していた台湾旅行と同様、明日の夜に帰京するプランです。
明日はずっと移動だと思います。ありったけの電子機器を充電して備えていこうと思います。

では、おやすみなさい。

あめのです。

朝5:30。今日のアラームは、旅行マジックをかけてもなおちょっと不快でした。だんだん疲れつつありますね。

しかし、昨晩しっかりマッサージして、メディキュット履いて寝たおかげか、足腰の筋肉痛は全くと言っていいほどありませんでした。万事快調です。

この佐伯駅、18きっぱーにとっては難所らしいですね。1日に2本しか普通電車が来ない駅だそうで。私も、宿を確保している時におかしいなとは思っていました。

しかしそんなことは後で知ったのでありました。このときは何も知らず、「早起きしんどいなあ」程度の気持ちでした。

さて。早朝の佐伯駅。


昨晩は暗すぎたので、明日の朝明るいときに駅舎を撮ろう!と目論んでいたのですが、朝早すぎて真っ暗でした。残念。

特急ライクな見た目に怯えつつ、駅員さんに確認してから乗り込んでいきます。日豊本線延岡行きです。


椅子もふわふわ快適で、本当に18切符で乗っていいのか始終不安でした。

“宗太郎越え”も無事果たし(覚えた言葉をすぐ使うタイプです)


延岡に到着!

到着時、天気は曇り。ちょっと寂しいなあなんて思っていたのですが、


バスを待っている間に無事晴れました。見事な青×白のコントラストですね。無加工だよ?すごくない?

今日の旅程は、バスで高千穂まで行く、というもの。そのバスが厄介なんです。
事前に調べたところ片道運賃は1890円。馬鹿ほど高いです。送ってくれる距離を考えれば妥当なのですが、ちょっと苦しい。
昔は高千穂鉄道で行けたみたいなんですが、天災で廃線になってしまってるらしいです。

しかし!
チケット売り場に行くと、お得な切符を売ってもらえました。


乗り放題で、1500円。
破格すぎます……半額以下ですからね。

予想外の節約が出来て心踊りました。

さて、1時間ほどあった待ち時間は待合室でつぶして、いざバス乗車です。

バス道はカーブがとても多く、ちょっと酔ってしまったのですが、なんとか堪えて高千穂バスセンターに到着しました。長距離すぎて、よく見る料金案内の表示がカンストしそうになっていました。


ここから今日のメインである神社へ行くバスに乗り換えるのですが、待ち時間が30分ほどありました。

片道徒歩10分の高千穂神社にお参りしに行きます。



歩き出してみると、メディキュットで癒えたと思っていた足腰のガタが急に押し寄せてきました。元から足腰は強くないので、やむを得ませんね……。腰のガタツキを庇いながら、無事参拝を終えました。

慌ててバスセンターに戻り、ちょうどやってきたバスに乗車。岩戸線に乗って、岩戸で下車します。



本日のメイン!天岩戸神社!!
友達ら何人かが、「宮崎まで行くなら、天岩戸神社は行くんだよね??」と名推理を繰り広げていました。その通りです。
この天野探しの旅、元々はこの天岩戸神社に行きたいと思ったのがきっかけのひとつでした。
これまでの3日間、ずっと楽しみにしていた最終目的地です。

お参りをして、天照大御神が篭った洞窟が見える場所にも案内してもらいました。
それから、すぐ近くの天安河原にもお参りします。ここは、天照大御神が閉じこもってしまった時、神々が集まって対策を講じた場所だそうです。


参道は今工事中でした。工事のおっちゃんが、「6月に綺麗になるけんまた来てくださいね」って言ってました。


ちなみにこの仮歩道はすごくすごく足場が悪くて、何度も転けそうになったので怖かったです。転けた瞬間隣の急流にドボンですよ……怖すぎ……

そして、お参りを終えた後、疲れたからだに1杯。


美味しそうなやつ〜〜
宮崎についてからというもの、どこでも日向夏が大プッシュでした。


自販機も。

休憩を済ませてバス停に向かいます。
早めに着いてしまったのでベンチに座って待っていると、突如クラクション。
顔をあげると、バスから運転手のおっちゃんが顔をのぞかせていました。
「バス乗らんと?」
いけないバスの時間忘れてた!と思ったのですが、どうやら乗る予定のバスとは違うようでした。首を振り、乗らない意志を示すと、
「このバスもバスセンター行くとよ!はよ乗り」
と言われました。
「このバスは、岩戸線とは違う道を走るとよ。景色もええ」
「こうして声掛けんと、観光ガイドはみな岩戸線しか紹介せんし、誰も乗らんとよ」
多分こんなことを言ってた気がします。私はそのとき、突如始まったお年寄り方言リスニングに耳が必死だったのであまり覚えていません。語尾だけ変わり、イントネーションは標準語に近い若者の方言ならある程度推測して聞けるのですが、語尾はおろかイントネーションや母音の広さまで違うお年寄りの方言はなかなか耳馴染みのない言葉でした。さながら外国語。

気さくに話してくれるこのおっちゃんのバスは、私の他にもう一人、観光客の女の人を乗せて走り始めました。

道中、「そこの小屋にはブロイラーがおるとよ。ひよこを2ヶ月育てたらすぐ出荷するから、肉がやらけぇだろ?」「牛も有名。昔宮崎牛って呼ばれてたのが今の高千穂牛」「右後ろ。あの橋は東洋で一番高いっちゃん」と、バスを停めながらたくさん案内してくれるおっちゃん、とても優しかったです。
東洋で一番高い橋はこちら。


道半ばほどで、おっちゃんが私たちに「おふたりさん、今からどこ行くの?」と聞いてきます。私はバスセンターに戻り、時間があればそこらを散歩するだけのつもりでした。しかしもう一人の女性が「荒立神社へ行きますか?」と言うと、おっちゃんは「ああ!荒立神社!行くとええとよ、あそこは芸能の神様でねぇ、二人とも時間があるなら行っといたらええ」とのこと。
迷ったのですが、予定していたバスを一本遅らせて(一本遅れると1時間後になるのでとても悩みました)行ってみることにしました。

ちなみに余談ですが、女性も宮崎から来ていそうな話し方でした。二人とも神社を「ししゃ」のように発音していて、それは訛りなの?とずっと引っかかっていました。

荒立に行くならくしふる(漢字がムズすぎて変換できません)にも行く方がいい、と軽く道案内をされ、バスを下車します。
一本木というバス停でした。東海オンエアの「n本木探し」の動画を思い出しました。


荒立神社です。
芸能人もよくお参りに来るほどで、かなり人気のある神社だそうですが、コロナの影響かはたまた雨だからか、人は(バス同乗の女性以外)誰もいませんでした。社務所にもいませんでした。

かなりの上り坂で、足の関節が悲鳴をあげていました。


ここで写真が貼れなくなりました。②に続きます。

あめのです。
①の続き。

さて、関門トンネルにたどり着きました。早速歩いていきます。


県境もしっかり確認しました。
全長700mと少しで海を渡れてしまうのがなんだか不思議です。海無し県育ちの私、海とは広いばかりだと考えている節があります。

悪ガキ数人が自転車に乗ったままトンネルを爆走しており、怖いなぁと思っていたら突然けたたましいサイレンが響きました。
「自転車で走行中の子どもさん、いますぐ自転車を降りてください」
やべっ、と自転車を降りる中学生くらいの集団。ちょっと面白かったです。
どうして自転車漕いでるって分かったんでしょう。そして、事務所のようなものは見当たらなかったけどどこでアナウンスしてるんでしょう。気になりますね。カメラあったのかな。

そんな珍事もありつつ、無事対岸に到着です。


着くやいなや神社。

この神社は和布刈神社。絶対初見じゃ読めないですよね。観光案内所のおばちゃんに、当たり前のように「めかりからバスでとるけんね」と言われ、「め、めかり……?」となりましたもん。
何故「和布刈」が「めかり」なのかは、神社のご由緒を読んで納得がいきました。
和布(わかめ) 刈り で「めかり」だそうです。
わかめは、早い時期に、自然に芽を出すので、幸福を招くものとされているそう。毎年、わかめを刈る儀式が行われているそうです。
なるほどなぁ……とはいえ「わか」どこいった……

和布刈神社の御朱印は、コロナ感染拡大防止のために書き置きのみになっていました。
とはいえ、書き置きにするにしても日付はその場で書いていただけるようでした。結局は濃厚接触を避けられていないのでは……?と思いつつも、何か対策しなきゃ、という態度の表明だとも思います。観光業(神社をそう呼んでいいかは分かりません)は大変だよなあ。

観光案内所のおばちゃんに、門司港駅まではバスで行くことをオススメされましたが、丁度いいバスが1時間半後とかだったので、歩いていくことにしました。

田舎の道を歩くのは、慣れていないと結構大変です。車の通行量が多いし、運転手たちはみんな歩行者なんていないと思っているかのようにビュンビュン走らせてます。私は車文化の社会にまーったく慣れていないので、それはそれはヒヤッとする場面が幾度となくありました。多分、観光客はフワフワ歩くから怖いなあと思われているでしょうね。ごめんな。

歩くこと数十分。散歩道の脇を走る私鉄に何度も誘惑されながらも、なんとか自分の足で門司港駅に到着しました。


なんて綺麗なの。よきレトロ感です。
これを背景にTikTokを撮ってる女の子たちがいました。こんな綺麗な景色だし、撮りたくなるよねぇ。

私も、景色への感動や歩き通した達成感から開放的な気持ちになり、優勝することにしました。


これは優勝でしょ。
潮風×ビールは最高と相場が決まっています。
近くの地ビール工房で作られたもののようです。
たくさん地ビールがあって悩みましたが、パッケージのレトロさはこれが1位だったのでこれに決めました。

瓶ビールに直接口をつけて飲みながら街を練り歩くと、おじさんになった気持ちで楽しかったです。

ビールを飲み終えたら、電車の旅再開です。


鹿児島本線折尾行きに乗車。
門司港駅は内装までレトロで、本当に感激しました。老後は門司に住んでもいいかもしれません。上写真の看板、Oにマクロンが付いているのがレトロ感醸してる気がするのですが何でだろう。マクロンのレトロ効果、謎です。あるいはマクロンそのものではなくフォントがそうさせているのかも。どう思いますか!

さておき。
小倉に到着しました。


ここから、次の電車まで40分あったので、次の駅である西小倉まで散歩しながら進むことにしました。

目当てはただひとつ、小倉城です。


………………
神社、あるなぁ…………

見かけた寺社は全てお参りするという裏ルールがある本旅。
葛藤しましたが、メインは城やろ、と神社を見なかったことにしました。

しかし。
コロナで城はお休みでした…………

悲しいねえ。コロナ。

それなら神社にお参りしてもいいのでは?とも思えますが、気分が乗らなかったのでやはり見なかったことにしました。

しかし、そんな態度は許さん、とばかりに(?)迷子になってしまいます。出口を探して歩いていたのに、気づいたら境内に迷い込んでいました。

ちょっと笑っちゃいました。ならちゃんとお参りするわ。
名前の通り京都の八坂神社に縁があり、3日も帰っていない故郷(奈良は捨てました)を思い出すなどします。

御朱印も頂きました。

御朱印を受け取ったとき、そういえば迷子だったなと思って巫女さんに道を聞くことにしました。

突然ですが私の視力は終わっています。
基本的に、人の顔を注視しても恥ずかしくないのですがそれは視力が終わっているからです。

しかしさすがに、少し長く話をするとだんだん顔にピントが合ってくるんですね。

巫女さんが……めちゃ可愛かったんですよ……

芸能人に例えるなら久保史緒里。基本的に芸能人に例えるのが苦手な私ですが、顔を見た瞬間に「久保史緒里では???」となるくらい久保史緒里でした。
心の中で飼ってる男子校が顔を覗かせつつ、そんな振る舞いだけは決してしてはならないので平静を装って道を聞きました。

また話が逸れるんですが、アニメなどに出てくる巫女と学生兼任してるキャラって、口調が丁寧じゃないですか。あれってキャラ付けの一環だと思っていたんです。本来、学生なんて兼ねようもんなら、絶対に周りの影響で口調荒れるじゃないですか。「ぴえん」とか言っちゃうじゃないですか(?)
しかし、その久保史緒里似の巫女さんの口調、凄まじく上品だったんです。
「ようお参りでした」などの定型句を丁寧に言えるのは当たり前かもしれませんが、咄嗟に道聞かれて丁寧に応対できるのは普段から口調が丁寧な人だけなはず。
感動しました!!!!!

さて、脱線しましたが(不謹慎)なんとか言われたとおり歩いて西小倉駅に到着しました。


ここから、日豊本線で終点中津まで行きます。


中津に着いたのが16:40頃。
次の電車まで1時間以上時間があったので、観光でもしようかと思ったのですが、中津城や福沢諭吉記念館などの主要観光地は17:00で閉まりやがります。

仕方ないけどね。泣いたわ。

とはいえ記念館はともかく城は外からでも見れるので、せっかくだからと見に行くことにしました。


良いお城。
奈良や京都にいるとすっかり忘れがちですが、城も立派な観光名所ですよね。
実はお城はあまり詳しくなく、注目ポイントが不明なのでボンヤリ眺めちゃうことが多いです。勉強してみたいので、城に詳しい人間と城に行く機会を作ろうと思います。ゆるぼ。

ちなみに中津城も、傍らに神社があったのでお参りしてきました。城と神社、セットで作るものなのかなあ。でも確かに、その城ゆかりの人物が傍らで祀られているというのは納得できる筋ですよね……


ちなみにこの神社の末社には、中津城での酒宴の席で謀殺された宇都宮鎮房が祀られていました。謀殺と聞くだけで薄ら寒くなってしまいました。


順番は前後しますが、行きすがらの道には、中津のいわれについてたくさんの掲示があり、観光地として整えられてるのを肌で感じました。

例えばこれ。


ターヘルアナトミアって、めちゃくちゃ語呂がいいので好きです。

それからこんなのも。


政治犯として3回の入牢経験、とかいう強いワードが気になり後で調べたのですが、この時代なら当たり前に尊皇攘夷運動関係でした。政治犯と言われるとどうしても第二次世界大戦が頭に浮かびます。言い訳です。

思いがけず観光地として発達した街だったので、1時間はあっという間でした。

中津駅に戻り、日豊本線佐伯行きに乗車。
佐伯が「さいき」だというのは聞いてません。
調べたところ、訛音に合わせて「さいき」になったそうです。とは言っても、当初「さいき」になったのは地名のみで、駅は「さえき」駅だったんだとか。しかし、どっちがどっちかわからん!となって、今では「さいき」と呼ばれることが多いみたいです。
電車のアナウンスは「さいき」っぽいです。

この路線もまた、今までのように乗車率30%くらいなのかな?と思って寛いでいたら、大分駅20分停車のうちにみるみる人で溢れかえり、乗車率150%くらいになってしまいました。大分駅恐るべし。逆に、みんながみんなここへ通勤・通学してるのですね。

3時間と少し。かなり長い時間の乗車で、途中から足腰が悲鳴をあげ続けていました。足の指を回すなどして、必死に血液を循環させていました。

そして!やっと!


佐伯!!
暗かったからなのか、よくあるJRの看板(このブログで死ぬほど貼ってるアレ)を見つけられませんでした。何でなの。とりあえず観光用看板を写メっておきました。

今日はここらへんで泊まります。

宿については明日。なぜなら眠すぎるからです。

今日はひとつも天野を発見していませんが、すべては明日のため。長い長い移動の途中です。

では、おやすみなさい。