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未来のつくり方 ~シリコンバレ-の航海する精神 

未来のつくり方 ~シリコンバレ-の航海する精神 

池田 純一著、講談社現代新書、2015年5月20日第一刷発行、840円(税別))

(目次から)

プロローグ

  1. ムーアの予言

  2. 月を穿つ

  3. 投資するビジョナリ

    <省略>

    第10章 探求する思考習慣

    第11章 アメリカというOS

    第12章 二周目の近代

    エピローグ

    あとがき

    <コメント>

    ・未来とは、待てば自ずからやって来るものなのか。

     それとも、未来は、自らの手で引き寄せ、築くものなのか。・・・に引かれて読みました。

    ・大望を語る(第4章)に冒険資本(VC)の起業家の話があります。シリコンバレー参集してきた起業家の精神や活動ぶりに感動(イノベーション)

    <以上>

世界を動かす技術思考 

世界を動かす技術思考 

木村 英紀編著、BLUEBACKS、2015年5月20日第一刷発行、860円(税別))

(目次から)

はしがき

序 章 システムの時代

  1. システムはネットワークから始まった

  2. プロダクトシステムとプロセスシステム

  3. システムに関する科学と技術の歩み

  4. 進化するシステム

  5. 日本の問題

    あとがき

    <コメント>

    ・オランダの地図を開いてほしい・・・から始まる「システムなる技術思考」について知るために読みました。(「ものづくり精神」からの脱却しかない?とは)

    ・システムはネットワークから始まった(第1章)には、エジソンは最初のシステム工学者、サプライチエーンー最も身近なネットワークシステム、情報ネットワークと制御用ネットワークの項目が重要かと思いました。

    ・プロダクトシステムとプロセスシステム(第2章)では、規格化はシステム化の前提、オペレーショナルシステムは第二次大戦でイギリスを救った、ITはシステム化の強力なツールである、に納得。

    ・システムに関する科学と技術の歩み(第3章)では、システム科学とシステム工学、情報システムから技術社会システムへ、にシステムの高度化・進歩発展が見えてきます。

    ・進化するシステム(第4章)では、部品化するシステムーICの場合、医療機器の性能は医療システム全体で評価される、リバース・イノベーションも重要なシステム技術、機能の統合とシステム化―ハイブリット車の場合、技術システムが作る社会システムーICカード、と進化するシステム。

    ・日本の問題(第5章)では、ものづくり基本法、技術社会システムの構築に向けての提言が、参考になります。

    <以上>

養生のヒント 

養生のヒント 

五木 寛之著、KADOKAWA、2015年3月29日第一刷発行、1,300円(税別))

(目次から)

はじめに

  1. 養病

  2. おわりに

    <コメント>

    ・はじめににある、「養生とは、人生を豊かにし、活気づける技法です。心と体を一つのものとして考える思想でもあります」に引かれて読みました。

    ・「生」のヒントは、「ため息」も感情の一種、自らの「生」は自分で責任を持つ、脳=心を見直す時代、自分は自分の養生法を・・・が心に残りました。

    ・「養生」のヒントは、吸うことより吐くことが大事、頭痛も宇宙の呼吸のせいだから受け入れる、何事も「ほどほど」に・・・。

    ・「病」のヒントは、よく死ぬための医療も必要、布施行としての医療、病に苦しみ悩む人間そのものを見よ・・・

    ・「老」のヒントは、楽しい人生は六十から、人生に必要なものだけを残す、悲しみの効果・・・

    ・「死」のヒントは、乾いた心が死を軽んじる、余命は統計的な数字にすぎない、うらやましい死に方・・・

    <以上>

日本資本主義の正体

日本資本主義の正体 

中野 雅至著、幻冬舎新書、2015年1月30日第一刷発行、800円(税別))

(目次から)

はじめに

  1. 生活が楽でないという現状

  2. 貧しいのは努力不足か、それとも世間が悪いのか?

  3. 経済成長なき資本主義の現実

  4. トマ・ピケティの大著「21世紀の資本」から読み解く資本主義の行く末

  5. 日本資本主義の限界

  6. 企業が収奪する日本資本主義の限界

  7. 政治や国家はあなたを守ってくれるか?

  8. 防衛としてのサバイバルシステムの構築

    <コメント>

    ・生活が楽でないという現状(第一章)にある「不幸のメカニズム」と「心理のメカニズム」、の2面からの考察。

    ・貧しいのは努力不足か、それとも世間が悪いのか?(第二章)にある、自助努力の限界を認めたがらないポジティブ日本は、その通りかなと思いました。

    ・経済成長なき資本主義の現実(第三章)では、バブル崩壊後の日本資本主義の問題点(サービス残業、経済成長率の低下、格差社会)、剰余価値を生み出す資本主義システムの不思議さ、資本主義が成長しないという悪夢、日本資本主義の行き詰まり、どれも納得、納得。

    ・ピケティの本から(第四章)では、貧困層の拡大の実態や、日本の格差社会の現状(p110)に解説があり、納得。

    ・日本資本主義の限界(第五章)では、資本主義の延命策としての「規制緩和」(p144)の内容は、問題点や今後の視点の参考になります。

    ・企業が収奪する日本資本主義の限界(第六章)では、勝者がわかりにくい日本型資本主義(p116:内部労働市場)、内部留保という仕組み、企業はなぜ国民から責められないのか?(p184)、資本家すら儲からない日本(p194)にそうなんだ。

    ・政治や国家はあなたを守ってくれるか?(第七章)では、日本は「官僚主導体制」から「政治主導体制」へ転換したに納得

    ・防衛としてのサバイバルシステムの構築(第八章)では、自分を守る処方箋がありますので、参考にして、自分なりに考えて、実行が求められています。

    <以上>

聖地巡礼 ~世界遺産からアニメの舞台まで 

聖地巡礼 ~世界遺産からアニメの舞台まで 

岡本 亮輔著、中公新書、2015年2月25日発行、780円(税別))

(目次から)

まえがき

序 章 現代の聖地巡礼の背景

第1章     聖なるものを求めて ―巡礼者は何を見るのか

第2章     ゴールからプロセスへ -信仰なき巡礼者は歩み続ける

第3章     世界遺産と聖地 -選別される宗教文化

第4章     作られる聖地 -なぜ偽物が本物を生みだすのか

第5章     私だけの聖地 -パワースポットと祈りの多様性

終 章 現代社会と聖地巡礼

<コメント>

・まえがきにある「フランスを旅する人の多くは、カトリック信仰の有無とは関係なくパリのノートルダム寺院やサクレクール寺院を訪れるだろう」に引かれて読みました。

・現代の聖地巡礼の背景(序章)にある、世俗化社会では、他者が自分と同じような世界観を共有していることを確信できなくなり、共同体意識や仲間意識といった共同性が堀り崩される・・・に納得。

・聖なるものを求めて(第1章)には、「聖遺物の世界」(p34)、とルルド(フランス)(p46)はカトリック世界最大の巡礼地の1ツ。

・ゴールからプロセスへ(第2章)には、サンティアゴ・デ・コンポステラ巡礼の現代の意味は、ゴールより重要なプロセスにかわってきている・・・に納得。

・世界遺産と聖地(第3章)では、四国遍路、長崎の教会群、モン・サン・ミシエルの紹介があります。(宗教と文化の関係)

・作られる聖地 -なぜ偽物が本物を生みだすのか(第4章)では、青森県三戸郡新郷村の事例(キリストの墓)についての解説(客観的には明らかな偽物であっても、その場所に関わる人々の主観においては、本物の聖地となるのである)

・私だけの聖地(第5章)では、2000年代以降にブームになった、「パワースポット」の事例(明治神宮・清正井、今戸神社など)

・現代社会と聖地巡礼(終章)にある「観光が生み出す人工的な地域の固有性によって、かっての風土を取り戻すことは難しい。なぜなら、虚構性の高い観光化は商業戦略にすぎず、地域の一体感や共同体感覚のような持続的な共同性を生み出さないからである。」(p194~)の指摘に納得。その後の考察(新たな展開の芽としてとらえ直す)にも注目したい。

<以上>

生物多様性~「私」から考える進化・遺伝・多様性 

生物多様性~「私」から考える進化・遺伝・多様性 

本川 達雄著、中公新書、2015年2月25日発行、880円(税別))

(目次から)

はじめに

序 章 生物多様性を理解するのは難しい

第一章     生物多様性条約と生態系サービス

第二章     バイオームと熱帯雨林

第三章     サンゴ礁と生物多様性の危機

第四章     進化による多様性の歴史

第五章     ダーウインの進化論・アリストテレスの種

第六章     生物がずっと続くようにできている

第七章     メンデルの遺伝の法則

終 章 生物多様性減少にどう向き合えば良いのか

おわりに

<コメント>

・「生物多様性を守る」とは、そもそもどういうことなのか?素朴な疑問にこの本は、ユニークな視点から、回答してくれました。(はじめににある、「守るべき」とは、価値の問題であることの気ずき、と、「倫理学」も、多様なんだ!)

・生物多様性を理解するのは難しい(序章)にある、「一回きり・地域限定は科学にならない」(p12)の指摘にごもっともと感服。

・生物多様性条約と生態系サービス(第1章)には、生物多様性による日々お世話になっている事についての解説。(有り難いことが多い)特に地球の自然環境の維持にとっての必要性について、重要と思います。

・バイオームと熱帯雨林(第2章)には、バイオ(生物)+(塊り、群)=生物群系についての解説。生物の多様性が多様性を生む自然界の巧妙さに感動。(花と昆虫―1億年の戦略(p80)

・サンゴ礁と生物多様性の危機(第3章)には、「大切さを理解するには、実感を伴う体験が是非とも必要です」そして、その1例が、「サンゴ礁の海は人生観を変える(p83)に乗っています。サンゴ礁と熱帯雨林の危機は、まさに、海と、陸での環境破壊が進行中。

・進化による多様性の歴史(第4章)には、生命が誕生したのは、35~40億年前だといわれています。細胞の誕生=生物の誕生(p117)からの生物の進化(不思議です)

・ダーウインの進化論・アリストテレスの種(第5章)、生物学では、「機構に関する」問い、と、「目的に関する」問いの2種類が可能であり、ここが生物学のとりわけ面白いところに、妙に納得。

・生物がずっと続くようにできている(第6章)にある「熱力学第二法則」の壁を乗り越える生物の戦略の考察(法隆寺方式、伊勢神宮方式)。生殖と発生(p179)にある無性生殖と有性生殖の違い。同じコピーするにも子は親と少々異なるコピーをして環境の変化の壁を超える工夫。環境変異(p180)の生物の遺伝柔軟性(遺伝子のスイッチ論)。ミトコンドリアの母性遺伝(p195)も生物の不思議を実感します。永続は希望の基礎(p202)に同感、納得。

・メンデルの遺伝の法則(第7章)にある遺伝子はペアを組んでも融合しないというのが

有性生殖のポイント・・にそうなんだと思いました。(ここにある事実から、「仮説」を建てる重要性の解説:メンデルの法則=生物学の原子論)。生物学は個物が先にある(p221)に生物学の面白さがあるのと思いました。

・生物多様性減少にどう向き合えば良いのか(終章)では、「守るべき」とは価値の問題であり、価値には、「二つの価値」(道具的価値と内在的価値)そして、みんなちがって、みんないい。功利主義の世では、内在的な価値論は無力である欠点を考慮する。多様なら中にはきらいなものもある事実を認めて生きる。発想の転換には、自分自身が多様である必要がありますに納得。

・「どうすべきかと、どうあるべきか」(p280)の指摘に納得。

<以上>

自分で考える勇気

自分で考える勇気

御子柴 善之著、岩波ジュニア新書、2015年3月20日第1刷発行、840円(税別))

(目次から)

はじめにー「自分で考える」って?

1章     港町・ケーニスベルクの哲人

2章     「自由」なくして善悪なし「純粋理性批判」を読む

3章     <善く生きる>って難しい?「実践理性批判」を読む

4章     自然の世界で自由に生きる?「判断力批判」を読む

5章     最高善をめざす私たち「永遠平和のために」を中心に1790年代のカントを読む

<コメント>

・「大人になるとは?」自立することで、自立するには、「自分で考える」ことが求められます。先入観(イドラ)についての論(イドラ論:フランシス・ベーコン)に対して、カントはどう考えたのか?

・港町・ケーニスベルクの哲人(1章)にはカントの生い立ちや簡単な概略があります。港町・ケーニスベルクとは? →初めて知りました。

・「自由」なくして善悪なし「純粋理性批判」を読む(2章)には、「考えること」と日常生活を生きることについて、あらためて「考え」させられました。(「最上善」と「最高善」とは?)。普遍性についての考察、認識は普遍性を持ち得るか?、感性と悟性、「意志の自由はあるか?理性がひき起こした自己矛盾などなど、考えるとわからないことだらけ?

・<善く生きる>って難しい?「実践理性批判」を読む(3章)にある「善い意志だけが無制限に善い」(p80)の指摘に納得(哲学の面白さ、深さ)。

・自然の世界で自由に生きる?(第4章)では、多様な個人が個物の世界に「最高善」は実現できるのか(p120~)にある「自然の世界」と「自由の世界」を結びつけるのは、「判断」するこということについて哲学する必要あり。「利害関心抜き」で判断<美について>するには?そしてそのなかから「崇高」なるものとは?について哲学すると・・

私たちは、「崇高」なものに出会うと感動するのみならず、分野は違っても自分も努力すれば、何かを実現する能力があると意識するのではないでしょうか。・・に希望を持つ事が出来ました。

・最高善をめざす私たち(第5章)では、政治的最高善としての永遠平和「永遠平和のために(1795年)」にある「永遠平和のため六つの予備条項」、「永遠平和のため三つの確定条項」考えるって素晴らしい!

<以上>

いのちはどう生まれ、育つのか 

いのちはどう生まれ、育つのか 

道信 良子編著、岩波ジュニア新書、2015年3月20日第1刷発行、800円(税別))

(目次から)

はじめに

さまざまな体、さまざまな文化―亀井伸孝

手のひらの大きさの赤ちゃんを守るー伊東裕子

私たちの選択―信田敏宏

病気と向き合うー白川千尋

いのちと世界観―福崎麻紀子

「食べる」力を引き出そうー西方浩一

優貴にとって「動く」ということー樋室伸顕

予防接種で守るいのち、守られるいのちー神谷 元

子どもも親もみんなで育てるー加賀谷真梨

暮らしのなかの子育てー高田 明

島のいのちー道信良子

被災後の「今」を生きるー櫻 幸恵

歌と踊りでつなぐいのちー藤田美樹

子どものいのちとみとりー波平恵美子

あとがき

<コメント>

・「私たちの選択」の項目では、「授かったいのちにダウン症という障害がともなっていたとしても、そのいのちを懸命に守り、育て、共に生きていく選択肢もあるのではないでしょうか。小さないのちを大切に育てれば、そのいのちはやがてたからものとなり、そして、その子は多くの幸せを私たちに与えてくれるのです。」に深く、深く、考えさせられました。

・作業療法士、理学療法士、小児科医の方々のお話から、「健康に生まれて育っていることに感謝し、自分のいのちも周りのみんなのいのちを大切にする」ことが重要とあらためて思います。

・「世界を見渡すと、キリスト教カトリックの社会では・・・」にある「仮親」や「仮親慣行」の話に、正直驚きでした。時空を超えた「ウヤ」の項にある、大阪の西成区・「こどもの里」の解説などにも考えさせられます。

・岩手県陸前高田市の「きらりんきっず」の取り組みから、被災後の「今」を生きる取り組みに感動です。幾多の困難も、一歩一歩解決していく粘り、頑張りにビックリです。いのちには意味がある、「今」を生きる覚悟が問われます。

<以上>

ご当地電力はじめました!

ご当地電力はじめました! 

高橋 真樹著、岩波ジュニア新書、2015年1月20日第1刷発行、840円(税別))

(目次から)

はじめに

第1章 エネルギーをとりもどす

第2章 誤解だらけのエネルギー

第3章 コミュニティパワーで国を動かす

第4章 福島が変わった

第5章 全国に広がるご当地電力

第6章 ご当地電力ネットワークでエネルギーシフト

第7章 はじめよう!一人一人にできること

あとがき

<コメント>

・エネルギー問題について学ぶ、自然エネルギーについて現状を知るために読みました。

・エネルギーをとりもどす(第1章)のなかにある、みんなでエネルギーを作る時代があったに正直ビックリしました。

・誤解だらけのエネルギー(第2章)には、エネルギーの使い方(本質)について、「電気エネルギー」と「熱エネルギー」と「燃料」の種類にわけて、考え、適材、適所の考え方に考え方(意識改革)の必要性を感じました。

・コミュニティパワーで国を動かす(第3章)では、長野県飯田市の取り組みの紹介。地域のなかでの自然エネルギーの地産地消の循環システムが上手に構築される。

・福島が変わった(第4章)では、オーストラリアを訪れた南相馬の中学生の内容にビックリ、そして、未来に希望を持ちました。

・全国に広がるご当地電力(第5章)では、持続可能な「ほうとく思想」小田原市の取り組み、かみ合わなかった市民と行政―宝塚から立場の違いを生かした「宝塚モデル」などの事例は、今後参考になります。

・ご当地電力ネットワークでエネルギーシフト(第6章)では、「電力の自由化」と「発送電分離」についての解説は今後の流れで注目です。

・はじめよう!一人一人にできること(第7章)にある15のこと、エネルギー=電気ではないことを知る、電気料金表をチエックする、ガマンしないで省エネする(LED照明にするなど)参考になります。

<以上>

デジタル・アーカイブの最前線

デジタル・アーカイブの最前線 ~知識・文化・感性を消滅させないために 

時実 象一著、BLUEBACKS、2015年2月20日第1刷発行、860円(税別))

(目次から)

はじめに

第1章 歴史を記録するアーカイブ

第2章 文化を記録するアーカイブ

第3章 活字を記録するアーカイブ

第4章 アーカイブの技術

第5章 これからのアーカイブ

エピローグ

<コメント>

・アーカイブを辞書で引くと複数形になっていて、「保管された公文書、またはその保管場所」とある。大量の情報がありすぎて「知の財産」を守る仕組みが崩れつつある。歴史的記録を電子の力で集積し、未来に届ける活動を知り、整理するために読みました。

・歴史を記録するアーカイブ(第1章)では、東日本大震災とアーカイブ、テレビニュースを保存しよう(「ダビング10」との関係:公共性)、昔のホームページはどこに(ウエイバック・マシーン)

・文化を記録するアーカイブ(第2章)では、映画を消滅から救う、家族の写真を保存する、音を保存しよう、芸術作品のアーカイブ、など課題が沢山あります。

・活字を記録するアーカイブ(第3章)では、本をアーカイブする(グーグル)、新聞記事で歴史をひもとく、作られなかった議事録(公文書管理法:2009年)、アカデミズムのアーカイブ(図書館のさまざまな取り組み)

・アーカイブの技術(第4章)では、メタデータを吸いあげるOAI・PMH、コンテンツ利用の可能性を広げるAPI、デジタル世界をつなぐオープンデータ欧州をひとつにするユーロピアーナ、米国公共図書館の挑戦、グーグル・アート・プロジェクト、文化遺産オンライン、と各種施策・技術に感動です。

・これからのアーカイブ(第5章)では、アーカイブに立ちふさがる壁(著作権と孤児著作物)、デジタル・ヒューマニティーズのすすめは、一歩一歩実践していきます。

<以上>

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