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筑波大学LGBTQAサークル「にじひろ」

セクシュアルマイノリティについて、もっとたくさん正しい知識を知ってほしい!
そんな想いから生まれた筑波大学のLGBTQA公認サークル「にじひろ」です。

sm_se1215tsukuba★yahoo.co.jp (★→@)

更新がすっかりご無沙汰してしまいました。
(プライド月間に一度も更新しなかったとは何という失態…。)

にじひろのほうはちゃんと活動していますよ!
True Colors Projectさんとの座談会をやったり、雙峰祭に向けての内容を考えたりしてます。
前回(6/25)は「きのう何食べた?」という漫画を取り上げて話しました。
今月は7/13に英LGBT研究者が来日するので、その方との交流も予定しています。



さて、このブログのスタートは昨年12月に行なった「セクシュアルマイノリティ×学校教育」だということは皆さん、ご存知だと思いますが…。

新たに別のT-actがスタートしました!!!

「セクシュアルマイノリティ×医療」

今回は医療がテーマです。
セクシュアルマイノリティは人口の約5%を占めているので、もちろん医療の現場でもセクシュアルマイノリティの患者さんに遭遇することは珍しいことではありません。しかし、医学教育の現場ではセクシュアルマイノリティについて学ぶ機会はほとんどありません。大学によっては授業の中で一部取り上げることもあるみたいですが、少なくとも筑波大学の医学類ではありませんでした。(私が今まで受けた範囲では。)つまり、医療従事者がセクシュアルマイノリティについての正しい知識を持っているとは限らないのです。それゆえ、実際に当事者が医療関係者からの偏見ある言葉に傷ついたり、差別・偏見を恐れて医療機関を受診することをためらったりすることがあるのが現状です。Reach Onlineというゲイ・バイセクシュアル男性を対象にしたインターネットでの学術調査が1999年から隔年で行なわれているのですが、その結果をまとめたレポートの中にも医師や保健師の対応が不適切だったという当事者の声があげられています。
また、性感染症の問題や乳がんのリスクなど、セクシュアルマイノリティであるがゆえに特に注意するべき医学的問題も存在するということも考えても、医療従事者がセクシュアルマイノリティについての正しい知識を持つことは重要だと思います。
今回のT-actで参加者とともに考えて、この現状を変えていきたいと思います。もちろん学生なので、できることは限られていて、act locally にはなってしまいますが、少しでも何かが変わればいいなと思います。


こちらのT-actの活動はにじひろとも協力していきますが、にじひろには入っていない運営メンバーもいるので、一応形式上は別の活動になります。活動内容などの最新情報はFacebookページを立ち上げたので、チェックしてみてください!
【筑波大学T-act】セクシュアルマイノリティ×医療
https://www.facebook.com/lgbtxiryo



では。れーなでした(^^)