川島のベストオブどや顔
◇アジア杯 準決勝 日本2―2(PK3―0)韓国(2011年1月25日 カタール・ドーハ)
ユニホームを脱いで喜びを爆発させた。日本代表GK川島永嗣がPK戦で神がかりのスーパーセーブを見せ勝利を呼び込んだ。
1人目を右に跳んで止めると、2人目は左に跳んで2本連続ストップ。3人目も左に反応して相手の失敗を誘い、韓国に1本も決めさせない“完勝”だった。「(相手の情報は)何もなかった。120分間、フィールドの選手が走ってくれたので、(PK戦は)自分の仕事をする番だった」と“どや顔”で胸を張った。
雪辱を果たした。1次リーグのシリア戦で一発退場。出場停止明けの準々決勝のカタール戦は、ニアに緩いFKを決められた。西川との交代も考えられたが、ザッケローニ監督の起用に見事応えた。「厳しい試合を乗り越えてきたが、次負けたら意味がない。みんなで喜びたい」。ようやく本領を発揮した守護神が7年ぶりのアジア制覇を誓った。
ベストオブ
どや顔おとこ
川島氏