今日もほんわか♪笑顔日和♪

今日もほんわか♪笑顔日和♪

認知症の母(てるちゃん)とすごす毎日のこと。
喜怒哀楽や気付きや学び、ホントにいろいろあるけれど
♪笑顔と感謝を忘れず楽しく暮らそう♪実践中!

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来月初めから3週間に渡って飛び飛びに、私にのっぴきならない用事ができた。


さて問題は  

てるちゃんを、どうするか!?(^_^;)


私は一人っ子で、こういう時の私の‘替わり’がいないのです。(一人っ子じゃなくても替わりがいない方、沢山いらっしゃると思いますが…)

昨夜ケアマネさんに連絡して、第一段の対応策をとって頂きほっとして、


今日は急遽ケアマネさんと、ヘルパーステーションの所長さんにも参加して頂いての作戦会議~(*^^*)

これが、たまたま同世代の女3人の集まりでして(^^)

状況と私の希望を汲んで次々に段取りして下さり、サクサクと決まっていく心地よさ&力強さに、チームで仕事をするような楽しさを感じました。


大丈夫!乗り越えて行ける!と力強く感じた午後でした!(*^^*)!
昨日は突然おもいたち、秩父の聖地公園へ実家のお墓参りに行って来ました。


夫はたまにドライブがてら行ってくれてましたが、私はたぶん、6年ぶり…かな?


今までにも、行って来ようかな?と思う事はあったけれど、「もし何かあってデイサービスからの帰宅に間に合わなかったらどうする?」とか、過剰に心配して、結局やめていたんです。


でも、万が一そうなる確率って、どのくらい?!相当低いんじゃない?!と気づいた(^_^;)


介護生活中には諦める事もイロイロあって、いつの間にか‘過剰に’諦めるクセがついてしまっているみたい…イカンイカンと思い、えーい!と行って来た♪


往復211キロ、走行時間4時間11分の1人旅は、実にスムーズ&快適でした♪


ぼちぼち紅葉も見られる聖地公園は広~くて気持ち良かった♪こんなに山の上だったのね。







お墓のあとは道の駅と秩父駅隣接じばさんセンターでお買い物




夫と来る時は、このあと武甲温泉でまったりするのが恒例でしたが、さすがにそれは諦めて帰路へ。


いい気分転換になりました(*^^*)
かつての てるちゃんは、正義派というのか、かなり融通のきかない人でした。

父が末期の胃ガンで病院を出たり入ったりしてた頃に、こんな事がありました。

病室で隣のベッドの人が居ない時に父が

父「隣の人ね、中学校の先生なんだよ。」
私「(あれ?こないだ消防士って言ってなかった?と思いつつも)へ~そうなんだ。教科は何だろうね?(^^)」

父「うーん、それは…分からないなぁ」
私「数学って感じじゃないよね?英語って顔でもないかな?(^^)」(失礼っ)
父「そうだよなぁ…」

が、てるちゃんはコレじゃ済ませられないんです(^_^;)

母「チガウわよっ!お父さんこの間、消防士だって言ったじゃない!」
父「そんなこと言ってないよ!」
母「言ったわよ!」が繰り返されるワケで

…(^_^;)

あのねぇ…

何も余命1ヶ月宣告された高齢のダンナ(84歳)と、隣の人の職業でケンカしなくたって…

今は‘正しい会話’をするより‘楽しい会話’をする方がいいんじゃない?

と、母に言ったら「あんたは巧いのよね!大丈夫だよ~とか、そばにいるよ~とかも」って、まるで詐欺師か何かのように言われましたっけ。

そうなんです!(^^)
私、このテのこと、巧いのよね~(^^)

その巧さ、今はてるちゃんに発揮してますわよ!(^_-)

今日も、宇宙語とカタコトの日本語のぜんっぜん正しくない妙なヤリトリが展開されてます~(^_^;)





てるちゃん、うたた寝真っ最中

どうしようか…気持ち良さそう

本格的うたた寝になってきた

こういう時にベッドに動かしたら目が覚めちゃって、そのあと寝られなかった…ってコトがあったし、

もうすぐ、訪問の先生いらっしゃるし、

うーん

今思えば、3年前の夏から秋にかけての夕暮れ時が、てるちゃん、心理的に一番不安定だったみたい。

ちょうど建替えの仮住まい中でイロイロ落ち着かない状態だったからムリ無いけど。

例えば日曜日、サザエさんの頃になると、てるちゃんが落ち着かなくなりました…(>_<)

てる:帰るの~!帰る~!
とも:帰るったって、私、ビール飲んじゃったもん、ムリだよ。

(この頃、母の思い出を訪ねて実家周辺を巡る2時間のドライブを、時々やってました。)

てる:やー!帰る~!んー!!

と言ってテーブルを押すけど、車イスのブレーキはかかったままだからそっくり返りそうになるし。

しょうがないから近くの小学校の正門まで散歩に連れ出す事に。この道は歩道がしっかりしてて、車も少ないから安全です(^^)

が、正門まで来ても、その先のバス通りまで出てもてるちゃん満足しない(>_<)

だからちょっとイジワルな会話もしたりして(^_^;)

とも:さ、帰ろうか。
てる:ダメー!行くの!
とも:どこ行くのよ、こんな時間に。
てる:…帰るの~!
とも:ん。だから帰ろ。(と、戻ろうとすると)
てる:ダメよー!行くのー!!

とも:この道は車も多いし歩道狭いし危ないの!
てる:やー!行くのー!!
とも:もー、しょうがないなぁ!!

となって、バス通りを左折。
とにかく来た道を戻らなきゃいいんでしょ!いーわよ!遠回りして帰るわよっ!!ムキームキームキー

狭くて斜めな歩道を車イス押して歩く。

バスやトラックが追い抜いて行く度に、音と振動と風圧に、てるちゃんは怯えて「ひ~!!(>_<)」

とも:だから危ないって言ったでしょお。
てる:ひー!!

今さら向きを変えたら正面から車が来てますます恐がるだろうから、進むのみ(^_^;)

床屋さんのとこから脇道に入る。ここは安全だけど急な登り坂~(>_<)

車イスのハンドルを掌で押して登る。さっきのビールが汗になる~(>_<)

くねくね道を歩いてると、てるちゃんも落ち着いて来る。アパートの手前で最後の坂を登ってると…

てる:ともちゃん、ごめんねぇ…
とも:(はぁはぁ)ま、いっけどさ…(はぁはぁ)この時間は…(はぁはぁ)やめようよね…(はぁはぁ)
てる:…うん…

やがて帰り着き、ダンナに「お母さん、お帰りィ~(^^)」と迎えられて、照れくさそうな、てるちゃんでした。

しっかしさぁ、

「大きな車が通る度にヒーヒー言って恐がる小さなお婆ちゃんを車イスに乗せて夕暮れの道を歩くオンナ」

って…端から見て、どう思う?!

「まるで私が虐待してるみたいじゃない?!やんなっちゃうわよー!!」

と、ダンナにぼやいたら、ボソッっと答えて曰く

「…虐待されてるのにねぇ…(^_^;)」

「!!そーよねー!!どっちかってば、私が虐待されてるよね!!」

「と、思うよ(^_^;)」

こういう慰め方もある…(^_^;)

今はもう、こんな事もなくなりました。
夕暮れ時はお昼寝(夕寝?)かテレビかビデオでオッケーウインクあぁ、平和~♪(*^^*)