胆石症

胆石症の顔が黄色くなるのは、黄疸によるものです。黄疸の症状は、肝内結石、総胆管結石で見られ、みぞおちから右上腹部にかけての痛み、発熱などが伴いま す。また、胆管疝痛と言った発作的に起こる背中、右肩にまで広がる激痛は代表的な症状です。その他、みぞおちあたりの膨満感や不快感、便秘などの症状もみ られることもあります。


肝炎


肝炎による黄疸は、急性肝炎、慢性肝炎ともに見られますが、元々顔が黄色い人の場合は見分けがつかないので眼球結膜(白目の部分)が黄色いかどうかで判断 します。急性肝炎の場合、皮膚がかゆい、食欲がない、吐き気がする、だるいなどの症状が見られることが多く見られますが、特徴的な症状はあまりないので黄 疸は重要な肝臓病の症状となります。慢性肝炎において黄疸の症状は、病気の重症度と比例する特徴があります。


肝硬変


肝硬変は、慢性肝炎の進行によって肝臓が繊維化し、堅くなった状態を言います。黄疸が出るのは、鼻血、歯ぐきの出血、貧血、足のむくみ、腹水などの症状が現れるとともに起こり、進行すれば肝性能症、さらに昏睡に陥ってしまいます。