新カメラ、来たる!
お久しぶりです。
私事ですが、ヤケに高級なサブ機を導入しましたのでご紹介。富士フイルムのx-pro3 DRシルバーになります
Rズミクロン 50mmとの組み合わせ。うん、これもなかなか
こちらは併せて買った純正xf35mm F1.4に純正ケースを組み合わせて。ケースの使い方はイマイチ分かってない
ちょっと無理矢理だがNikonのサンヨン、×1.4のテレコンを付けてみる。手振れ補正は無いがEVFで問題なく撮ることが出来る
お次は作例。沈胴ズミクロン 50mmは解像度もさることながら、逆光で写すとなかなか幻想的な写りをしてくれる。クラシックネガで撮影
そもそもNikon党の自分がこのカメラに惚れたのは、優秀なサブ機を欲していたことに端を発する。SONYやOLYMPUSが先に力を入れていたミラーレス市場にも、ついに大手一眼レフメーカーが参入し始めていた。早くもCanonは一眼レフ用レンズの開発終了を検討しているという。それに、あの頭の硬いNikonがミラーレスに参入ということは、自分にとってあまりにも衝撃的な出来事であった。
一眼レフの最高傑作ともいえるD850を既に持っていた自分としても、趣味に使えつつもD850の手助けになれるような、そんな夢のミラーレス機を探し始めるようになったのである。
しかしそれほど都合の良いカメラは見つからず、悶々としている時に現れたのがこのx-pro3である。ミラーレスながらもOVFを残したファインダーや、背面液晶を隠したことによって生まれたフィルムの銘柄を写し出す小さな正方形の液晶、新たなフィルムシミュレーションのクラシックネガ.、それでいて、旗艦機の妥協の無い写り。発表された時、これだ!と思いついたのである。
頑丈なチタン外装に加え、時計のCITIZENから技術提供を受けたらしい、デュラテクトシルバーという名のコーティングを身に纏う。長年ブラック一色で勝負していた富士フィルムのX-proシリーズにおいて、これは革命的である。
チタン外装自体は90年台頃から既に高級機に用意されていたが、苦手としていた引っ掻き傷が付きにくい。これぞ完成形、とも取れる。元々趣味の関係上荒い使い方をしてしまうこともある自分にとって、これは非常にありがたい機能である。
①遊び心があって
②頑丈で
②頑丈で
③それでいてD850のサブ機になれるほどの高画質•高機能
この3点が、僕のこのカメラをお勧めする理由である。値段はAPS-c機にも関わらず20万円超とかなり強気であるが、その対価を支払ってでも元は取れるカメラだった。
少なくとも、このカメラは全カメラ人類に評価を得られるものではない。遊び用として考えるか、それとも第一線で酷使するか、決めるのは撮影者次第である。自分はボコボコになるまで使えるLeica M10-Dだと思って、これからも積極的に使っていきたいと考えている。改めて富士フィルムさん、素晴らしいカメラをありがとう。またお財布がキツくなりました…笑