床の間の桜の蕾が開く、彼岸桜か


上級の方の行台子のお稽古がすんだ。


今年は四日続いてお稽古である。


これは今までにはない。


いつもは多くの人でしたが、


今年はできるだけ少ない生徒さんで、覚えてほしいと考えた。


見るのとするので一回づつ、それ以上は集中できないだろう。


兎に角、いろいろあったが行台子はの炉はひとまず終わった。


これで私は頭をからっぽにして、いよいよ真台子に入る。


末に真の行、来月初めに大円真と続く。


今年は私は字は、図も見ない挑戦である。


自分でもやらないし、


空点前もしない。


伝授はすべてその一瞬に賭ける。


真剣勝負になった。


一生に一度ぐらい、


思い通りの伝授をしても良いとの思いである。


以心伝心 教外別伝 不立文字


体現で出来たら本望である。