今週から琉球風炉で炭をしよう!


火窓の上は三方に窓がある。


火窓も大きく、前と後ろに同じ大きさのものがある。


これが、真夏の現代では風炉と言われるゆえんだろう。


部屋が暑くならない。


わずかな炭で保温力が良い。


昔の人の知恵には感心する。


見た通り、月型は切れず、正式には藤灰も蒔かない。


五徳がないから炭が入れやすいが、


炭の選び方で、なかなか丸灰に入らないのが難しい。


それで、今回は丸灰の作り方と特殊な炭手前を勉強しようと思う。










お母さんは流石だ、膝に女の子を載せ乍ら炭を入れてくれた。


女の子は、もう炭に夢中である。


赤ちゃんは幼い時から、お茶に接して一生に一回の貴重な体験をする。


いつか、これが大きな創造力の飛躍につながることを信じて今日も赤ちゃんとお稽古である。






いつも最後に桜ちゃんは、私にお茶を入れてくれる。


これは、また来週も美味しいお菓子を用意しておこうという思いに自然になるのである。


今は毎日のように来る、可愛い子供たちのお蔭ですっかりお爺さんの気分が味わえるのでありがたい。