茶道体験教室 パート4  生徒さんとの日々のしおりとして、このブログを使わせていただきたいと思います。

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今日は最後の伝授であった。


準備に教室にいつもより早く来たが、どうも可笑しい?


はかどらない、一つの動作に三回も動く。


心どこかに行ってしまう。


やっと、準備が整ったところで生徒さんが来た。


大事な歴史の説明もまとまらない。


何回引継ぎをしているのかと自分を叱咤。


伝授は一人が精一杯である。


忘れたわけではない。


どうも集中力が湧かない。


こんなことは初めてである。


徹夜明けで伝授をしたこともある。


今回は、母のことと生徒さんのことが原因。


二人とも癌が進行していて大変という。


一番長い生徒である。


家内もショックであった。


やはり、娘のように接してきたせいだろう。


それでも、不動心と自分に言い聞かせて、私ももう一度今週は伝授のお稽古である。


お稽古に集中して、ほかのことは一切考えない境地を拓かなくては、生徒さんたちに申し訳ない。


未来は、どんなであれ、今の努力の積み重ねである。


真面目に、コツコツ生きてきた人には明るい未来があるのだ。