昔は、茶箱をもって美味しい水、名水の出る山に行った。


仲間と楽しい、野点のお茶である。


一番は北軽井沢の原生林の浅間山の湧水、これは美味しいし、朝早く鳥たちの来る前に汲みに行くのは幽玄な雰囲気で好きだった。


軽井沢で浅間の水を飲んでいると、水の味が分かるようになる。


もちろん、お茶も美味しい。



夕方の山を見上げながら、別荘の芝生で茶箱をするのは楽しかった。


茶箱は何種類もあるから、飽きない。


時には生徒さんも車何台かで連なって、茶箱合宿をしたことがある。


茶道体験教室 パート4  生徒さんとの日々のしおりとして、このブログを使わせていただきたいと思います。


鎌倉でも、春に野点をした。


海岸に近いお寺で野点。


何しろ海風、季節は違うが月のお点前だ。


外人の観光客がバス出来て、水屋はてんてこ舞いした。


生徒さんも手伝ってくれたが、一度に何十人も押し掛けるのにはびっくりしたらしい。


鎌倉は桜祭りの協賛であった。

茶道体験教室 パート4  生徒さんとの日々のしおりとして、このブログを使わせていただきたいと思います。


やっぱり、野点は気の合った友達とのんびり山の中で美味しい湧水でするのが最高!


一番気に入っているのは、秋の紅葉の時の奥日光である。


一般の人は入らない、切込み刈込湖がある。


小さい湖だが、自然がそのままで、その奥は日光では一番紅葉がきれいだ。


お菓子は、そばの戦場ヶ原でキノコ狩り、美味しい秋のキノコがたくさん採れる。


火にあぶって、塩で食べれば贅沢なお菓子。


お水は奥日光の男体山の湧水、山の湧水は3年もかかって湧き出すという。


甘露甘露!!!


野点は作法破りでざっくばらんだ、それでなくてはどうにも大自然の中ではかっこが付かない。


どんなお点前も、あの雄大な山々には敵わない。


自分も溶け込んで、大自然の中で楽しくお茶を味わうほうがよい。