小狸くんの好みはすっかり、ここ2年のグルメぶりで分かっている。
だが、その食べる量は分からない。
何しろ冬眠から覚めたのに、食事がなかった3か月。
去年は3月に出会えたから、すぐ食事を上げられた。
今年はいなくなったと思った。
なにしろ、すごい痩せ方。
ここ5日、餌も今までよりは多く上げていたが、全然残さない、綺麗に食べるのである。
今日は私が夕べに残したエビとカボチャの天ぷらを細かく切って、パンと薩摩揚に混ぜた。
みんな小狸くんの口の大きさにサイコロに切って、コンソメの素を細かに砕き袋の上から振り掛けて、よく混ぜるのである。
こうすると、パンも残さずに食べてくれる。
兎に角衰弱している、小狸くんが心配。
ゴミを漁る元気もない。
冬眠明けは、動物は大変だなとつくづく思う。
今日は工事も早く終わり、餌箱を見に行くと安心して食べれたのか、いつもの倍以上の餌が綺麗になかった。

