孝行したい時分に親はなし

孝行したい時分に親はなし

父さんが大腸がんで余命2年と告知されました

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昨日、ついに妻の母さんの病状説明があった。


病名は『悪性腫瘍』


まだ癌か肉腫かの区別はついていないとの事だが


悪性に違いないという説明だった。


しかも


腫瘍の大きさを聞いてビックリした


なんと


20cm×10cmもあるという・・・


治療は外科手術はせずに


抗癌剤での治療のほうが効果が期待できそうなので


投薬治療となるそうだ・・・


あんなに元気で食欲旺盛だった


妻の母さんがまさかの癌


父さんに続いて


癌患者が増ええるとは・・・



妻の母さんが


北大へ転院した



北大でもいまだはっきりした事は


わからないそう・・・


エキノコックスによる『肝膿瘍』の疑いがあるそうだが


最悪はガンの可能性も拭えないとか・・・


病気が何なのかはっきりしないので


本人も不安がっている。


仕事も母さんが一人いないだけで


かなり忙しい


実家へも行けていない。


どうしたものか・・・



北大での検査の結果


妻の母さんは肺の下部と肝臓に腫瘍があるとの事だった。


悪性か良性かは北大に転院してから(まだベットに空きがないらしい)


腫瘍へ注射をして調べるそうだ


ただ


知り合いに血液検査の数値を見てもらうと


かなり悪いようだ


どうか悪性でありませんように・・・


父さんはといえば


通院で抗癌剤治療をしたとの事


一回目打つ前の血液検査では


調子が良いようなので強い抗癌剤をうち


副作用などが心配されたが


本人に聞くと


なんともないと言い


『早く水割りが飲みたい』とケロッと話していた。


妻の母さんも悪いものは取ってもらって


元気になってくれればと思う。



妻の母さんが


入院中の病院から


北大に転院することになった。


設備の問題だろうか?


手に負えないのか?


病名も今のところきちんと聞かされていないとの事だし・・・


まあ


今の病院は入ってから


周りの評判が悪いと聞かされたので


北大のほうが安心か・・・


実家の父さんは


いよいよ抗癌剤治療が始まるとの事


通院治療が望ましいが


どうなる事やら・・・







昨日、妻の母さんが紹介してもらった病院へ検査へ行った。


検査結果はまだ出ていないが


もともと


糖尿を患っていて


糖尿の数値?(←妻が動揺していて何の数値だか聞き取れなかったとの事)


が通常の人の4倍ほどあったらしく


即、入院・・・


この間のすい臓の影の話も気になるし


たいした事無ければよいのだが・・・




夢中で雪かきをして、汗だくになったので


風呂を沸かしてもらう事になった。


いつも一番風呂は父さんが入っていたが


なぜか遠慮して(おそらく病院でシャワーしか浴びてない事を気にしているのだろう)


『お前が先に入れ』と言って聞かないので


先に入る事にした。


その後、


入院中寝た状態が多く、少しふらつきぎみな父さんが


心配なので脱衣所で様子を見ていた。


父さんが服を脱ぐと


小さい頃、一緒に風呂に入っていた時に見ていた


大きな背中は


今はとても小さく丸くなっていて


自分が支えていかなくてはならないと思った。











昨日は仕事が落ち着いていて


妻が『父さんの退院迎えにいってきたら?』といってくれたので


仕事をこなしがてら、小樽まで行く事にした。


が、


数日前からの大雪の為


札幌駅周辺への配達+αをこなすだけで


予想以上に時間がかかった。


午前中早めに迎えに行くと


父さんには伝えていたが


高速道路も止まっていたので


妻に病院に電話をしてもらい


遅れる旨を伝えてもらった。


途中何度か大雪と渋滞にくじけそうになるも


なんとか11時過ぎに到着。


すると玄関で父さんは母さんとずっと待っていたらしく


すぐに声を掛けてきた。


車に乗る前に、父さんが『ひさびさにコーヒーが飲みたい』というので


近くにあった自販機でコーヒーを買って一緒に飲んだ。


父さんの『うまい、うまい』という言葉に


少し胸が詰まった。


その後


父さんが手術前から食べたがっていた


中トロと大トロを近くのすし屋で購入し


家に帰り、3人で一緒に食べた。


入院した頃は、こんなに早く寿司を食べれるようになると思ってなかったのと


父さんがうまそうに食べている様子を見て


またも涙がこみあげ、泣いてしまいそうだったので、


実家の雪かきをしてごまかした。




本日の事


父さんから妻の携帯に


電話(父さん曰く妻の番号は覚えやすいそうだ)があり


明日には一度退院できると


明るい声で連絡があった。


この間から体力的にも精神的にも


落ち着いてきているようでホッとする。


この退院で十分に充電して


癌に立ち向って欲しいと思うし


自分も出来るだけサポートしていきたい。


そう思っていた矢先


今度は妻の母さんが、17日から検査入院する事に・・・


先日かかりつけの先生から大きな病院へ紹介状を渡され


本日検査だったのだが


なんと


すい臓になにやら影があるとか・・・


まさか・・・


癌?


月曜日までまた不安な日々が続きそうだ・・・



毎日の除雪と仕事で


元旦以来、父さんの見舞いに行けていない・・・


母さんに電話して様子を聞いているが


食事も取れて


冗談も出てくるようになったとの事


たまに喧嘩もしているようで


落ち着いているようだ・・・


雪と仕事が落ち着いたら


見舞いに行かねば・・・

元旦は朝早く起き


妻&子どもたちに連れられ


各所に福袋を購入しに出かけた。


父さんが入院してからほぼ


仕事と家庭と病院の行き来だけだったので


少し気晴らしになった。


その後、父さんの見舞いに家族で行った。


すると


顔色も少し赤みがさしていて


横になりながらテレビを見ていた。


入院後、テレビを見ている姿など


はじめて見たので少し安心した。


本人も便は相変わらずだが


おしっこは出たと喜んで、子どもたちに


『元気出てきたぞ』といっていた。


帰りに近くの住吉神社へ


初詣に行き


父さんの癌がよくなるよう


お願いしてきた。


考えてみると、初詣で


物欲以外のお願い事したのなんて


初めてだった。