ブログ仲間の皆様にはご心配をお掛けしましたが、この度無事に3個目のSICD植え込み手術を受け、退院しました。

植え込み手術に関しては3度目なので、今までと変わっていたことを書きます。

抗生剤の投与が変わりました。
2年前までは、術後2日間はセファゾリンという点滴、その後5日間はミノマイシンという飲み薬の抗生剤投与がありましたが、今回入院したところ、その一切が不要と言われて驚きました。
手術直前にセファゾリンの点滴を行うのですが、その1回のみで終了だそうです。

このおかげで、術後の麻酔から十分に目覚めてラクテックという補液(水分補給のようなもの)の点滴が外れれば、ルートが不要=体に留置する針なし、になります。

これだけで気持ちが楽になります。また術後は、特にリード線の植え込み部が痛いので、腕にルートがなく好きなように腕を使えることは有り難いです。

なお、私の場合はデバイス感染の既往があるので、医師と相談の上、術後に飲み薬の抗生剤を7日間飲むことになりました。

また私はミノマイシンを飲むと気持ち悪さやめまいが出ることを相談し、セファレキシンという抗生剤になりました。


WCD(ウェアラブル除細動器)について

入院時にWCDの機材一式すべて持参しました。SICDの自宅モニターは自分で処分が可能ですが、WCDの機材は返却が必要なので注意が必要です。


WCDの前回ブログ以降の使用感について。

前回ブログでは、心室細動でないのに除細動を誤ってかけようとする頻度が減ってきた、と書きましたが、静電気の季節になったら再び増加しました。毎日数回はそうなりました。でもどんな動きで誤検知を起こすかだいたい分かるようになったので、落ち着いて対処できるようになってました。