先日の日曜に久しぶりに諏訪湖で釣りをした
去年の冬にして以来1年ちょっと振り。一緒だったヨルダン帰りのスナッチは2年ちょっと振り。二人とも自然に癒されながら楽しもうと釣りに臨んだ。
場所は数か所回って俺が決め、連絡してすなっちは後から来ることになった。この日はGW前半ということもあり、結構諏訪湖の周りで大勢が釣りをしていた。
すなっちが来るちょっと前におじいちゃんが声をかけてきた。「どうだぇ、釣れるかぇ?」「いやぁ、今来て始めたばかりだからわからないですねぇ、でも(ちょっと離れた)あそこの人はさっき上げてましたよ。」「ほ~、ほうけぇ~。ふんふん」と、言いながら姿が消えたと思ったら、ほどなく重装備で再登場。手際良く釣りの準備をし始めた。
ほどなくすなっち人間のえさを携えて到着。「どう?」と聞かれ、浮から目を離してしゃべっていたら、「あ、引いてるよ。」え?とあわてて竿を上げると1年振りの引きの手ごたえ。う~ん、これこれ。20センチくらいの鮒が釣れました。餌をつけて再投入。投入後人間の餌にありつこうとかぶりついた瞬間また浮がスコーンと沈みました。お、連ちゃんだ~。この分だと結構いけるなぁと思ったのですが…。それからまったく浮もピクリともせず…。すなっちも同様…
しかし、二人の不調をしり目に俺の横から幾度となく竿と糸のキレのいい音が。「シュパッ」「シュピッ」そしてその音に続く水面をたたく音「バシャバシャ」
そう、先ほどのおじいちゃんです。格好や装備からして只者ではなかったおじいちゃんはやはり只者ではなかった。隣から竿と糸の空気を切り裂く音がするたびに、俺とすなっちがおじいちゃんの方を見ると、ほぼ確実に形のいい鮒が釣りれている。
そのおじいちゃんは結局2時間半ほどで15~6匹は釣りあげていたはず。すなっちと、すごいね~と話し「もしかしてこっちは釣れるのかな~。」とすなっちがおじいちゃんのいたところに移動をして釣り始めた。15~20分程すると一匹かかりました。「いや~、一匹釣れたから本望本望。今日はこれで目的達成だ」と2年ぶりの手ごたえに感激していたすなっち。しかしその後6匹を釣り上げ、中には30センチを超える大鮒をも釣り上げ、「自分でも信じられん…」とのコメント。
すなっちの「こっちに来てみれば~?」とのお言葉に甘えて移動してみるものの、俺はさっぱり。結局日が落ちてしまい、その日の釣りは終了。終わってみれば俺は最初の2匹のみ。野球でよく『三振前のバカあたり』という言葉ありますが、何だかそんな感じでした。
次こそは、と心に誓い、GW後半にできれば勝負を挑みたいと思います。って、当初目的の癒しになってないじゃん