食道がん、見つかっちゃった!

食道がん、見つかっちゃった!

毎年会社で行っている人間ドックで食道がんが、見つかってしまいました。その発見から手術・術後に至る体験ストーリーや気づいたことなどを書いていきます。今後、同じように食道がんになっちゃった人が、これ読んで何か参考になればいいなと思っています。

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こんにちは。

手術から2年半経ちました。4月から業務の関係で新しいクライアントの職場に常駐勤務になったのですが、常駐先の皆さんには癌になったことや手術したことは伝えていません。普通に残業したりして、特に気を遣われることもありません。

 

食事の量は軽めなので、一緒にランチを食べに行ったりすると「割と小食ですねえ」と言われたりはしますが、「おっさんになると、新陳代謝が悪くなるからそんなにたくさん食べる必要もないんだよ。がはは(笑)」なんて、返しています。

 

というわけで、もうほんとに普通に生活しています。

 

虎ノ門病院での定期検診(半年に一回、中から外から)は続けています。これがあるから安心です。「なにかまた見つかったら早く切っちゃえばいい」と思えるからです。幸い何も悪いところは見つかっていませんが。

 

体重は一時60kgぐらいに増えたのですが、仕事が忙しくて夜あんまり食べない日が多くなって、今は58kgぐらいです。でも、これは単純に食べる量が少ないせいだとわかっていますので心配していません。ただ、昔のように大食いができないので、一度落とした体重は普段の生活の中でゆっくり戻していくしかありません。ですから、毎日できるだけちゃんと食事を取るようにはしています。

 

そういえば、ときどき肺が苦しくなることがようやく無くなりました。というか、忘れていました。半年ぐらいまでは、肺の具合が少し本調子ではない感じがあり、虎ノ門病院の上野先生にも相談していたのですが、特に処置をする必要は無く、なるべく運動をするようにと言われていました。そしてその通り、気が付けば肺のことは忘れていました。

 

ダンピングもほとんど無くなりました。ただホントにたまに突然やってくることがありますが。これは食事コントロールが普通にできてきたせいでしょうか。炭水化物や脂っこいものを大量に摂取したり、無理して大食いすることは自然と無くなり、いつも腹八分目ぐらいに食べることがすっかり習慣になりました。そのぶん、すぐお腹がすくので、間食をちょこちょこ取っています。ただそれは食事を一日5回に分けるという感覚ではありません。あくまで朝昼晩三度の食事を普通に取って、間に腹が減ってきたら補給するという感覚です。

 

ゆっくりとですが、振り返ればこの半年間でもアタマとカラダは学習して、日々の暮らしの中で手術の影響を感じることが無くなってきています。

 

これから手術を受ける皆さんも、どうぞお大事に。