鈴木家将棋まつり2日目 | 初段になるための将棋勉強法

鈴木家将棋まつり2日目

本日も鈴木家将棋まつりが開催された。

F川10級「あ、私こっちのピョンがついている方(玉)ね。
     こっちがエライから」
鈴木6級「え? エライのはこっち(王)だよ」
F川10級「そうなの? 父(二段)はピョンがついている方がエライって」
鈴木6級「それは、きっとお父さんが王を使いたくてウソついたんだよ」
F川10級「…」

駒を並べ終えると(今日も飛車角桂香落ち)、
おもむろに「将棋世界」2月号の竜王戦のページを読み始めるF川10級。
どうやら渡辺竜王の指し手をそのまま再現するつもりらしい。
符号(3六や2四)の意味をしきりに聞いてくる。

竜王の指し手をそのままやっているから、
出だしはきっちり囲ってくる。
こっちがたくさん駒を落としているのに非常に手堅い。

F川10級「これなに?」
鈴木6級「なに、どこ?」

そこには「同銀」と書かれていたのであった。
角換わりの将棋だったので、竜王は「同銀」で角を取り返したのだが、
当然角落ちの私は角交換なんてしていないのでその手はできない。
仕方がないのでF川10級はそこからは自分で考え始めた
(ただ、竜王の真似から入っているので角や飛車は動きやすそう)。

中盤に差し掛かり、取った歩を打とうとした瞬間
「今日は歩も打っちゃダメだよ」
と、新ルールを打ち出すF川10級。
あんまり無茶言ったら将棋連盟に怒られるぞ。

そして局面は進み、以下の図で投了。

$将棋/初段になるための勉強方法

今日は昨日より金銀をしっかり働かされて、
初王手がかかってから淀みなく詰まされた。
しかし写真左下の駒の厚いこと。
と金を作った上にさらに香車を成られて、と金の後ろに歩まで打たれた。
無茶苦茶慎重派のF川10級なのであった。
ともかく、気分よく勝利を収めたみたいなので、
仕事がある私はこれから出社することに。

F川10級「今日は帰って来たらあれだ、トップの壁を思い知らせてやる」

日記を書いてから出社することにした私を後ろから見ながら、
いまF川10級はとても後悔している様子です。