心の音色

心の音色

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目覚とともに

記憶をめくる

現実感の薄れ

感触さえも…

触れたのは…

錯覚なのかと

曖昧に覆われ

夢の中の夢…

みたいなのよ

うたたねして

暗い空を見て

真夜中かもと

錯覚するのよ

ここは…現実

目覚めれば…

記憶を捲るの



、、




ちらちらと舞う

不香の花積もる

温もりにとける

儚さを見上げた

静けさが触れた

こころの輪郭を

愛おしむように

そっと包まれる

冷たさは温かい

花片つもるは…

大切な在処で…

静かに感じてく

無口なままな時

愛おしむように

















そっと隙間から

覗いたりしない



向こう側へと…

心が逸りだせば

惹かれるまま…

感じるままに…

突き破ってみる

風や景色の音色

醒まされていく

無意識の欠片…

重なりあう音は

心を掬っていく

繋がりだす今…