卒園と、いろいろ…【義母の滞在編】 | テキトウに生きてます。。。な感じ

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しーちゃんの卒園式に合わせて、義母が滞在していました。
その時の事をメモ(長文です)。


火曜日
卒園式は金曜だが、義父の抗ガン剤が水曜にあったので、どうしてもこの日しか行ける日がなく…
でもこっちも英語教室の体験が夕方にあったので、それが終わってから到着するようにと、時間配分がめんどくさくて…
いつもと違うフェリーに乗って電車を乗り継いで…
普段の義母なら大丈夫なんだけど、認知症の疑いもあって心配で…

そしたら案の定電車を乗り違えて、きた道をまた戻ってしまったり…
予定では20時過ぎに到着するはずが、結局23時前に。
最寄駅から15分もあれば我が家に着くのに、30分すぎて、45分過ぎても来ない…

心配になってマンションの下に降りてみると、入口のところでボーッと空見て立ってて…びっくり

声をかけると、まさに認知症の症状が出てました…

声が聞こえる、空を飛んでる子供を連れてきた、電車の中であなたのお母さんと歌いながら一緒に来たのよ〜ウフフ〜〜…
ホラ、聞こえるでしょ?

いえ、何も…

とりあえず夜風がかなり冷えてたので、なんとか部屋に入れたのだけど、玄関の外で誰かに話しかけたりして、玄関の扉を開けたり閉めたり…

先行き不安な状況で、義母の滞在が始まりました。



水曜日
お母さんを1人置いて外出出来ないので、予定していた役員のお疲れランチを急遽キャンセルえーん

前夜の取り乱した様子はなくなり、至って普通の義母に戻っていたのだけど。

本日抗ガン剤治療予定の義父は、色々不具合があって緊急手術…

もー!!
あっちもこっちも一体どーなってんのこの一家は⁉︎


木曜日
また少し、独り言を言ったり、こっちの問いかけに気付かないほどボーッとしている様子が見られる。

とりあえずお義母さん1人家に置いてみーくんの習い事に(家のちかくだったので。マンションの管理人さんに事情を話して、徘徊しそうだったら声かけて〜、あたしに連絡して〜と。)。

しーちゃんが午前保育だから、バスを迎えてそのまま近くのうどん屋さんに行く事になったんだけど、
歩くのは遅いし、後ろ来てると思ったらいつの間にか道をそれていなくなったり…
(歩くの遅いのはワケがあると言ってた。おそらくお義母さんが”見える”という、雲に乗った小さな子どもを気にかけてるんだと思う)

さすがに夜、気になって、次の病院の日程、今まさに様子が少しおかしい事などを話したり…

が、義母との会話はひたすら堂々巡り…
病院で出されて説明されるデータは、自分と同姓同名の別人のもので、
ちょっと気にくわないからあそこの病院もあそこの病院も行きたくないんだ、とか…

自分は自分の時間を生きてるんだから、義父もやりたいように生活すればいい、それぞれ別の時間を生きればいい、みたいな…

それって単なるワガママじゃない…!?



金曜日
しーちゃんの卒園式。

感動の式でした。
私はみーくんの子守りであまりじっくり見れなかったのですが(逆に良かった)、
しーちゃんが泣いていたため、パパもお義母さんももらい泣きしたそうです。

その後ランチに行って、パパは仕事へ戻り、お義母さんはお留守番、しーちゃん、ママ、みーくんは、しーちゃんのピアノ教室へ。

合い鍵を置いていったら、お義母さん1人外出。

ピアノから戻っても、なかなか帰って来ません。

5時過ぎてだいぶ冷えて来てるのに、上着は置いたまま。

そして心配をよそにふらりと戻って来たお義母さんは、普段ショッピング出来ないので(車を運転しないように止められている)、洋服を見たり楽しんだのだそう…

まぁ、楽しんだのならいいんだけどさ…笑い泣き
連絡ぐらいしてくれ…
電話に出てくれ…

そしてママは夜中までママ会でした。



土曜日
霧の森へ。

せせらぎのそばの遊歩道を歩いたり。

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野草を眺めたり、植木の名前だったり、色々と会話は弾んだんだけど、
疲れたのかなぁ〜〜…

夜はまたブツブツしたり。
空を眺めたり。

お義母さん曰く、先祖や遠くに住む人の声を聞いているのだそうだ…いわゆる「交信」と…ガーン


日曜日
1日家でのんびり。

夜は、パパも一緒にお義母さんの病気のこと、病院の事を話しました。

2時間ほど、また堂々巡りをしながら、なんとか定期検診には行く事を納得してくれたのだけど…

したのかな…?



月曜日
世の中は3連休だったんだよねぇ。
去年は我が家もキャンプ解禁だったけど、今年はそれどころではなく…

なんか知らないけどあっという間に、そして何の収穫もなく終わり…

とりあえずお義母さんを送り出すべく、港まで行きました。

フェリーを見送って、買い物したり、温泉行ったりして帰ったのだけど…

お義母さんは、フェリーが着くと、今度は迎えに来てたお義父さんの運転で自宅へ帰ったのだけど、
自宅に着いてから例のごとく認知症の症状ががっつり出たみたいね…

でもそれは、移動の疲れとか、環境が変わった事に慣れるために、お義母さんなりの自衛としてそういう症状が出てるのだと思うのだけど、
お義父さんはすっかり面食らいまして…

行った事が原因で悪化したとでも言いたげに、「滞在中何があったか連絡しろ」とか、「俺1人、義母の主治医を診察して相談する」とか、そりゃーもう見事なパニクりっぷり。
笑っちゃう。


こっちに何しに来たと思ってんだろ?
こっちに来て病気が治るとでも思ったのかな…

お義父さんは義母の病気をまるで理解していないので、
独り言やボーッとするのを、頭ごなしに否定して声を荒げて叱責。
そのせいでお義母さんの症状もどんどん悪い方へ…



この先、永久的にお義母さんをうちで預かるようにした方がいいのか…