ヘルシンキの夕やけ -5ページ目

カフェ:アルヴァ・アアルト

カフェ:アルヴァ・アアルト に行ってきました。


フィンランド政府観光局 主催の「フィンランド・カフェ」は毎年期間限定で開かれていますが、今回はアルヴァ・アアルトをテーマにしたカフェを開催中です。


場所は渋谷と恵比寿の間の隠れ家的な場所。最初はどこにあるか分からずウロウロしてしまいました。


中は照明を落としたカフェスペースと入ってすぐのフィンランド関係の雑貨スペースに分かれています。雑貨スペースにはヘルシンキの有名アンティークショップ「ヴァンハー・ヤ・カウニスタ」から持ってきたグラスや陶器そしてビンテージのマリメッコ生地が多数ありました。


ヘルシンキの夕やけ


ガラス関係はさすがに充実していて、カイ・フランクやオイバ・トイッカのビンテージ物がいくつも。(みな、びっくりするような値段ではありましたが。。。)


ヘルシンキの夕やけ


一方、カフェの方は、夜の営業がメインということで食べ物メニューは少なめ。わたしたちはお昼ご飯として「ヤンソンさんの誘惑(ポテトグラタン)」、「ミートボールとマッシュポテト」「サーモンスープ」を食べました。おいしかったけれど量は少なめだったし、IKEAのカフェテラスに比べびっくりするほどおいしいかといわれると。。。


まあ、食べる喜びにはなかなか出会えないのも、本場フィンランド譲りといったところでしょうか。バーやカフェとしての利用が正解かも。


ところで、カフェ:アルヴァ・アアルトを名乗るくらいですから、家具関係はアアルトデザインでまとめられています。あとはアアルト関係の書籍があったり、図面が展示されていたりといった具合。オリジナルではないと思いますが、かなり年代物の(そして大きな)アアルトベースも展示されています。


写真はアアルトに座ってオレンジジュースが飲めてご満悦の娘。


ヘルシンキの夕やけ


食器類はイッタラですし、北欧デザイン好きの方は一度訪れてはいかがでしょうか。平日は夜のみの営業で、土日祝日は11:00から営業。12/23までの期間限定営業です。


http://united-destinations.com/

ルノーがウチにやって来た。

今日はそわそわと仕事を早めに切り上げて、いざルノーディーラーへ。納車です。


ディーラーにはピカピカの我が家のメガーヌワゴンが待っていました。きれいな青です。フランス車っぽい!最終型のメッキグリルも実際に見ると結構いいじゃないか。納車までは、まだ見ぬ最終型の内外装を想像してモヤモヤしていましたが、実物をみるとまあ納得。



ヘルシンキの夕やけ


ヘルシンキの夕やけ


いくつか説明を聞いて、いよいよ乗って帰ります。傷つけないように安全運転、安全運転。


帰宅後、車両の大きさの感覚がまだつかめなかったこともあり、契約した駐車場が意外に入れづらいのに四苦八苦しました。やれやれ。


あと早速ですが(笑)、びっくりすることがいくつか。


「プラスチックのカードキーがなんかチャチ。。。」

「シフトレバーのカバーのプラスチックが早速はずれた!」(すぐにもとに戻ったけど。)

「バックギアの警告音が鳴らない!!!!」(ルノーはそういうものらしい。あーびっくり。)


車を運転してこんなにいろいろびっくりしたのは初めてじゃなかろうか。。。次はいったい何に驚かされるのでしょうか。




転園

今日、妻が区役所に行って娘の保育園の転園願いを出してきました。


この問題があったので、転居は三歳の4月しかないだろうと、随分以前から準備してきました。保育園は三歳児クラス(幼稚園でいう年少クラス)から基準が大きく変わるので、大体の園で増員があります。


ただ、転居先の保育園事情は今住んでいる都心に比べると、あまりよろしくないようです。見学させてもらった上で第三希望まで提出しました。手続きは現在の地元区役所を通して転居先の役所に出すことになっていて、結果がでるのは2月になります。


かといって、転園先が決まらなかったらどうなるのか?都心の今の保育園に毎日通うのは現実的とはいえません。そのときのことも考えていろいろ手は考えていますが、今は無事転園先が決まることを祈るばかりです。


現在の保育園事情では転居さえままなりません。。。保育園について書き出すときりがないので、それはまた今度。

ラテン系

4月に新居に引っ越すことになっています。いろいろ環境が変わります。


車を持つことになるのも大きな違いかも知れません。以前も車を持っていたことがありますが、都心の駐車場の高さに負けて手放してしまいました。新居は駅から近いもののやっぱり車があった方が便利なところ。


そこで、ちょっと早いですが車を購入してしまいました。しかもルノー(フランス車)です。。。輸入車ははじめてなので正直不安です。特にラテン系は。。。


当初、国産の某SUVに決まりかけたのですが、最後にちょっとだけ見に行ったルノーのショールームで決心が変わってしまいました。ちょうどモデルチェンジの時期で、在庫のみの大特価だったのも決め手だったかも。


正直言って、デザインはちょっと古くさいです。質素です。来年にはモデルチェンジした新型が入ってきます。でも、最近のエンジンが大きくて、内外装がやたら豪華で、しかも図体も大きいアメリカナイズされた車とは違って、シンプルで理にかなった魅力が備わっているように感じました。


安全装備の充実も魅力の一つです。声を大にして言いたいのですが、グレードによって安全装備に差をつけたり、サイドエアバッグ等々をオプション設定にしたりする日本メーカーの考え方は納得しかねます。


そもそも最近はワゴンの選択肢が少ないので、この車種は貴重な存在だと思いました。


もうすぐ納車です。さて、実際に使ってみるとどうなのでしょう、ラテン系の車って。


ルノー・メガーヌ・ツーリングワゴン。

http://www.renault.jp/car_lineup/megane_tw/index.html



フィンランドのもの

北国に生まれ、デザインに関係する仕事をしている関係上、アルヴァ・アアルトは避けては通れません。といいつつ数年前までは避けていました。なんとなくありきたりのようで。


2006年夏に思い立ってフィンランド各地をまわり、アアルト作品やフィンランドのデザインを見て回りました。


結果、やはり避けようもなく、北欧のデザインの良さに気づかされました。そして、街の空気や、人々の気質にもひかれました。


ヘルシンキにはいわゆる高級ブランドのお店は見あたりません。でも、マリメッコ、イッタラ、アラビアそしてアルテックなど地元の(けっして安くはない)プロダクトが溢れ、もっと小規模で作家の顔の見えるクラフトと呼べるようなモノたちもたくさん売っています。そしてそれを大切に使い、とても誇りにしているように見えます。


だからわたしはフィンランドのものがとても気に入っています。ものを作る人とデザインする人を大切するお国柄が感じられるから。



ヘルシンキの夕やけ


オイバ・トイッカのBirds/Red Ibis。イッタラのファクトリーショップで買った思い出の品。