こんばんは!
今日は中秋の名月の日。
せわしい日々で、ふと夜空を見上げると綺麗な満月が。
たまにはゆっくりながめて見るのもよさそうですね。
さて今回は
英語の品詞の種類と役割③
という題でお話します!
英語の品詞には以下のようなものがあります。
1.名詞
2.動詞
3.形容詞
4.副詞
5.冠詞
6.代名詞
7.助動詞
8.前置詞
9.接続詞
10.間投詞/感動詞
11.その他(関係詞、疑問詞、不定詞、動名詞、分詞など)
(注: 分類の方法に関してはこの際問題としません。理解しやすいように分類しただけです)
前回の日記では、上の1~7までを扱いました。
2013.09.17
「英語の品詞の種類と役割① 名詞・動詞・形容詞・副詞」
http://ameblo.jp/shinzato-english/entry-11615828228.html
2013.09.18
「英語の品詞の種類と役割② 冠詞・代名詞・助動詞」
http://ameblo.jp/shinzato-english/entry-11615848919.html
今回は8.前置詞、9.接続詞、10.間投詞/感動詞、11.その他 を扱います!
8.前置詞:
名詞や代名詞の前に置かれます(名前の由来)。
動詞や名詞と、それに続く名詞とを結びつける働きがあり、その動詞や名詞に補足的な説明を加えます。
< 動詞/名詞 + 前置詞 + 名詞 >
例) 前置詞の in
(8-a) I studied English. 「英語を勉強したよ」
(8-b) I studied English in the library. 「図書館 で 英語を勉強したよ」
⇒ 「~(の中)で」 という前置詞 in が、(the) library という名詞を結び付けて、「どこで英語を勉強したか」 という説明を加えています。
9.接続詞:
その名の通り、何かと何かを 「接続する」(結びつける)働きを持っています。
具体的には、「語と語」、「句と句」、「節と節」 「文と文」を結びます。
(語、句、節については、以前の日記の 「4.副詞」 を参照してください)
2013.09.17
「英語の品詞の種類と役割② 冠詞・代名詞・助動詞」
http://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=11615848919
(9-1): 語と語を接続する
You and I share many things in common.
「君と僕は共通点が多いね」
⇒ you 「君」 と I 「僕」 という語句同士を、and という接続詞が結び付けています。
(9-2): 句と句を接続する
Your dog may be under the table or in the garage.
「君の犬はテーブルの下かガレージにいるかも」
⇒ under the table 「テーブルの下」 という句と、in the garage 「ガレージ(の中)に」 という句を or という接続詞が結び付けています。
(9-3): 節と節を接続する
I used to play at that playground when I was a child.
「子どものころ、私はよくあの空地で遊んだものだった」
⇒ I used to play at that playground 「私はよくあの空地で遊んだものだった」という節と、
I was a child 「私が子どものころ」という節を when という接続詞が結び付けています。
(9-4): 文と文を接続する
He didn't say anything, so his father got very angry.
「彼は何も言わなかったので、彼のお父さんはとても怒った」
⇒ He didn't say anything 「彼は何も言わなかった」 という文と、
his father got very angry 「彼のお父さんはとても怒った」 という文を so という接続詞が結び付けています。
10.間投詞/感動詞:
話し手の喜怒哀楽の感情や、驚き、感動、応答、呼びかけなどを表します。
他の品詞とはかなり性質が異なり、文法という枠にあまりとらわれず比較的自由に、文頭・文中・文尾に置くことが出来ます。
代表例)
喜び: Wow!
嫌悪・怒り: Grrr!
悲しみ: Ah! / Oh!
呼びかけ: Hey!
11.その他:
他にも 「○○」 詞という名前がついているものがありますが、厳密に言うとそれらは独立した品詞とはみなされません。
例えば・・・
関係詞: who, which, whom, that, whose, what, where, when, why, how など
⇒ 節と節との間に関係性を持たせるような接続詞的な役割と、後ろから形容詞や副詞のように修飾する役割を持っています。
(当ブログでも過去に何度も扱っています。左側の検索ボックスから 「関係詞」「関係代名詞」「関係副詞」のようなワードを入れて検索してみてください)
疑問詞: who, which, (whom), whose, what, where, when, why, how
⇒ 疑問文を作る際に、通常文頭に置かれ、質問する内容・対象(何・誰・どこなど)を指します。
不定詞・動名詞: to~/原形、~ing
⇒ 動詞の形を変え、名詞や形容詞、副詞のような機能を果たすものです。
参考:
2012.05.15
「動名詞と不定詞」
http://ameblo.jp/shinzato-english/entry-11251494465.html
分詞: 現在分詞(~ing)/過去分詞(~ed など)
⇒ 名詞を修飾し、形容詞のような働きを持つものです。
参考:
2012.06.08
「分詞を攻略せよ!」
http://ameblo.jp/shinzato-english/entry-11272258857.html
さて、3回にわたって品詞を簡単に解説してきましたが、品詞はもう理解できましたか?
もちろん今回は簡略化して書いているので、ここに載せきれていない分はまた別の機会にご紹介します。
次回からは文を構成する要素についてお話します!