バタバタしてバレンタインからブログ放置しておましたが、

そんな中、約1ヶ月前にあまりにショックな事があり、

ブログを書くどころか、いろんな方のブログを読む事さえできなくなってしまいました。

3月22日早朝、らるが突然倒れました。

いつも元気いっぱい、食欲旺盛、変わった所など直前まで何もなかった…

あわてて病院に連れて行きました。

5分でも早く診てもらいたいと開院30分前には駐車場で待機しました。

なぜか家を出る直前、私がトイレに行くと

それまで、もうこのまま息が止まってしまうのかと思うほど浅く早く苦しそうな呼吸だったのに、

私を探したのか急に首をあげてお座り姿勢になりました。

病院に着いた頃には、ほぼいつも通りならるに戻っていました。

まず血液検査をしましたが全て異常なし。

先生の判断で、吐き気どめや点滴をして

緊急入院し夜まで病院で手当てしてもらう事に。

夜迎えに行くと、めちゃくちゃ元気で、

お迎えに大喜びして大興奮でした。

私は嬉しくって先生にたくさんお礼を言って帰りました。

でも、もっと詳しく検査した方がいいから

週末にもう一度検査に来てくださいと言われました。

その後数日間、毎日元気いっぱいで

普段通り過ごしました。

そして、朝病院に検査へ連れて行き、

レントゲンとエコー検査をしてもらい

お昼頃お迎えに行く事に。

先生から、信じられない告知がありました。

先生がゆっくり静かに真面目に…

らるちゃんにとって良くないご報告をしなければなりません。

…と。

心臓はバクバクがとまりません。

一瞬の間に、手術してもらって、治してもらって…そう考えました。

結果は…

心臓腫瘍でした。

右心房の中に1センチの腫瘍があり

心臓の中なので手術は出来ない…と。

そして、余命は…

1〜3ヶ月です。と言われました。

私はその場で号泣してしまいました。

大人だけど、先生の前だけど、

とても理性なんか働くような状態ではありませんでした。

先生は、

とても辛いと思いますが、この事を何も知らず

これからの限られた日々を過ごして、後悔するより

知った上で、らるちゃんにとってたくさん幸せな日々を過ごさせてあげて、

家族で大切な時間を過ごしていく方が絶対にいいと思います。

と、言われました。

私はハンカチで顔を抑えて泣いたままだったけれど

先生の言葉ちゃんと心に届いたし、その通りだと強く思いました。

今後どうしていくか…。

この、心臓の中に出来る腫瘍は珍しいそうです。

心臓の中なので細胞を採取できず、詳しい病理診断は出来ないそうです。

それがわからないまま、効くかどうかもわからなくて、らるが辛い抗がん剤治療をするか…

それは悩む必要もなく、NOです。

とにかくらるが辛く苦しい事がなく幸せであってほしい。

その事だけは泣きながらでもすぐに強く思いました。

もともと心臓の雑音があったので、年齢的にそろそろ心臓病の薬を飲みましょうか…という頃だったそうです。

その薬は腫瘍とは関係ないそうですが、身体に悪い物ではないし心臓病の薬と、

ステロイドを飲んでいくことにしました。

ステロイドの事はすぐに判断できず、

先生も急ぐ必要はないし、しっかり考えてからでいいと言ってくれたので

一度家に帰り、ちゃんと落ち着いてパパと相談して、やっぱりもらおう。と決めてまた夕方薬をもらいに行きました。

らるはまだ10歳です。

もちろんシニアではありますが、

寿命と考えると、私は早すぎるとどうしても思ってしまいます。

私の両親も早く他界し、

私が愛する人はみんな早過ぎる…

私が愛したらいけないんじゃないか…

そんな事さえ考えると、全て悪い方に考えて

怖くなって、涙が止まらなくなって

数日間は泣けて泣けて仕方ありませんでした。

でも…

私が泣くと、らるが心配して走って来る。

一生懸命顔を舐めてくれる。

パパが言いました。

らるはママが大好きだから、ママの表情をいつもよく見てる。

だからママが泣くとらるがすごく心配するよ。

ママが笑っていると、らるも安心して、らるも嬉しいんだよ。

って。

そう、その通りだ。

私は悲しくて仕方ないけど、

らるに心配かけないように一生懸命笑おう。

ううん、違う。

らるには感謝しかない。

私が辛い時、いつも必ず寄り添って支えてくれた。

母が亡くなった時も本当に助けてもらった。

私はらるにいっぱい恩返ししたい。

らるが大好きでたまらないという事を

もっともっとたくさん、一生懸命伝えたい。

告知を受けた日からあと2日で1ヶ月です。

でも、パパに言葉をもらって気付かせてもらってからは

涙ぐむ事や、心配で心臓がバクバクする事は何度もあるけど

涙を流してはいません。

毎日らるに大好きだよって伝えて

超食いしん坊ならるに、たっくさんご飯もオヤツもあげてます。

新しいおもちゃが好きで、遊び好きならるに

毎日のように新しいオモチャをあげて一緒に遊んでいます。

私の寿命をわけてあげよう！とらるを撫でながら念力も送っているつもりです。

ブログに書こうと思ったのは

らるの思い出を少しでも一つでも残しておきたい。そう思えるようになったからです。

この後どれくらいブログに書けるのか、

そもそもこれ以上書けるのかどうかも自分でもわからないけれど、

今そう思うなら書かないと。

今は今しかないから。

オヤツをねだってキッチンに走り

目で必死にオヤツを訴えてるらる

お皿に何か入れてよ！とお皿に近づいて訴えてる

らる

作戦が成功したらる

一瞬でなくなっちゃって

現実を受け入れられないらる

娘にプーさんのぬいぐるみをもらったらる

気持ちよく寝ていたのに

れのに強引に寄り添われ顎を乗せられても

耐える優しいらる。

白い物に囲まれて擬態化するらるれの

毎日たくさんらるの写真をとっていこう。

私的な感情をこんな長く書き連ねたブログを

もし読んでくださった方がいましたら

本当にありがとうございました。