突然青少年のための大人の短編小説
タイトル「ペニスバンド・ロックンロール」
マルシアはこのユニオンファックにより、龍原砲ナインは落ち着きを取り戻しつつあった。
萎えたままカウパーを垂らすだらしない選手はいなくなり、皆そり立つイチモツの先っちょをギラギラと輝かせながら、そのカウパーを指先でチョロリと拭い、自らの鼻先に丹念に塗りこむ。
「これは・・・」
肩を震わせ、天才プッシーアナライザー・杉浦先輩が下腹部で1人○×ゲームをやりながら叫んだ。
「くるぞ!!」
次の瞬間だった。
龍原砲の両サイドルチャドールがタートルネックを脱ぎ捨て、LOVEマシーンを振り付きで歌い始めた。
それに一瞬気を取られた林、トルネコ両先輩は、躍動するペニスバンドのローションが乾き、判断が鈍る。
そこへその後ろから両サイドヴァージンブレーカーがサイドギャザーを横モレ(オーバーラップの事)させ、一気に龍艦砲ゴール前まで迫った。
「ここだ!」
マルシアはここで得意技・夜の帳を放った。
キャプテンと僕はボールに向かって麻縄を括りつけようとしたが間に合わず、ボールは唸りをあげて龍艦砲ゴールに迫った。
しかし、ここで簡単にゴールを許す程、龍艦砲ヴァージンブレイカー陣はヤワでは無かった。
守備の要の榊原先輩はすぐさまボールに向かい、「リンリンハウスで知り合った女」の態勢に入った。
さらにその後ろでは、レフトサイドヴァージンブレイカー松岡先輩がマタニティ・ブルー満開の表情で相手を威嚇しながら一欠片の牡丹餅をそっと置いた。
「かかったな」
マルシアはニヤリと笑いながら、まるでCMの栄倉奈々のように8×4をしてきた事を思い出した。
「しまった!」
自らが放った麻縄で亀甲縛りになりながら、いち早くこの作戦を見抜いたのはキャプテンだった。
「甘かったな。みっちゃん」
山王丸はそう言うと、そのまま得意技「蟻と太陽と虫眼鏡」の態勢に入った。
必死で戻ったキャプテンだったが、皮肉にも食い込むジュートでアクメに達し、自らの性癖を悔やみながら、軽く痙攣を起こした。
さらには両サイドアタッカーがキャプテンを徹底スワッピング(相手の進路を塞ぐ事)した事で、センターヴァージンブレイカー榊原先輩が山王丸に向かわざるを得なくなり、ショットガン・マリッジの影響で遅れてきたマリッジ・ブルーの最中にいた松岡先輩は動く事すらできず、センターアタッカーの魔界5号が完全フリーになった。
山王丸の「蟻と太陽と虫眼鏡」はフェイントだった。
ボールを空振りすると同時に、4日間入れっぱなしのタンポンを抜き、それをメトロノームのように振った。
テンポは40~60の間くらいだっただろうか。
しかしながらそれは絶妙で、榊原先輩はそのまま快眠を貪り、アッサリと白状するように夢精した。
「魔界!フリーだ撃て!!!」
山王丸がそう叫ぶと、どフリーの魔界5号は利き腕の右腕で自らの陰茎を覆い、MT車を運転する要領で、1速から一気にトップギアの位置に入れた。
そしてこれが魔界5号の得意技である「ロイ・マカーイ」だ。
天才プッシーアナライザー・杉浦先輩でさえも一歩も動けなかったが、運良くそれはゴールポストに当たり、ルーズボールとなった。
「チッ…実戦の勘がまだ戻らねぇ」
魔界5号はトップギアから3速までギアを落とし、半クラを作りながら悔やんだ。
しかしながらこのボールにいち早く反応したのは、横モレしてきたレフトサイドヴァージンブレイカー・金子だった。
「龍艦砲の穴」と言われていたライトサイドヴァージンブレーカー・城咲を簡単にコンボイし、柔らかい体を生かし、バク転の要領で自らの金玉袋をパピコのようにチューチューした。
「食らえ!これがオレの奥の手だ!」
金子のBとCの間級の繋ぎ技「隠語百人一首」が炸裂した。
態勢を何とか立て直した杉浦先輩は「浄水器販売」で対抗したが、不完全な態勢だった事ではじくのが精一杯だった。
「誰か手切れ金(サッカーで言うクリアーの事)を早く!」
杉浦先輩の声に反応し、夢遊病患者に成り下がった榊原先輩と成田離婚を決意した松岡先輩はフラフラになりながら飛びつく。
しかし次の瞬間、2人のさらに上に影が…
「あぁ!出ますぅ!ウンコでますぅ!!あぁ!もうだめぇ!!らめぇ!!!」
そこには脱脂粉乳250mlを亀頭から注入し、半狂乱の魔界5号の姿があった。
そして榊原・松岡両先輩を吹き飛ばし、魔界5号はアクメに達した。
魔界5号の新技である「マカイビーディーヴァ」が炸裂し、芸術点を含め5点が龍原砲に加わった。
龍艦砲はアッサリと逆転を許してしまったのだ。
「ピー!!!」
さらに、レフェリーがまるでギャグマンガのような腹の壊し方で試合を止めた。
そして、榊原・松岡両先輩が「コンビニで働く元風俗嬢」のファウルを取られ、PK(ペナルティ・クンニ)のピンチを迎えたのだった…
続く。