現金主義の所得計算で節税の続きです。
前回、せどりで古本屋さんをやっている方で使えるのではないかと書きました。
たとえば平成21年から開業された方で
仕入200万円(5,000点 平均単価400円)
売上500万円(3,500点)
在庫 60万円(1,500点 平均単価400円)
経費や所得控除は無視します。
この場合、通常でしたら500万-(200万-60万)=360万円が所得になります。
現金主義で計算すると500万-200万=300万円と60万円少なくなります。
税金は所得税約29万円+住民税36万円で合計約65万円
一方、現金主義だと所得税約20万円+住民税30万円で合計50万円です。
キャッシュの残高は300万円なのに税金は違ってくるんですね。
開業間もない方は在庫を充実させる必要があるでしょうから、このキャッシュをすべて仕入に使ってしまうかもしれません。
その場合キャッシュが0になりますが、通常の計算ですと上記の通り、約65万円の税金を納付しなければなりません。
現金主義なら・・・・納税額は0です。
となるはずですが、詳しくは税理士さんに相談してくださいね。
せどらーの皆さん!
税の仕組みを利用して、在庫を充実させましょう。
現金主義に強い税理士紹介 はこちら