HIKARI NO KATACHI

HIKARI NO KATACHI

TOL STUDIO 湯田剛史の OFFICIAL BLOG

Amebaでブログを始めよう!

2012年5月25日 to 2017年5月25日。

 

TOLS設立5周年。

 

意図して、企んで、緻密に準備して立ち上げた訳ではなく、

「自然な流れ」と考えると、スッと腑に落ちる。

 

この5年間、ひたすら運と縁に恵まれ続けている。

偶然の出会い、偶発的な産物、予期せぬジャストタイミング。

 

それも全て「自然な流れ」。

 

若かりし頃、転職の面接で「湯田君は運が良い?」

という質問に、迷わず「凄く良いです!」の根拠無き自信。

 

その運が今でも続いている。

 

とにかく自然体で、心を整える。

人に左右されず、先ず自分自身が地に足をつけること。

 

時には腹黒く、したたかに、欲を持つ。

なんてことは絶対に無理だね。性に合わない。

 

「自然な流れ」を疑わず、自分の感性と向き合うのみ。

2014年3月8日。

アメブロの最終更新日。

から、2年と10ヶ月。

 

 

ふと、何気なく開いてみたら、

あっという間に1時間。

 

 

自分の記事なのにハマった。

ブログって価値があるのかなと思う。

 

 

不特定多数の人に見られるから、

人目を気にした書き方をしてるけど、

噓を書いてないね。

 

 

自分の書いた文章に感動して

ウルっとくるのは笑えるけど。

我ながらなかなかやるね。

 

 

と言うか、

あの時のピュアなパワーは

どこから湧いてきてたのか。

 

 

独立5年が過ぎ去ろうとしているけど、

凄く丸くなった気がしてならない。

体型も...

 

 

当時は、自信が無くて、

人の目が怖くて仕方なかった記憶。

だから尖ることで保ってた。

 

 

今では、大抵の人と会っても

何とも思わなくなったのはなぜか。

 

 

強くなった!のではなく、

自分の身の丈を知ったわけだ。

 

 

結局自分ができることなんて

数少ないと冷静に受け止めて、

人の力を借りることを知った。

 

 

と、同時に、これは譲れない!

という信念を明らかに得た。

 

 

なんて、たわいもないコトをつらつらと。

過去の自分と対話させてくれる

ブログって凄いのかもね。

 

 

たまには書いてみるかな。

1年ぶりのミラノ。

今回はミラノ郊外での仕事がメイン!
(仕事のことはおいといて...)

てことでいつも良く行く中心地ではなく、郊外のリストランテへ。

「CHARLIE」


レジデンスタイプのリストランテで、
チャイムを鳴らして鍵を開けてもらえないと入れない...

キュートなミラネーゼにお出迎えされて、着席。

先ずは大量で種類豊富なバケット。
で、お決まりのエクストラバージンオイル。
イタリアに通って10年以上経つけど、
オイルを「筆」でバケットに塗るのは初めてのスタイル!


連れて行って下さったイタリア人にこれは作法なのか聞いたら、
イタリアでも珍しい!と。

出だしでちょっと驚かされ。
で、次々と出てくる出てくる....
(写真はグルメブログじゃないので割愛)

海老のフリット5種ソース
鰹のタルタル旬野菜添え
蛸のポテトスープ
海老と帆立のカルボナーラ
パスタカルボナーラナポリ風
サフランリゾット
ティラミス&ドルチェ盛り

完食。

ガス入りミネラルウォーターは大好きな「LAURETANA」。
ピニンファリーナがデザインしたボトルが超セクシーで...
ワインも泡からはじまり料理に合わせて3種類くらい。
(飲めないからちょっとだけ嗜む...)

極めつけは空間。
イタリアと言えばモダン!
それじゃ満足できない...ありふれ過ぎ。
釜を中心に古民家のナポリ風も好きだけど。

じゃなくて、アットホームで、ポップで、でもどこか上品。


暖炉に、オリジナルのアート、色彩、光、
で、シェフをはじめそこに居る「人」。

やっぱりね~!と思う。
結局は「人」で、
本気でお客様に「幸せな時間をおくってもらいたい!」という
もてなしの心があるからこその素晴らしい料理。

こんなレストラン日本で行ったことがない。
スタッフの緊張感がこっちにも伝染してくるから、
グレードが高くなるとなかなか自然体でリラックスできるお店が無い...

こんなに自分自身が自然体でその時間を心底楽しめて、
美味しい料理と空間に囲まれるなんて幸せ過ぎる。

全てに感動。
完璧!

連れて行って下さったイタリアの父?!(笑)に大感謝。
Grazie Mille!!!!!
昨晩お邪魔した銀座KHギャラリーのレセプション。
「黒田アキ『宇宙庭園=コスモガーデン』+小篠弘子」

「世界観が...」とか「感性が…」とか
ありきたりな言葉しか思い浮かばない
自分のボキャブラリーの無さは困ったもの。

目で見て凄い世界が目の前にあることは分かるけど、
アートを肌で感じる感覚は初めて…

色は光の波長で、赤外線は熱として肌で感じることができるように、
アートが放つ色も肌で感じることができるのかもしれない。

目隠しをしてギャラリーに入ってみたくなった。
きっと何かを感じるに違いない。


あと、何と言っても小篠弘子さん。
超越した一流にしか持ち得ない絶対的な自然体。
誰隔てなく接する人柄は喜びに満ちているような…

全然アップしていないブログだけど、
メモリーしたくなる程の時間だった。

お話しできて光栄でした。
Amebaブログのヘッダーを変えてみました。

「HIKARI NO KATACHI」。ヒカリノカタチ。光のカタチ。

2011年3月に開催予定だった幻のイベントのタイトル。
震災の影響で残念ながらイベントは消滅。

このキーワードだけ使われないまま。
せっかくのロゴもお蔵入り...

という事で、ブログのヘッダーに使う事にしました。
今年に入り講演の際にもスライドのヘッダーとして使ってます。

このロゴ...
$HIKARI NO KATACHI

引き気味で見てもらうと、とある光に由来するモノのカタチをしています。
何でしょう??笑

「CHI」の所だけが変形していますね...
そしてその発音は「チッ」。この音からもわかるかも。

そうあれです、火をつける時のヤツ。

「マッチ」。

光の大元は火から来るもの。太陽は正にその火の球であって、
その光の恩恵を受けているのが、我々人類等地球上に生命あるもの全て。

光の本質を綴るブログになれば良いな。