今月はかなり忙しく過ごしています。
2泊3日の弾丸LA。
かの世界的に有名な、オーディション番組
「America’s Got Talent」のオーディションを受けにきました。
アポロシアターとは違って、正式にアメリカに住んでいないと参加できないので、ついにビザを取れた去年の部でエントリー。
本当はNYでのローカルオーディションに参加するつもりでいたのに、日本滞在を延ばしたり、その後戻ってすぐ引っ越し先探しに奔走していてうっかり日程を間違えて受け忘れていた🤮
どうしても受けたかったので、残りの会場のアクセスを調べた上、一番行きやすそうで友達も若干はいる(笑)LAで受けることにしました。
もう少し長く滞在する予定で飛行機取ってあったけど、途中で1周年ライブのブッキングに混乱があって2/10にせざるをえなくなり、
9日LAでオーディション、10日当日にNY戻ってソロライブという
ハードスケジュールに。
オーディション用の練習もだけど
10日用の練習も直前にできないため
7日にLA着後は、リハスタを探して個人練習。
空港。極寒NYから、天国な気候のLAへ
今回のびっくりカルチャーショックは
LAにはリハスタがほとんどないwww
レコーディングスタジオはあちこちあるんだけど
リハ用のスタジオがまじでなくて探すのが大変でした。。
ハリウッドの場所だから、映画音楽をやってる人が多いし、ポップスの業界もこの辺なのでとにかくレコーディングの需要がおおいのはわかるけど、こんなにないものかと。
友達にも助けてもらって無事6-8pmで取れたものの
LAは4時以降の交通渋滞が地獄。
とはいえ、友達も「普段車で20分の距離だし多分45分くらいで着くよ!」というのですぐ予約を取ってUberに乗り込んだのだが
Santa Monicaのカフェから、結果なんと2時間以上かかりました🥶
多車線びっちり大量の車、一瞬しか青にならない信号(笑)
不幸中の幸いで、運転手がとびきりいい人だったのと、乗り合わせた女性が、途中ビバリーヒルズあたりで渋滞にはまって動けない間「右に見えるホテルはプリティウーマンのロケ地で」
とか、プロ並みのツアーガイドをしてくれて、運転手さんも最後、30分以上トイレをがまんしてやばい私のために裏道びゅんびゅん行ってくれて、小高い丘の上からの絶景も見せてくれたりと
それはそれでよい観光になった。
いかんせん2時間以上かかったんで
6時から予約してたけど着いたの7:10分😵
でもスタジオの人たちが超いい人たちで
「じゃあ1時間分の料金でいいよ!10ドルね!」
やすっww
優しいっ😻💕💕
みっちり1時間弱練習し、LAの友達が捕まったので、晩ご飯へ行って語り語りで終了。
Air B&Bで取ったおうちも素敵でステキなレズビアンカップルとわんちゃんがあたたかく迎えてくれました😻
小さいかわいい一軒家😻素敵すぎた。
ココちゃん。私の気功マッサージ一撃でメロメロに。
2日目は、また同じリハスタを2時間予約して自主練。
まじでストレッチ。フライトに、Uberでのlong rideに、体がガチガチなのです。。
リハ後はすぐにまたUberでSanta MonicaのOpen Micに参加しに行きました。
このUberでも珍事発生!笑
Uberって、全車と顧客がシステムで繋がってて、アプリでルートやマッチングなんかが全部機能してるんですが、乗ってすぐ、なぜか運転手のスマホが突然充電切れに😵
システム使えないとなんとも動けなくて
そのまましばらくストップ。
私の充電器をかしてあげたけど、「ちょうだい」と言われて(笑)
「あげたいところだけど私の電話も死にそうだし私LAのことなんもわからないから友達と連絡取れないと困るから無理だよ😭」
の攻防戦。
私のUberアプリを頼りに次の人をだいぶ遅れてピックアップして、グーグルマップで私の目的地へ運んでくれました(笑)
「もう今日はこれで仕事おしまいにするわ!このあと帰る😂」
という陽気なおっちゃんと、親切な女性のおかげでこのライドも結果ファンキーな感じでした。
そして、LAではそうそうないOpen Micをやってるお店は「UnUrban Coffee House」
ステキな雰囲気です。食材はオーガニック。
この右側にふるーい現役引退したかんじのおじいちゃんアップライトピアノが。
その横に、ベースを立てかけた人が座ってて
「ピアノ弾いたら?」と声をかけてくれたので
てっきりOpen Micにきてる人なんだと思ったら
全くそんなこと知らずに来てて
しかも、NY Brooklyn出身のミュージシャン・サウンドクリエイター・マスタリングエンジニアさんで、映画音楽メインのスタジオを運営してるとのことでびっくりしました。
NYでプレイヤーとかインディミュージシャンがうようよいるのと同じ感じで、LAには映画関係で働いてる人がそこらじゅうにうようよみたいな感じです。
とはいえすごい偶然繰り出してくるよなあ神さま。
音楽の話、ポップ業界のいろいろな話に夢中になるうちに、NYの友達から紹介されて初めて会うシンガーのAyakaちゃんとその彼氏も合流。
前日会った友達も合流して、たくさんのミュージシャンもじゃんじゃか集まり、Open Micスタート!!
NYとはまた全く違って面白かった。
個性豊かなステキなミュージシャンに出会えました。
名前を書いた札をバスケットに入れ、ホストがランダムでピックアップしていくんだけど
ラッキーなことに割と早めに呼んでもらえた。
でもその時、私より先にパフォーマンスしたラッパーの人に感想を伝えていて、呼ばれたのに気づかず
「Shihori? Shihori!?」
はっ!?
「はいっ!!🤚」
ってめっちゃ無意識に日本語で手を挙げて大声で返事してしまい、会場爆笑。私赤面ww
恥ずかしいwww
みんなステージ上だったんだけど
私はやっぱりピアノが弾きたくて、優しいエンジニアさんが快くマイクをセッティングしてくれました。
MC、からの
「キミノウタ」(英語版)
そして
新曲のバラードとゴスペルな曲と迷ってるんだけどどっちがいい!?って聞いたら
ダントツ「ゴスペル」だったので
Angel を弾き語り。
この10分ちょいの時間が本当に魔法のようにステキでした。
店内にいる人全員が、時が止まって吸い込まれるように私の世界に引き込まれていて
店の外からもたくさんの人がじっと覗き込んでいました。
素晴らしく心が満たされる瞬間。
そして、私が7歳の時に「歌手になる!」って曲を作り出したのは、同じ感じの瞬間を目の当たりにしたのがきっかけだった。
世界とつながる感覚。
心と心がつながる感覚。
幸せ😻✨✨✨
終わると、大歓声、そしていろんな人が声をかけにきてくれました。
人づてにこんな手書きのラブレターもいただき感動!!
店の外からのぞいてた一人だったみたいです。
帰り際に、その人とも話せたのですが
「君は僕たちが心のどこかで渇望しているのにずっと得られなかった、でもこれが欲しかった!というものを出しているんだ。
君の演奏を聴いていて、OMG!これをただで聴いてるなんておかしいぞ、何か払いたい、何か返したい!!ってとにかく思って、それで手紙を書いたんだ。」
って話してくれて、
それはまさに私が人生を通じてやりたいと思ってる目標の本質そのものだったので、涙が出そうなくらい響いた。😭💕
NYというアメリカでも特に熾烈な環境で1年間いろいろ考察して戦略を練ってきたんだけど
NYは特殊すぎると聞くので、ほかのアメリカ一般で自分がどういう風に見えるのかな?という疑問はあったんです。
このOpen Micでは、NYよりもよりナチュラル?なアメリカの反応が見れたような気がして、非常に有意義で励まされました。
アメリカでこれから戦おうと思っている自分のアイディアが、これはいけそうなんじゃないかという根拠のあたらしいピースをもらえました。
LAは時差がさらに3時間、NYより遅いので
10時頃に家に着いた時には普段なら1時。
睡眠不足と疲労でぐったりしつつの、充実した前半でした。