日曜日の話にさかのぼりますが
せっかく家の環境がぐっとよくなり
引きこもるのにばっちりなんですけど（笑）
マンハッタン、ミッドタウンへのアクセスも超良くなったので
いろいろまたショーなんかもみあさってみよう！
と思い
「今日なんかないかなー？」
とFacebookのイベント機能で適当にしらべて見つけた、NY最大級のベニュー「マディソンスクウェアガーデン」での、Josh Grobanという人のコンサート。
マディソンスクウェアといえば
日本のアーティストが武道館！！とか目指すような感じで、人生でいつか立ってみたい夢のステージ！！！
というのを聞くので
「へー」とは思ってたんです。
んで
このアーティストさんは知らないけど
ゲストにイディナメンゼルが！！！
イディナといえば、Let it Goの本家だったり
私も人生でかなり影響を受けた伝説のブロードウェイミュージカル「RENT」のオリジナルキャストでモーリーン役だったり。
あと、ドラマ 「glee」で主人公、レイチェルベリーの産みの母役でも有名です。
それが決め手で、急遽チケットを買って
フラッと人生初のマディソンスクウェアに。
なんかこの
フラッとマディソンスクウェアのコンサート、とか
っていう感じがNYぽい。
こういう感じで、人々は、てきとうにふらっと知らないアーティストのライブにたまたま足を運んだりする、っていうのがよく起こる街で
それですごく運がいいと
突然たまたまビッグな人に見つかってバーン！
みたいなのがあるのも
NYあるある
それで「アメリカンドリーム」っていうのがまだまだリアルに存在するということなんです。
さて、ドキドキ初のマディソンスクウェア。
思ったよりかなりでかいぞ！！
カメラに収まりきらない。
そして、全然観客の収容がおいついてないのにもうショーがスタートしていて（笑）
前座的に誰か女性歌手が歌っている。
新人歌手をOAにとかかと思ったら
それがイディナメンゼルでおいおいおい😳ww
イディナが前座扱いってどういうこと（笑）
と仰天。
しかしイディナの生歌ががっつりソロで聴けるなんてラッキー！！！
と思いつつ、結果ほぼ1時間近く歌ってました。
後半は 攻めたアレンジの Let it Goでぐっと盛り上がり
これで終わりかとみんながおわったくうきから
RENT無双！！
これにはさすがニューヨーカーたちみんな大熱狂！！私も発狂しながら号泣しながら歌いました。
(離婚問題真っ只中でマジで死にかけてた2009年に友達がブロードウェイ来日公演に連れて行ってくれて、なんども通っては本当に救われた特別な作品だったので、、こみあげてしまう。)
最後に Wicked のDefine Gravityを歌って、大満足の、カテゴリーが謎だけど1時間弱のオープニングアクト的なイディナのステージが終了。
そして30分近くの休憩を挟んで(構成が日本ではだいぶありえないwww)
やっと主役のJosh Grobanが登場！
何も知らずに行って、イディナをOA扱いとはいったい誰なんだー！
と思ってたけど
登場してもう一瞬で
すみませんでした🙏🙏🙏
と、謝罪せざるを得ない
素晴らしい実力と、メッセージや、カリスマ性のあるアーティストさんでした😳✨✨✨
巨大すぎてイディナですら、モニターではバーンと映っててもステージ上の一体どこにいるんだ？？
とだいぶ探さないと、遠い私の席からは見えないほどの会場のでかさだったんだけど
彼の姿は肉眼でもずいぶんダイナミックにみえて
オーラのサイズがでかいんですね。
驚愕しました。
しかも、衣装です、って感じの衣装じゃなくて
ちょっと家からふらっと来ました、くらいの地味でラフな普段着みたいなシンプルな衣装
なのにもかかわらず、あの華やかなオーラは逆にギャップがずるい。
私と同年で、17歳から大舞台で活動している超ベテラン、、というのがうなずけるクオリティ。
クラシックベースの、ポップス。
歌手の人なのかと思ってたら
メッセージが本当に強くて
どうやら曲も自分で書いている。しかもいい！！
最近の私が嫌いな退屈ループの(本音ごめんなさい🙏)アメリカンポップの感じじゃなくて、しっかりしたメロディと音の構成。
最初から超絶素晴らしいおじちゃんピアニストがグランドピアノをずっと弾いてたのが
後半演出の暗転明けで、すげえ超絶なピアノソロやなー！！！！
と思いきや
明るくなってみたら、おじちゃんじゃなくて
Josh本人がピアノじゃんじゃか弾いてるのww
弾き語りになっても歌もピアノも全くクオリティ落ちない。
ちょちょちょちょ！！！
うますぎるからwww
神様何物与えちゃう系！？！？www
と全力ツッコミをしたくなるほどに
非の打ち所がないすごい才能の人でした。
人柄もなんとも魅力的だしなあ。
自分であんな弾き語りできるくせに、前半はあの卓越したおっちゃんに弾かせて、後半急に「はーい実は僕でしたー🐥」の演出も、ずるいよねえ。
何物与えるのっていう点で言えば
長身ですらっとしてるけど、ぱっと見フツメン(メガネにヒゲボーボー) で
よく見ると、ん？
おなかぽっこりしてない？（笑）
くらいなところ。それもいい具合に親近感を演出してる気がするのだが。
いやーー、たっぷりだったし
アメリカでの巨大コンサートは初めて観れたし
自分がステージに立つイメージトレーニングもさせてもらえて、ステキなアーティストを発見できて、最高の日曜夜だったなあ。
ちょっとこういう習慣をコンスタントに取り入れるのも、新しい目標です。
まずはできるだけ「いたい場所」の空気に行くことがとても大事なのです。
しほり
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